坐骨神経痛?左下半身に痛みが広がる・・・
2024年08月13日
坐骨神経痛で下半身ひ痛みや違和感が広がっている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。こちらの記事では、実際に坐骨神経痛の症状でお悩みの方に対して当整骨院で行ったアプローチ方法や施術後のお身体の変化についてご紹介させていただきます。
全ての方に効果的な施術を心がけておりますが、坐骨神経痛に対する治療効果は個人差があります。しかし、これまで何をしても違和感や下半身に広がる痛みや痺れが改善しなかった方は、諦めずにお気軽に当整骨院までご相談ください。
では、早速本題である坐骨神経に対するアプローチと治療後の患者様のお身体の変化についてご紹介させていただきます。
坐骨位神経痛の症状とお悩み|江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院
【年齢・性別】
50代・女性
【症状】
坐骨神経痛・左下半身の痛みと違和感
【お悩み】
約半年前から左下半身に痛みと違和感が出てきた。整形外科に行き検査を行うも『坐骨神経痛ではないか?』という診断が出て、2ヶ月間通院するも下半身の痛みや違和感に変化が出ず辛い毎日を過ごしている。
数日前から症状がさらに悪化し、サモーナスポーツ整骨院に来院する数日前から動くことも困難になってしまった。家族から助けてもらうこともできないので、荷物の移動を無理に行った結果さらに左下半身の痛みが悪化してしまった。という状態でした。
大島駅前サモーナスポーツ整骨院にお越しになった際は、整骨院のドアを開けることも難しく、少しでも身体に力を入れただけでも左下半身に痛みが広がり力が入らなくなってしまう。
月末にあるライブイベントにどうしても参加したく、なんとかしてほしい・・・という状態で当整骨院にお越しになりました。
整形外科では、腰部椎間板ヘルニアなどの診断は受けていないとのことでした。しかし、下半身に広がる痛みや脱力感からヘルニアの疑いもあるので、ヘルニアの症状も視野に入れながら検査や評価、治療をしました。
お身体の症状に対する検査・評価|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院
整形外科で目立った診断を受けていなかったことから、坐骨神経痛やヘルニアのような症状が出ている局所的な問題だけが原因である可能性は低いと判断しました。
姿勢や骨盤、背骨の状態、関節の柔軟性、筋力など様々な視点から検査・評価を行う必要があると判断し、その旨を患者様にご説明をし、ご理解をいただいた上で全身の検査・評価を行わさせていただきました。以下に詳細の検査・評価の結果を記載させていただきます。
【お身体の状態】
◯立位評価
・跛行あり
・前屈 : 指先が大腿部の高さまで
・腰部後屈 : ほぼ不可
・回旋 : 特に右回旋制限が強い
・反り腰
・トレンデレンブルグ兆候:陽性
◯理学検査
・ニュートンテスト(+)
⇨仙腸関節に問題がある可能性あり
・FNS(-)
・SLR(+)
⇨ヘルニアの疑いあり
・ラセーグ(-)
・Kボンネット(-)
・腱反射(-)
・知覚鈍麻(-)
◯タイトネステスト
・腸腰筋
・大腿四頭筋
・ハムストリング
・下腿三頭筋
◯MMT
腸腰筋と中臀筋は力を入れると痛みが出る。
(足関節背屈は人生でやったことがないためできないと強く訴えたため測定不可能。)
◯歪み検査
・左上前腸骨棘下方偏位
・左坐骨位結節下方偏位
・右下肢短縮
【施術内容】
・骨盤矯正
・ハイボルト
・生活指導
代表的な検査や評価を記載させていただきました。判明した根本的な問題に対して一つ一つ丁寧にアプローチすることが大切です。痛みが出ている部分に対するアプローチを行っていてもなかなか痛みの改善や軽減がいられなかった場合は、痛みが出ている部分痛みに対して治療を行うことが非常に大切です。
施術後の痛みの変化|江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院
骨盤矯正で骨盤の左右差は解消。
その後、腰椎椎間の神経、中殿筋、腸腰筋に対してハイボルト治療を実施。その結果、立位と歩行時の左下半身の痛みが消失。
最終的に際における痛みが残存していたため、腹斜筋、広背筋に対しハイボルト治療を実施。結果して際における痛みも消失。
日常的にソファに座ってスマートフォンを操作する習慣がある。特に柔らかいソファに座ると腰椎に負担がかかり、神経を圧迫し下半身に痛みや違和感が広がる可能性が高いため、ソファに座ることを控え、高めの椅子や立位で過ごすなど腰椎への負担を軽減する生活を指導しました。
患者様自身もソファでの生活が長くなってから腰や下半身の不調が増えたという自覚がありました。
患者様への注意事項|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院
一度の施術で痛みが大幅に軽減、消失しても根本的に身体の問題が解決したわけではありません。一度の治療で魔法のように痛みがなくなることは多々ありますが、根本的な問題の多くに姿勢不良や日常生活での負担、運動不足による筋力低下、関節の柔軟性の低下などがあります。
これらの問題は、一度のマッサージや整体、骨盤矯正で改善される問題ではありません。適切な頻度、適切な期間治療を行うことで改善される問題です。
坐骨位神経痛による痛みだけでなく、腰痛、肩こり、膝の痛みなど多くのお身体の痛みやトラブルを改善するために『治療の頻度・期間』は非常に大切な考え方ですのでご理解お願いいたします。
痛みを繰り返さないためにも大切な考え方です