【江東区でテニス肘でお悩みの方】大島駅、住吉駅エリアの整骨院で効果的なアプローチを受けよう!
2024年09月11日
テニス肘とは?整骨院で治療とリハビリって受けた方がいいの?
こんにちは!江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院です。今回の記事では、柔道整復師の視点から、「テニス肘」の症状や原因、そして整骨院で治療やリハビリはできるのかどうかについてご説明させていただきます。
また、当スポーツ整骨院で実際に行っている施術方法やスポーツに復帰するまでのリハビリ方法についてもお話しさせていただきます。
テニス肘は、肘の痛みという問題だけにとどまらず、その根本的な問題として、身体全体のバランスや体幹を含めた全身の運動連鎖が関係していることも多いです。その中でも。体幹(コア)や股関節の機能が関与することが知られており、これらの機能の改善も痛みの根本解決やテニス肘の再発防止につながります。
テニス肘の症状は?
テニス肘(外側上顆炎)は、肘の外側にある筋肉や腱に繰り返し負荷を加わることで、発生するスポーツ障害です。主に手首や指を伸ばす筋肉が肘の外側に付着しており、この部分に過度なストレスがかかることで炎症や微小損傷が引き起こさされ痛みが生じます。
テニス肘は、長時間工具を使ったり、腕や手指をよく使う人にも発症しますが、テニス選手に多くみられることからテニス肘という名前がつきました。別名は、肘の外側の骨の一部に炎症が生じるので「外側上顆炎」といいます。
主な症状は以下の通りです。
1. 肘の外側の痛み
特に肘の外側の出っ張りの部分に痛みを感じます。症状が悪化すると前腕の外側部分や手に痛みが広がるケースもあります。痛みが広がる場合は、単にテニス肘として捉えるのではなく、その周囲の筋肉や神経に問題がある可能性があるので慎重に判断する必要があります。
2. 握力の低下
本を持ったり、大きめのコップを持ち上げたり、何かを掴むときに痛みがが生じ、力が入りにくくなることがあります。テニス肘の場合は、手首や指を伸展(伸ばす方向)させるの筋肉が主に痛みを引き起こしていることが多いですが、手首や指を屈曲(曲げる方向)させる筋肉とのアンバランスによっても症状が悪化することがあります。
3. 肘を曲げたり伸ばしたりする時の痛み
物を持ち上げたり、何かを不意に引っ張ったりする時に痛みが生じることがあります。また肘や手首を軽く動かしただけでも痛みが生じ力が入りにくくなることもあります。
このような痛みがある場合、仕事や家事、スポーツなどの趣味に悪影響を与え、生活の質が低下してしまうので早めに対処する必要があります。
テニス肘の原因として考えられるもの|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院
テニス肘は、テニスのバックハンドのように前腕部分を酷使するような動作で発症します。しかし、その原因は単に腕や肘の使い過ぎだけではありません。特にテニスなどのスポーツにおける動作は、全身の関節の動きが連動して作られています。なので、身体全体のバランスや動きの不均衡が、肘や前腕部分に余分なストレスを与えて、テニス肘を引き起こすことがあります。
この章では、私たち柔道整復師の視点からだけでなく、「トレーナー」「理学療法士」「医師」それぞれの視点からの「テニス肘の原因」をご紹介させていただきます。
各分野から分析した原因を統合して、テニス肘の治療を行うことでより早期の改善が期待できます。
1. トレーナーの視点から見たテニス肘の原因
トレーナー、選手の怪我からの復帰やパフォーマンスアップの専門家です。なので、患部だけの問題にフォーカスするのではなく、特に全身の関節の使い方や局所的な筋力、関節の柔軟性、体幹の機能、バランス感覚、テニスなどのスポーツにおけるフォームに着目します。
- 不適切なフォーム
テニスのバックハンドや他のスポーツ動作で、手首や肘を不適切に使うことで過度なストレスがかかり、炎症が生じることがあります。しかし、この問題は、肘や前腕、手首が弱いから生じるという問題ではなく、体幹の安定性や肩関節の柔軟性の低下、肩甲骨の位置、股関節の機能など様々な問題が組み合わさり、結果として「テニス肘」という局所的な痛みを引き起こしている可能性があります。 - ラケットや道具の選択ミス
重すぎるラケットや、適切でないグリップサイズを使うことで負担が増加し前腕や手首、肘にストレスが加わり、痛みが生じるケースがあります。ラケットの重さやガットの硬さ、グリップの太さなどを自分の身体に適切なものを選ぶことが大切です。 - ウォームアップ不足
ウォームアップは筋肉の柔軟性や関節の柔軟性を高めるために非常に大切です。適切なウォームアップができていないと、筋肉や関節に「硬さ」を残したまま、練習や試合を行うことになり、肘などの関節に大きな衝撃が加わった瞬間に筋肉や腱、靭帯などの組織が損傷するリスクがあります。 - オーバーユース(使いすぎ)
頻繁に繰り返される練習や試合で、休養が十分に取れていない状態でテニスなどのスポーツを続けると、関節、腱や筋肉に負担がかかります。また、セルフケアを十分に行っていないと、疲労の回復のサイクルが乱れ、さらなる悪循環を引き起こすリスクが高くなります。また、疲労の蓄積は練習や試合中の「集中力の低下」にも関係があります。集中力が低下すると、身体の使い方や状況の判断に遅れが生じ、思わぬ怪我を引き起こすことがあります。 - 筋力のアンバランス
肘という局所的な問題だけを考えれば、前腕部分の筋力のアンバランスによって痛みが生じます。しかし、この問題は局所に限らず足首、股関節、体幹、肩甲骨を含む肩関節など様々な筋力のアンバランスの影響で「肘」への負担が増加します。また、トレーナーの視点では、肘などの末端に近い部位の問題は、体幹などの「身体の中心部分」に何かしらの問題があると考え、検査や評価、動作分析をした上で改善すべき問題を抽出し、個別にトレーニングプログラムを作成します。
2. 理学療法士の視点から見たテニス原因
理学療法士の視点からテニス肘の原因を考える際には、主に身体の動作や姿勢、筋肉や関節の機能に注目しているようです。
- 筋力の不足や低下
特に前腕の筋力が不足している場合、肘にかかる負担が大きくなると考えられています。さらに、筋力が低下した状態での反復的な動作が繰り返されるとテニス肘の原因になります。 - 筋肉の柔軟性不足
前腕や肩周囲の筋肉の柔軟性が低下し、関節の可動域が低下していると、動作時に肘周囲の筋肉や腱に負担がかかりやすくなります。 - 姿勢の問題
長時間の不良姿勢やそれに伴う身体の使い方が原因で、肘に負担が集中し痛みを引き起こすことがあります。特にデスクワークでの手首や肘の不自然なポジションが影響し肘への負担を増加させます。 - 関節可動域の制限
肘関節や手関節の可動域が制限されている場合、動作がスムーズにできなくなり、特定の筋肉や腱に過度な負担をかけるリスクが高くなると考えれています。 - 不均衡な負荷のかかり方
片側に負担が集中するようなスポーツや動作が繰り返されることで、テニス肘のような局所的な問題が引き起こされると考えられています。
3. 医師の視点から見たテニス肘の原因
医師は主に医学的な視点から、組織の損傷や炎症、局所的な原因を考えます。
- 腱や筋肉の微小損傷と炎症
テニスやスポーツ動作による繰り返しの負荷によって、前腕の伸筋腱が微小に損傷し、修復過程で炎症が起こり痛みが生じます。 - 老化による腱の脆弱化
年齢とともに腱が弱くなり、若い頃に比べて少ない負荷でも損傷しやすくなると考えられています。 - 組織の過剰使用による変性
使い過ぎによって、腱や関節周囲の軟部組織が変性し、正常な修復が難しくなることが原因でテニス肘などの痛みが慢性化することがあります。 - 全身的な問題
糖尿病や喫煙など、腱や筋肉などの治癒能力を低下させ、全身的な健康状態が影響することもあると考えられています。 - 血行不良
血液の循環が悪くなると、組織を修復するための細胞や栄養素が運搬されにくくなるため、腱の修復が遅れ、痛みが長引きやすくなる場合があると考えられています。
テニス肘における体幹と股関節の機能の重要性|江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院
前の章では、トレーナー、理学療法士、医師などそれぞれの分野の専門家の視点からテニス肘の原因をご紹介させていただきました。
この章では、その中でも「体幹と股関節の機能」に注目し、テニス肘の原因をご説明させていただきます。テニス肘は、局所である「肘」の問題だけでなく、全身のバランスにも目を向けることが重要です。
繰り返しになりますが、テニスに限らず、私たちの身体の動きは、全身の関節や筋肉の動きが連動して作られています。また、身体は脳からの信号で動いているため、「負担がかかる間違った動作」も脳に記憶されます。なので、テニス肘を繰り返さないためにも、予防するためにも体幹や股関節など全身の「関節の正しい動かし方」を脳に記憶させることが大切です。
特に、バックハンドのような動作では、足裏の設置、股関節や体幹の回旋動作などをスムーズに必要があります。この回旋動作がスムーズに行われず腕だけでバックハンド動作を行うことで、「肘への負担が増大しテニス肘になる」リスクが高まります。
サモーナスポーツ整骨院におけるテニス肘へのアプローチ方法
江東区大島駅、住吉駅にあるサモーナスポーツ整骨院では、柔道整復師、トレーナーが連携し、肘の痛みを和らげることに加え、身体全体のバランスを整えるアプローチを行い、痛みの改善、テニス肘の再発防止、パフォーマンスアップまでアプローチすることができます。
簡単にはなりますが、以下に当スポーツ整骨院におけるアプローチ方法をご紹介させていただきます。
1. 手技療法(スポーツマッサージ)
硬くなった筋肉や腱を手技療法でほぐし、筋肉や関節の柔軟性を改善します。これにより、痛みの原因となっている筋肉の柔軟性を改善し、怪我の治癒効果を促進します。また、局所だけでなく、検査や評価をもとに関節の柔軟性に問題があるすべての部位に対して手技療法を行います。
2. 体幹や股関節の機能改善
肘の周囲に炎症があり、痛みがある場合は、肘に対して局所的なリハビリや筋力強化を行うのではなく、体幹や股関節など患部以外のトレーニングを行います。
体幹の可動性や安定性を強化するためのエクササイズや股関節の柔軟性や安定性を改善するためのエクササイズを治療と同時進行で行うことで、よりスムーズな競技復帰を目指すことができます。
また、復帰する前の段階で股関節や体幹の強化を行なっておくことで、復帰後の運動連鎖がスムーズになり、パフォーマンスアップした状態で練習を再開できます。
肘が痛いからといって何もしないと、全身の筋力や柔軟性を含む機能が低下し、思うように身体が動かなくなり、テニス肘の再発だけでなく、肘以外の怪我を引き起こすリスクがあるので、早い段階から股関節や体幹の機能を向上させておくことが大切です。
3. 姿勢改善と動作指導
テニス肘を早期に改善するためには、仕事や家事などの日常生活における、普段の姿勢や動作を見直すことも重要です。当スポーツ整骨院では、デスクワークや家事などの日常生活における動作においても、関節や筋肉に負担がかかりにくい動作や姿勢の意識も指導しております。
日常的に何気なく繰り返している動作が、肘に負担をかけていることも多いです。
4. テーピングや物理療法
肘や腕にかかる負担を軽減するために、テーピングや物理療法を併用することもあります。これにより、症状の早期改善と炎症に対するサポートをします。
まとめ|整骨院を活用してテニス肘を改善してスポーツを楽しもう!
テニス肘は、肘や腕の過度な使い過ぎにより引き起こされますが、その根本原因は、身体全体のバランスの乱れにあることが多いです。江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院では、肘の痛みを改善するだけでなく、体幹や股関節などの全身の機能を改善することで、テニス肘などのスポーツ障害の根本的な改善を目指しアプローチしています。
もし、江東区大島駅、江東区住吉駅エリアでテニス肘でお悩みの方は、サモーナスポーツ整骨院までお気軽にご相談ください。
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