サモーナスポーツ整骨院スタッフ スポーツ整体×骨盤矯正で痛みの根本から改善へ!

前十字靭帯損傷

このようなお悩みはありませんか?

  • 受傷時に「ブチッ」「プチッ」という音がした
  • 受傷直後から膝が急に腫れ、曲げ伸ばしができない
  • 階段の下りや方向転換で「膝が抜ける」ように感じる
  • 歩くとガクッと崩れる・踏ん張れない
  • 安静にしていても痛みや腫れが強い

膝の前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament:ACL)は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ4つの主要な靭帯のひとつです。膝関節の安定性を保ち、特に脛骨が前方へずれる動きを防ぐ働きをしています。

日常生活では階段の上り下りやしゃがみ動作などで支えとなり、スポーツではジャンプや切り返しなどの場面で重要な役割を果たします。

ACL損傷は、ジャンプの着地・急な方向転換・急停止といった動作で発生することが多く、サッカー、バスケットボール、バレーボール、スキーなどの競技中によく見られます。特に女性アスリートは、膝の形状や筋力バランスの影響で発生率が高いことが知られています。

🔹ACL損傷が起こる瞬間のメカニズム

受傷の瞬間、多くの人が「膝の中でブチッと音がした」「膝が外れたような感覚があった」と表現します。

これは膝が内側に入りながら(ニーイン)内旋し、同時に脛骨が前方へ滑ることで、靭帯が過度に引き伸ばされ断裂してしまうためです。

スポーツ中に相手との接触で起きる「接触型」のほか、自身の動作だけで発生する「非接触型」も多く、特に後者はフォームの崩れや筋肉の使い方のアンバランス、疲労などが関係しています。

🔹ACL損傷の放置リスク

前十字靭帯が切れると、膝関節の前後方向の安定性が失われます。その結果、「膝が抜けるような感覚」や「踏ん張れない」といった不安定感が残り、スポーツや日常動作に支障をきたします。

放置してしまうと、半月板損傷や関節軟骨の摩耗を引き起こし、将来的な変形性膝関節症のリスクが高まることもあります。そのため、受傷直後に正確な評価を受け、早期にリハビリを始めることが大切です。

江東区大島駅・住吉駅周辺にあるサモーナスポーツ整骨院では、スポーツでの膝のケガやACL損傷に対して、柔道整復師が一人ひとりの症状を丁寧に評価し、回復までの最適なサポートを行っています。

ACL損傷(前十字靭帯損傷)の主な症状

前十字靭帯(ACL)損傷は、受傷直後から慢性期にかけて症状の現れ方が大きく変化します。ここでは「受傷した瞬間」「数時間後」「数日〜数週間後」に分けて、その特徴をわかりやすく説明します。

🔹受傷直後の特徴:「ブチッ」という音と激痛

ACLが断裂する瞬間、膝の中で「ブチッ」「プチッ」といった断裂音を感じることがあります。これは実際に靭帯が切れた際の感覚で、同時に激しい痛みを伴うことが多いです。多くの方はその場でしゃがみ込み、立ち上がれなくなるほどの痛みを訴えます。

また、受傷直後は**膝の内部出血(関節血腫)**が急速に進み、数時間以内に膝がパンパンに腫れて熱を持つのが特徴です。

🔹数日後の症状:「腫れ」と「不安定感」

腫れがピークを過ぎると、痛み自体は徐々に落ち着きます。しかしこの段階で、「膝がグラつく」「力が入らない」「階段の下りで抜けそうになる」といった関節の不安定感が現れます。これはACLが切れていることで、膝関節が前後方向にズレやすくなっているためです。

また、半月板や他の靭帯(内側側副靭帯など)を同時に損傷しているケースもあり、その場合は痛みが長引いたり可動域が制限されたりすることもあります。

🔹慢性期の症状:「膝が抜ける」感覚と再受傷リスク

痛みや腫れが落ち着いても、「膝が抜けるような感覚」が残るのがACL損傷の厄介な点です。特に方向転換や段差の昇降などで膝がガクッと崩れることがあり、これは膝の不安定性が続いているサインです。

この状態を放置すると、半月板や軟骨への負担が増し、膝の変形や再受傷のリスクが高まります。適切なリハビリを行わずにスポーツへ復帰してしまうと、再びACLや他の靭帯を損傷する可能性が非常に高くなります。

ACL損傷の症状は、単なる「膝の痛み」ではなく、時間の経過とともに膝の安定性と機能が低下していく疾患です。少しでも違和感や不安定感を感じた場合は、早めに専門家の評価を受けることが重要です。

江東区大島・住吉エリアのサモーナスポーツ整骨院では、受傷初期の腫れのコントロールから、競技復帰を見据えた段階的リハビリまで、幅広くサポートしています。

他の膝のケガとの違い

膝のケガとひと口に言っても、その中身はさまざまです。

代表的なものには「前十字靭帯損傷(ACL損傷)」「半月板損傷」「内側側副靭帯損傷(MCL損傷)」などがあります。どれも似たようなシーン──例えばスポーツ中に膝をひねったり、着地でバランスを崩したりしたとき──に起こるため、見分けが難しいのが特徴です。

しかし、痛みの出る場所や膝の動き方、腫れ方にはそれぞれはっきりとした違いがあります。ここでは、患者さんから実際によく寄せられる症状をもとに、分かりやすく解説していきます。

🔹ACL損傷(前十字靭帯損傷)

ACL損傷は、膝の中でも中央に近い部分を傷めるケガです。受傷した瞬間に「ブチッ」「プチッ」といった音がして、立ち上がれないほどの激痛を感じる方が多くいます。

その直後に膝全体が急に腫れて熱をもつのも特徴で、関節内に血液がたまる(関節血腫)ため、短時間でパンパンに腫れ上がることもあります。

腫れが引いても、「膝がグラグラする」「抜けるような感覚がある」「急に踏ん張れなくなる」といった不安定感が残りやすいのがポイントです。サッカーやバスケットボール、スキーなど、方向転換やジャンプ動作が多いスポーツで頻発します。

🔹半月板損傷

半月板は、膝のクッションのような役割を果たす軟骨組織です。損傷すると、膝の奥の方で**「何かが引っかかる」「中でコリッと鳴る」**といった違和感が生じます。

特にしゃがむ・正座する・階段を下りるなどの動作で痛みが出やすく、時には膝が途中で動かなくなる「ロッキング現象」が起こることもあります。

受傷直後は軽い痛みだけでも、数日後に腫れや動かしづらさが増すことがあります。ACL損傷と一緒に発生することもあり、放置すると軟骨へのダメージが進行して、膝関節の変形を招くケースもあります。

🔹MCL損傷(内側側副靭帯損傷)

MCL損傷は、膝の内側に強い痛みが出るのが特徴です。多くはラグビーやサッカーなどで、外側からタックルを受けた際に発生します。

受傷直後は内側を押すと強い痛みがあり、伸ばしたり体重をかけたりするとズキッとした痛みが走ります。腫れは軽度〜中等度で、膝の外観に大きな変化はないこともあります。

ACL損傷と比べると「膝が抜けるような感じ」は少ないですが、放置すれば内側の安定性が失われ、歩行や階段動作で違和感が残ることがあります。

🔹見分け方のポイント

ACL損傷は「音がしてすぐに腫れる」「膝が抜ける感覚がある」、半月板損傷は「引っかかる」「動かすとコリッと鳴る」、

MCL損傷は「膝の内側がズキズキ痛む」「ぶつけた後に内側を押すと痛い」──

このように、痛みの出るタイミングや部位、膝の動かしづらさで見分けることが可能です。

ただし、これらのケガは複合して起こることも多く、自己判断では正確な見極めが難しいのが現実です。

整骨院では、徒手検査(動かして確認する検査)や超音波(エコー)による画像評価などを行い、損傷の種類と程度を明確にしていきます。

江東区大島・住吉エリアのサモーナスポーツ整骨院では、スポーツ現場での実例や臨床経験をもとに、膝の痛みの原因を丁寧に分析します。必要に応じて整形外科との連携も行い、患者さま一人ひとりに最適な施術・リハビリプランをご提案しています。

検査・診断の流れ

膝の前十字靭帯(ACL)損傷を疑う場合、まず理解しておくべきことは、整骨院では確定診断はできないという点です。

整骨院で行えるのはあくまで応急的なサポートであり、損傷の有無や程度を明確に判断するためには、必ず整形外科での検査が必要となります。

ここでは、実際にACL損傷が疑われる際の流れを、わかりやすく紹介します。

🔹整骨院での応急処置と初期対応

ACL損傷の疑いがある方が来院された場合、整骨院で最初に行うのは「診断」ではなく応急対応です。

受傷直後の膝は腫れや炎症が強く、無理に動かすことで損傷が悪化することもあるため、初期対応は慎重に行います。

主な処置としては次の通りです。

  • **RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)**で炎症を抑える
  • 腫れや熱感、皮下出血の確認など視診・触診による状態把握
  • 軽度の安定性チェック(強い可動は行わず、痛みの範囲内で)
  • 固定具や松葉杖の使用指導による患部保護

これらの対応は、あくまで「悪化を防ぎ、整形外科へ安全に受診できるようにするためのもの」です。

当スポーツ整骨院では、ACL損傷が疑われる場合、原則として速やかに整形外科を受診していただくようご案内しています。

必要に応じて、提携医療機関への紹介も行い、診断・治療までの流れをスムーズにサポートします。

🔹整形外科での検査と確定診断

整形外科では、ACL損傷の有無や損傷範囲を確認するために、次のような検査を行います。

  • X線(レントゲン)検査:骨折や剥離骨折など骨の異常を確認
  • MRI検査:靭帯の断裂や伸び、半月板・他の靭帯損傷の有無を詳細に確認

特にMRIは、ACL断裂を確定するために欠かせない検査です。整骨院ではこの画像検査は実施できないため、必ず整形外科での検査が必要となります。診断結果をもとに、保存療法か手術療法かの治療方針が決定されます。

🔹診断後の治療と整骨院の役割

整形外科で治療方針が決定した後、整骨院では回復期やリハビリ期のサポートを担います。手術を受けずに保存療法を行う方の場合は、膝周囲の筋力を維持しながら、可動域や安定性を回復させる運動療法を実施。

一方、手術後の方には、再受傷を防ぎながら段階的に競技復帰を目指すリハビリを提供します。

サモーナスポーツ整骨院では、整形外科と情報を共有しながら、医師の指示のもと安全な運動再開をサポートしています。患者さまが「痛みが取れた」だけで終わらず、「再び安心して動ける身体」を取り戻せるように、長期的な視点で支援します。

ACL損傷は、診断を誤ると後遺症や再発につながるリスクが高いケガです。まずは整形外科で正確な検査を受け、その後に整骨院でリハビリ・再発予防を行うことが、最も安全で確実な回復への道です。

江東区大島駅・住吉駅近くのサモーナスポーツ整骨院では、医療機関との連携を通じて、受傷直後から復帰までを一貫してサポートしています。

前十字靭帯損傷の検査・診断の流れ|Q&A方式でわかりやすく解説!

ACL損傷を疑う場合、多くの方が「まずどこへ行けばいいの?」「整骨院でも診てもらえるの?」と不安を感じます。

ここでは、整骨院と整形外科のそれぞれの役割を分かりやすくまとめ、受傷直後から診断までの流れをQ&A形式で整理しました。

Q1:ACL損傷かもしれないとき、最初に行くべき場所は?

結論から言うと、まず整形外科を受診することが最優先です。ACL損傷は靭帯の断裂や半月板損傷などを伴うことが多く、正確な診断にはMRI検査が欠かせません。

MRIは整骨院では実施できないため、レントゲンやMRI設備を持つ整形外科で検査を受けることが確定診断への最短ルートです。

一方で、受傷直後に強い腫れや痛みで動けない場合は、整骨院で応急処置を受けることも有効です。

サモーナスポーツ整骨院では、RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)や固定、松葉杖の使用アドバイスを行い、患部を悪化させず安全に医療機関へつなぎます。

Q2:整骨院ではどんな対応ができるの?

整骨院では、初期の応急対応と回復期のリハビリサポートが可能です。ただし、整骨院では「診断(医師法に基づく確定診断)」は行えません。サモーナスポーツ整骨院では、以下のようなサポートを行っています。

  • 腫れ・炎症を抑えるためのアイシングと圧迫固定
  • 安全に歩行するための補助具(サポーター・松葉杖)の使用指導
  • 提携整形外科への紹介サポート

受診後、医師の診断結果に基づいて、整骨院でのリハビリ・運動療法へスムーズに移行することができます。

Q3:整形外科ではどんな検査をするの?

整形外科では、ACL損傷の確定診断を行うために以下の検査を実施します。

  • レントゲン検査(X線):骨折や剥離骨折の有無を確認
  • MRI検査:ACLの断裂・部分損傷・半月板損傷など、靭帯や軟部組織の状態を詳細に確認

MRIは靭帯の線維一本一本の状態を映し出すことができるため、ACL断裂を確定する唯一の検査です。この検査結果をもとに、保存療法(リハビリ中心)か手術療法(再建手術)かの判断が行われます。

Q4:診断後、整骨院でできることは?

整骨院では、整形外科の診断後に始まるリハビリ期を中心にサポートします。手術を行わない場合は、膝の安定性を取り戻すための筋力トレーニングや可動域改善を実施。

手術を受けた方の場合は、術後の経過に合わせて再受傷を防ぐための段階的リハビリを行います。

サモーナスポーツ整骨院では、整形外科と情報を共有しながら、医師の指導のもとでトレーニングや動作指導を行っています。

「治す」だけでなく「再び安心して動ける身体づくり」までサポートするのが当院の特徴です。

Q5:自己判断で放置するとどうなる?

ACL損傷を放置すると、膝が不安定なまま生活することになり、半月板や軟骨がすり減るリスクが高まります。

結果として、早期に変形性膝関節症に進行するケースも少なくありません。

軽い痛みや違和感でも、「ブチッと音がした」「膝が抜けるような感覚がある」と感じたら、早めに医療機関へ相談してください。

江東区大島駅・住吉駅周辺のサモーナスポーツ整骨院では、整形外科との連携体制を整え、受傷直後から競技復帰まで一貫したサポートを提供しています。

応急処置と受診のタイミング

膝の前十字靭帯(ACL)損傷は、受傷直後の数時間〜数日の対応が、その後の回復に大きく影響します。

「少し痛いけど歩けるから大丈夫」と放置してしまうと、炎症が悪化したり、他の靭帯や半月板まで損傷が広がることもあります。

ここでは、ケガをした直後に取るべき応急処置と、受診のタイミングをわかりやすく解説します。

🔹受傷直後にやるべき応急処置「RICEの原則」

ACL損傷が疑われるときは、まず動かさず冷やすことが基本です。

スポーツ現場でも医療現場でも、最初に行うべき対応が「RICE処置」と呼ばれる方法です。

  1. Rest(安静)

    無理に立ち上がったり、歩こうとしたりしないでください。膝が抜けるような感覚がある場合、靭帯の断裂が起きている可能性があります。体重をかけることで損傷が進行することもあるため、座る・寝かせるなどして安静を保ちます。
  2. Ice(冷却)

    患部を氷や保冷剤で冷やし、炎症と腫れを抑えます。1回15〜20分を目安に、直接肌に当てずタオルを挟んで行いましょう。冷却の目的は「痛みの緩和」と「内出血の拡大防止」です。
  3. Compression(圧迫)

    包帯やテーピングで軽く圧迫することで、関節内の出血や腫れを抑えます。ただし、きつく巻きすぎると血流障害を起こすため注意が必要です。
  4. Elevation(挙上)

    横になって脚を心臓より高く持ち上げ、血液の滞りを防ぎます。枕やクッションを使って軽く膝を高くするだけでも効果があります。

このRICE処置をできるだけ早く行うことで、腫れや痛みを最小限に抑えることができるため、スポーツ現場でも非常に重要な対応です。

🔹やってはいけない行動

ACL損傷の疑いがある場合に、次のような行動は避けてください。

  • 「歩けるから」と自己判断で帰宅してしまう
  • 温泉や風呂などで患部を温める
  • 痛みを我慢してストレッチやトレーニングを再開する
  • サポーターや湿布だけで様子を見る

これらは炎症を悪化させ、靭帯や半月板の二次損傷を招く原因となります。特に、温めたり動かしたりする行為は、出血と腫れを増やすため厳禁です。

🔹整形外科を受診すべきタイミング

以下のような症状がある場合は、できるだけ早く整形外科を受診してください。

  • 受傷時に「ブチッ」「プチッ」という音がした
  • 受傷直後から膝が急に腫れ、曲げ伸ばしができない
  • 階段の下りや方向転換で「膝が抜ける」ように感じる
  • 歩くとガクッと崩れる・踏ん張れない
  • 安静にしていても痛みや腫れが強い

これらは、ACL断裂の典型的な症状です。整形外科でMRI検査を受け、靭帯損傷の有無を確認することが必要です。

サモーナスポーツ整骨院では、これらの症状を確認した段階で、速やかに整形外科への受診を案内しています。

🔹整骨院でのサポートの流れ

整形外科での診断後は、整骨院でのリハビリ・再発予防プログラムが重要になります。

サモーナスポーツ整骨院では、整形外科での診断結果をもとに、

  • 腫れ・痛みの軽減を目的とした物理療法
  • 大腿四頭筋やハムストリングスの安定化トレーニング
  • 競技復帰を見据えた機能的リハビリ

などを段階的に行い、再び「安心して走れる膝」へと導くことを目指しています。

膝をひねって強い痛みや腫れを感じたら、まずは「冷やす・動かさない」を徹底し、できるだけ早く整形外科へ。

その後の回復サポートや再発予防には、江東区大島駅・住吉駅周辺のサモーナスポーツ整骨院が全力でサポートいたします。

よくある質問(FAQ)|前十字靭帯損傷(ACL損傷)

Q1:膝を痛めても歩けるのですが、ACL損傷の可能性はありますか?

はい。歩ける=軽症とは限りません。ACL損傷の中には、完全断裂ではなく「部分断裂」のケースもあります。この場合、一時的に膝の痛みが軽くなっても、数日後に腫れや「抜けるような感覚」が出ることがあります。

また、筋肉が代わりに膝を支えているため、初期段階では「歩ける」と錯覚してしまうこともあります。もし受傷時に「ブチッ」「プチッ」という音を感じた、もしくは急な腫れがあった場合は、早急に整形外科を受診してください。

Q2:ACL損傷は必ず手術が必要ですか?

すべてのケースで手術が必要というわけではありません。部分損傷や、日常生活で大きな不安定感がない場合は**保存療法(手術をせずにリハビリで回復を目指す方法)も選択肢の一つです。

ただし、スポーツ復帰を希望する場合や膝の安定性が大きく損なわれている場合は、再断裂や他部位の損傷を防ぐために手術療法(再建術)**が推奨されることもあります。整形外科でMRI検査を受け、医師と相談の上で最適な方法を選びましょう。

Q3:手術をした場合、どれくらいで運動に復帰できますか?

ACL再建術を受けた場合、目安として6〜9か月程度で競技復帰が可能になることが多いです。

ただし、「走れる=完全復帰」ではありません。

術後3か月までは関節可動域と筋力回復、6か月以降はジャンプ・方向転換などの動作訓練を行い、最終的には「再発を防げるフォーム」まで整えて初めて競技復帰と判断されます。

サモーナスポーツ整骨院では、この復帰までの期間を安全に進めるための段階的リハビリプログラムを提供しています。

Q4:リハビリはどのくらいの頻度で通えばいいですか?

回復期の初期(受傷〜2か月)は、週2〜3回の通院が理想的です。筋肉の萎縮や関節の硬さを防ぐため、継続的な刺激と評価が必要だからです。

その後、痛みが落ち着き動作が安定してきたら、週1回程度のメンテナンスでも効果的です。自宅でのトレーニング指導も行うため、日常生活の中でリハビリを継続しやすいのが当院の特徴です。

Q5:再発を防ぐために自分でできることはありますか?

はい。ACL損傷の再発予防で最も大切なのは、膝が内側に入る(ニーイン)動作を改善することです。自宅でもできる簡単な予防法としては、

  • スクワット時に膝がつま先より内側に入らないよう意識する
  • 片脚立ちで骨盤が傾かないようバランスを取る
  • 太もも・お尻・体幹の筋力をバランス良く鍛える

といった動作改善が有効です。当スポーツ整骨院では、フォーム指導や体幹トレーニングを通じて、再発を防ぐ身体の使い方を身につけるサポートを行っています。

Q6:整骨院と整形外科、どちらに通えばいいの?

どちらか一方ではなく、両方の役割をうまく使い分けるのが理想です。整形外科では「検査・診断・手術判断」を、整骨院では「リハビリ・再発防止・日常動作の回復」を担当します。

この章のまとめ

サモーナスポーツ整骨院では、整形外科での診断内容を踏まえ、医師の指導のもとで施術・運動指導を行うため、患者さまが安心して回復を進められるように連携体制を整えています。

膝のケガは、痛みが引いても「不安定感」や「違和感」が残ることがあります。

ACL損傷後のリハビリは“ゴール=痛みがなくなる”ではなく、“安心して動ける身体を取り戻すこと”です。

江東区大島駅・住吉駅近くのサモーナスポーツ整骨院では、整形外科との連携を通じて、

患者さま一人ひとりの「再発しない膝づくり」を全力でサポートしています。

この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 鍼灸師(国家資格)
  • あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
  • JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
  • NASMフィットネスエデュケーター

プロフィール:

メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。

スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。

現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。