大腿骨寛骨臼インピンジメント

股関節の痛みを感じたとき、

「筋肉が張っているだけかな？」
「年齢のせいかも…」

と軽く考えてしまう方は少なくありません。

しかし、スポーツ愛好者や学生アスリート、デスクワークの多い社会人の中には、**「大腿骨寛骨臼インピンジメント（FAI）」**が原因となっているケースも多く見られます。

FAIとはどんな病気？

FAIとは、股関節を構成する骨同士がぶつかり合い、炎症や変形を引き起こす状態のことです。

股関節は「骨盤側のくぼみ（寛骨臼）」と「太ももの骨の先端（大腿骨頭）」がボールと受け皿のように組み合わさる関節ですが、その形状のわずかな異常や繰り返される動作によって、“かみ合わせ”が崩れてしまうのです。

こんな人に多い傾向があります

• サッカー・バスケットボール・陸上競技など、股関節を大きく使うスポーツをしている
• 長時間座っていると股関節が詰まるように痛む
• しゃがむ・足を開く・立ち上がる動作で違和感がある
• 太ももの付け根やお尻の奥に鈍い痛みを感じる

このような症状がある場合、FAIの初期段階である可能性もあります。

江東区・大島駅・住吉駅周辺にあるサモーナスポーツ整骨院では、股関節の痛みに対して以下のような包括的なサポートを行っています。

• 解剖学に基づいた関節評価
• 動作分析による原因の特定
• 再発を防ぐためのリハビリ・運動療法指導

股関節の痛みは「放っておけば治る」ものではありません。この記事では、FAIの原因・症状・診断・治療・予防までをやさしく解説し、「なぜ痛むのか」「どうすれば改善できるのか」を一緒に紐解いていきましょう。

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は、股関節の骨の形状異常や動作の繰り返しによって発生します。正常な股関節では、大腿骨（太ももの骨）の丸い骨頭が、骨盤側のくぼみ（寛骨臼）にスムーズに収まっています。

しかし、以下のような原因によって“かみ合わせ”が崩れ、骨同士がぶつかってしまうのです。

FAIの主なタイプと原因

FAIには大きく分けて3つのタイプがあります。

• ① Cam（カム）タイプ
  大腿骨の骨頭がわずかに変形し、回旋や屈曲動作の際に寛骨臼に引っかかる。特に若年男性アスリートに多く、サッカー・バスケットなどで発症しやすい。
• ② Pincer（ピンサー）タイプ
  寛骨臼（骨盤側のくぼみ）が深く、骨頭を包み込みすぎて衝突が起きる。 中高年女性に多く、骨盤の形や姿勢の影響を受けやすい。
• ③ Mixed（混合）タイプ
  CamとPincerの両方の特徴を併せ持つタイプ。 最も多く見られるタイプで、複雑な動作時に痛みが出やすい。

発症の背景にある要因

FAIは、単なる骨の形だけではなく、生活習慣やスポーツ動作の癖も関係しています。

• 成長期の過度なスポーツ練習（特に股関節を酷使する競技）
• 股関節の柔軟性不足や筋肉のアンバランス
• 骨盤の前傾・後傾姿勢の乱れ
• 体幹や下肢の連動性が崩れたフォーム
• 長時間の座位姿勢による関節の圧迫

こうした要因が積み重なることで、股関節の衝突が慢性化し、関節唇（関節の縁を守る軟骨）が損傷して痛みが出ることもあります。

サモーナスポーツ整骨院からのポイント

江東区・大島駅・住吉駅周辺の患者さまでも、**「股関節が詰まる」「しゃがむと痛い」**という訴えからFAIが疑われるケースは少なくありません。骨の形そのものは変えられませんが、筋肉の柔軟性や動作の改善で衝突を最小限に抑えることができます。

次章では、実際にどんな症状が現れるのかを詳しく見ていきましょう。

症状｜FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）による股関節の痛みと動作時の特徴

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は、股関節の前面や奥の方に痛みや詰まり感を感じることが特徴です。

初期は違和感程度ですが、放置すると軟骨や関節唇（かんせつしん）を損傷し、長期的な股関節障害へ進行することもあります。

代表的な症状

FAIによる股関節の痛みには、次のような特徴があります。

• 太ももの付け根（鼠径部）に痛みが出る
• 股関節を曲げたり、内側にひねる（内旋）と痛い
• 長時間座っていると股関節が詰まるような感じ
• しゃがむ、立ち上がる、靴下を履く動作で痛みが走る
• 運動後に股関節の奥がズーンと重だるい

特に、股関節を深く曲げる「屈曲＋内旋」の動き（例：しゃがむ、サッカーのキック動作など）で痛みが出やすいのが特徴です。

痛みの部位と進行の特徴

FAIによる痛みは、主に**股関節の前側（鼠径部）**に現れますが、進行すると以下のような広がり方を示します。

• 初期：鼠径部の違和感・軽い痛み
• 中期：股関節の奥・お尻の深部まで痛みが広がる
• 進行期：脚を動かすたびに「クリック音」や「引っかかり感」を感じることも

また、関節の動きが制限されることで、

• 歩行姿勢の乱れ
• 骨盤の傾き
• 腰痛や膝の痛みの二次的症状
  
  などが生じるケースもあります。

 スポーツ時によく見られるサイン

スポーツをしている方では、以下のようなサインがFAIの可能性を示唆します。

• キック動作やダッシュの始動で股関節に鋭い痛み
• 練習後、股関節の可動域が狭くなる
• ストレッチをしても改善しない“詰まり感”
• 一定時間立っているだけで違和感が増す

サモーナスポーツ整骨院からのアドバイス

江東区・大島駅・住吉駅周辺でも、FAIによる股関節痛で来院される方の多くが、**「最初は筋肉痛だと思っていた」**と話されます。

痛みの原因が関節そのものにある場合、自己流のストレッチでは悪化することもあります。早めの評価と、関節に負担をかけない動き方の改善が何より大切です。

診断方法｜FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）の評価と画像検査の流れ

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は、見た目では分かりにくい股関節内部の問題であるため、正確な診断には専門的な検査が必要です。

特に、整形外科での画像診断と、整骨院での動作評価を組み合わせることで、より精度の高い判断が可能となります。

医療機関での診断の流れ

整形外科では、以下のような手順でFAIの有無を確認します。

• 問診
  痛みの出る動作やスポーツ歴、発症時期を確認。FAIは特定の動作で痛みが出ることが多いのが特徴です。
• 徒手検査（インピンジメントテスト）
  股関節を曲げながら内側にひねる動作で痛みを再現させる検査。「FAIの典型的なサイン」が確認できるかをチェックします。
• 画像検査
  – X線（レントゲン）：骨の形や関節の隙間を確認し、Cam型・Pincer型などの骨変形を評価。
  – MRI：関節唇（関節の縁の軟骨）や軟部組織の損傷を詳しく確認。
  – CT：骨の立体的な形状を把握し、手術適応の有無を検討する際に使用。

これらの結果を総合して、FAIかどうかを診断します。

整骨院で行う動作・機能評価

サモーナスポーツ整骨院では、医療機関での画像検査と併用しながら、以下のような実際の動作分析を行います。

• 股関節の可動域（屈曲・内外旋）のチェック
• 片脚立ちやスクワットでの骨盤・体幹の安定性評価
• 歩行やラン動作時の骨盤・股関節の連動パターン分析
• 筋肉の柔軟性や筋力の左右差の測定

これにより、「痛みを起こしている根本の動き方」を明確にし、再発防止まで見据えたリハビリプランを立てることができます。

サモーナスポーツ整骨院からのポイント

江東区・大島駅・住吉駅周辺の患者さまでも、「病院で異常なしと言われたけれど痛みが続く」というケースが少なくありません。

FAIは画像で確認できない微細な関節運動の乱れが関係していることも多く、動作評価を併用することでより正確なアプローチが可能です。

必要に応じて整形外科と連携し、安心・安全な評価体制を整えています。

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）の治療は、症状の程度と生活・スポーツレベルによって大きく異なります。

多くの場合は、すぐに手術を行うわけではなく、まず**保存療法（手術をしない治療）**から始めていきます。

保存療法（手術をしない治療）

FAIの初期～中期では、次のような保存療法が中心となります。

• 安静・負荷コントロール
  痛みを誘発する動作（しゃがみ込み、深い股関節屈曲など）を一時的に控え、関節へのストレスを減らします。
• 物理療法（整骨院での施術）
  電気療法・・手技療法などで炎症や筋緊張を緩和し、血流を改善します。
• ストレッチ・リハビリ指導
  股関節まわりの筋肉（腸腰筋・中殿筋・大腿四頭筋など）の柔軟性を高め、関節の動きをスムーズにします。
• 体幹・骨盤の安定化トレーニング
  骨盤の傾きや体幹のぐらつきを整え、股関節のかみ合わせを改善。再発予防にも効果的です。

特に当スポーツ整骨院では、**「痛みを取る」だけでなく「痛みが再発しない身体をつくる」**ことを重視しています。

手術療法（関節鏡下手術）

保存療法を行っても改善が見られない場合や、関節唇損傷が進行している場合には、関節鏡手術が検討されます。

• 骨の出っ張り（CamやPincer部分）を削り、衝突を防ぐ
• 損傷した関節唇を縫合・修復する
• 最短2〜3日の入院で行うケースもあり、リハビリを経て復帰を目指す

ただし、手術後も再発防止には正しい動作・姿勢の習得が欠かせません。術後リハビリを怠ると、再び痛みが出るケースもあるため注意が必要です。

サモーナスポーツ整骨院からのアドバイス

江東区・大島駅・住吉駅周辺でも、「病院で手術を勧められたけれど、できれば保存療法で治したい」という方が多く来院されます。サモーナスポーツ整骨院では、整形外科と連携しながら、症状の段階に応じたリハビリプランを提案します。

患者さま一人ひとりの生活や競技レベルに合わせて、最適な施術とトレーニングを組み合わせていきます。

サモーナスポーツ整骨院でできるFAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）へのアプローチ

サモーナスポーツ整骨院では、FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）による股関節痛の根本改善を目的に、痛みの除去だけでなく、「なぜ痛みが出たのか」「どうすれば再発を防げるのか」に焦点を当てた包括的な施術を行っています。

FAIは骨の形状だけが原因ではなく、身体の使い方や動作のクセが痛みを引き起こす重要な要因です。

1. 解剖学的評価と動作分析

初回では、まず股関節周囲の状態を丁寧に評価します。FAIに特有の「詰まり感」や「可動域制限」がどの動作で現れるのかを確認し、原因を特定します。

• 関節可動域テスト（屈曲・内外旋）

• スクワット・ランジなどの動作分析

• 骨盤・体幹の連動性のチェック

• 筋バランスや柔軟性の左右差の測定

これにより、痛みを引き起こす「根本的な動きの乱れ」を明確にしていきます。

2. 施術：筋緊張を整え、股関節の動きをスムーズに

FAIの痛みは、股関節まわりの筋肉（腸腰筋・大腿直筋・内転筋群など）の過緊張や癒着が関係していることが多くあります。当スポーツ整骨院では以下のような手技を組み合わせて、関節の動きを改善します。

• 筋膜リリース・関節モビライゼーション
  → 骨と骨の間の動きをスムーズにし、関節の圧迫を軽減
• ハイボルト治療
  → 炎症反応を抑え、痛みと筋緊張を緩和
• 骨盤・股関節のアライメント調整
  → 姿勢の崩れや骨盤のねじれを整え、再発リスクを低減

3. 運動療法：再発を防ぐ「動ける股関節」へ

FAIの改善には、「動かせる身体」を取り戻すための運動療法が不可欠です。サモーナスポーツ整骨院では、パーソナルトレーニング要素を取り入れた機能的リハビリを実施しています。

• 股関節周囲筋のストレッチと筋力強化
  特に中殿筋・深層外旋筋群の安定性アップ
• 体幹トレーニングで骨盤の安定化
  プランク、デッドバグ、ブリッジなど
• 動作修正トレーニング（芝トレ）
  スポーツ動作や日常動作を再現しながら、関節の衝突を防ぐ動きを学習

サモーナスポーツ整骨院の強み

江東区・大島駅・住吉駅周辺で、スポーツによる股関節痛を抱える方から多く選ばれる理由は以下の通りです。

• 整骨院とパーソナルジムが併設されており、治療〜リハビリ〜トレーニングまで一貫サポート
• 国家資格者（柔道整復師）による医療的評価と、アスレティックトレーナーによる動作指導の融合
• 再発を防ぐ「根本改善」プログラムの実施

予防とセルフケア｜FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）を防ぐ股関節ストレッチと姿勢改善法

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は、一度症状が落ち着いても再発しやすい疾患です。

そのため、痛みが取れた後も股関節まわりの柔軟性と姿勢のバランスを維持することが非常に重要です。

ここでは、自宅でもできるセルフケアと、日常生活での注意点を紹介します。

1. 股関節まわりのストレッチ

FAIの予防では、「動かしすぎないこと」よりも「動ける範囲を保つこと」が大切です。

以下のストレッチを無理のない範囲で行いましょう。

• 腸腰筋ストレッチ
  片膝立ちの姿勢で、後ろ脚の股関節を軽く伸ばす。
  👉 長時間座り姿勢が多い人におすすめ。
• 内転筋ストレッチ
  足を広げて座り、膝を外側に倒して股関節を開く。
  👉 股関節の詰まり感を和らげる効果。
• 中殿筋ストレッチ
  仰向けで片足を反対側へクロスし、外側のお尻を伸ばす。
  👉 骨盤の安定性を高め、衝突を軽減。

💡 ポイント：

反動をつけず、**「ゆっくり息を吐きながら伸ばす」**こと。

1ポーズ20〜30秒を目安に、1日2〜3回行うと効果的です。

2. 姿勢と日常生活の注意点

FAIの再発には、骨盤や姿勢のクセが大きく影響します。

次のポイントを意識して、股関節に負担の少ない日常動作を心がけましょう。

• 座るときは骨盤を立てるように意識する
• 長時間座り続けず、1時間ごとに立ち上がって体を動かす
• 深くしゃがむ動作や、股関節を強くねじる姿勢を避ける
• 立ち姿勢で片足重心にならないよう注意する

こうした小さな意識の積み重ねが、股関節の健康を守ります。

3. 軽いトレーニングで「守れる関節」に

柔軟性だけでなく、安定して支えられる筋力もFAI予防には欠かせません。

以下のような軽いトレーニングを取り入れると効果的です。

• ブリッジ（お尻を上げる運動）
  → 骨盤の安定とお尻の筋力強化。
• クラムシェル（横向きで膝を開閉）
  → 中殿筋を鍛えて股関節の安定性アップ。
• デッドバグ（仰向けで手足を交互に伸ばす）
  → 体幹の安定と股関節の連動性改善。

サモーナスポーツ整骨院からのひとこと

江東区・大島駅・住吉駅エリアの患者さまの中でも、FAIを再発させないためにセルフケアを習慣化している方は、明らかに回復スピードが早い傾向があります。

「痛みがなくなった後」こそ、身体の使い方を変えるチャンス。

当スポーツ整骨院では、日常動作に合わせたセルフケア指導も行っていますので、ぜひご相談ください。

まとめ｜FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は早期発見と専門家相談が鍵

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は、股関節の形状や動作のクセによって骨同士がぶつかり合い、炎症や損傷を引き起こす疾患です。

放置してしまうと、関節唇（かんせつしん）の損傷や軟骨変性が進行し、将来的に変形性股関節症へと進むリスクもあります。

だからこそ、「少し痛いだけ」と感じた段階での早期対応が何より大切です。

FAIは「我慢する」より「正しく向き合う」ことが大切

股関節の痛みは、初期であれば保存療法で改善できるケースがほとんどです。

しかし、長期間放置してしまうと関節構造の変化が進み、リハビリだけでは元の動きに戻りにくくなる場合もあります。

以下のような症状がある場合は、早めに専門家へご相談ください。

• 太ももの付け根やお尻の奥に痛み・詰まり感がある
• 座っていると股関節が痛くなる
• スポーツ中に股関節が「引っかかる」感覚がある
• ストレッチやマッサージをしても痛みが取れない

サモーナスポーツ整骨院の役割

江東区・大島駅・住吉駅周辺で、股関節の痛みや違和感を抱える方に対し、サモーナスポーツ整骨院では以下のようなサポート体制を整えています。

• 医療機関との連携による安心の評価・施術体制
  
• 股関節機能を高めるリハビリ・運動療法プログラム
  
• 一人ひとりに合わせた再発予防と動作改善指導

FAIは「痛みを取って終わり」ではなく、身体全体の使い方を変えていくことで再発を防ぐ疾患です。サモーナスポーツ整骨院では、治療からリハビリ、トレーニングまで一貫したサポートで、患者さまが再び安心して動ける日常を取り戻せるよう全力でサポートします。

まとめのポイント

• FAIは股関節の構造と動作のクセが関係して起こる
• 初期の段階であれば保存療法で十分改善が可能
• 早期発見・専門家のサポートが根本改善の近道
• サモーナスポーツ整骨院では再発予防まで含めたトータルケアを提供

FAI（大腿骨寛骨臼インピンジメント）は、まだ一般的な認知度が高くない疾患のため、初めて診断を受けた方は多くの不安を抱えます。ここでは、サモーナスポーツ整骨院に寄せられるよくある質問をまとめました。

Q1. FAIは自然に治りますか？

残念ながら、骨の形状の問題そのものが自然に元通りになることはありません。しかし、痛みの原因は「骨がぶつかること」だけではなく、股関節まわりの筋肉や姿勢・動作のクセによっても強く影響を受けます。

そのため、保存療法・リハビリ・ストレッチ指導を継続することで、痛みを感じない状態に改善できるケースは多くあります。

👉 当整骨院では、日常動作やスポーツ動作の改善を通して「ぶつからない身体の使い方」を身につけることを重視しています。

Q2. 手術が必要なケースはどんな場合ですか？

次のような場合は、関節鏡手術が検討されます。

• 関節唇（かんせつしん）の損傷が進行している
• 保存療法を3〜6か月続けても痛みが改善しない
• スポーツ復帰を目指しても再発を繰り返す

手術後も「正しい動作の再学習」が必要になるため、術後リハビリを整骨院で行うことが推奨されます。サモーナスポーツ整骨院では、整形外科と連携して術前・術後のリハビリサポートも行っています。

Q3. スポーツを続けても大丈夫ですか？

痛みの程度や股関節の状態によりますが、無理をして続けることはおすすめできません。

FAIの特徴は「痛みがあっても動けてしまう」こと。そのまま練習を続けると、関節唇の損傷や軟骨の摩耗が進行するリスクがあります。

💡ポイント：
痛みが軽度であれば、一時的に練習量を減らしつつ、フォーム修正とリハビリを同時に進めることで安全に復帰できる可能性があります。

Q4. 整骨院と整形外科、どちらに行けばいいですか？

FAIは骨の構造や関節唇の損傷を画像で確認する必要があるため、整形外科での検査が有効です。そのうえで、日常動作の改善や筋肉バランスの調整を行う整骨院でのケアが重要になります。

👉 サモーナスポーツ整骨院では、整形外科との連携体制を整え、画像診断の結果をもとにリハビリや施術を組み立てています。

この記事の監修者：鮫島　洋一（さめしま　よういち）

保有資格：

• 柔道整復師（国家資格）
• 鍼灸師（国家資格）
• あん摩マッサージ指圧師（国家資格）
• JSPO-AT（日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー）
• NASMフィットネスエデュケーター

プロフィール：

メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。

スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。

現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム　サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。