サモーナスポーツ整骨院スタッフ スポーツ整体×骨盤矯正で痛みの根本から改善へ!

【症例報告】ランニング中に背中が痛い60代男性|背部痛の原因は姿勢と筋力低下?大島駅前サモーナスポーツ整骨院

2026年07月8日

「ランニングをすると背中が痛くなる」
「走っている途中から腰や背中に張り感が出る」
「休むと少し良くなるけれど、走るとまた痛くなる」

このようなお悩みはありませんか?

今回は、大島駅前サモーナスポーツ整骨院に来院された、ランニング中に背部の痛みが出る60代男性の症例をご紹介します。

背中や腰の痛みは、痛みが出ている場所だけに原因があるとは限りません。
特にランニングのように全身を連動させる運動では、骨盤の動き、股関節の筋力、体幹の安定性、姿勢の崩れなどが影響して、背部や腰部へ負担が集中することがあります。

今回の症例でも、背部そのものだけでなく、骨盤や股関節周囲の機能低下が関係している可能性が考えられました。

ランニング中に背中へ急激な痛みが出た60代男性の症例

今回来院されたのは、60代男性の患者様です。

1か月前にランニングをしていた際、背部に急激な痛みが出現しました。
その後、安静時の強い痛みは落ち着いたものの、ランニングを再開すると再び背部に痛みや張り感が出る状態が続いていました。

患者様のゴールは、
痛みなくランニングへ復帰すること
です。

ランニングを趣味として継続されている方にとって、走るたびに痛みが出る状態は大きなストレスになります。

「このまま走っていいのか」
「悪化しないか不安」
「年齢的にもう走れないのではないか」

このような不安を抱えて来院される方も少なくありません。

しかし、痛みの原因を丁寧に評価し、身体の使い方や筋力の問題を改善していくことで、ランニング復帰を目指せるケースもあります。

背部痛の原因を探るために姿勢・動作・筋力を評価

当院では、痛みが出ている部位だけを見るのではなく、姿勢や動作、筋力、柔軟性などを確認しながら原因を探っていきます。

今回の患者様では、以下のような所見がみられました。

立位評価・動作評価

身体を反らす伸展動作では、骨盤の後傾が不足していました。

本来、腰や背中を反らす動作では、背骨だけでなく骨盤や股関節も連動して動く必要があります。
しかし、骨盤の動きが不足していると、背中や腰の筋肉に過剰な負担がかかりやすくなります。

特にランニングでは、着地から蹴り出しまでの間に骨盤・股関節・体幹が連動して働きます。
この連動が崩れると、背部の筋肉が必要以上に頑張り続ける状態になり、痛みや張り感につながることがあります。

神経症状の可能性を確認する理学検査

今回の症例では、背部の痛みに対して、神経症状の有無も確認しました。

理学検査では、

・SLRテスト:陰性
・FNSテスト:陰性
・CAT:陽性
・トーマステスト:陰性

という結果でした。

SLRテストやFNSテストで明らかな陽性所見がみられなかったことから、今回の症状は神経根症状が強く疑われる状態というよりも、筋・筋膜性の問題や身体の使い方による負担が関係している可能性が考えられました。

ただし、背部や腰部の痛みの中には、整骨院での施術だけではなく、医療機関での検査が必要なケースもあります。

例えば、

・安静にしていても強い痛みが続く
・夜間痛がある
・足のしびれや脱力がある
・排尿、排便の異常がある
・転倒や強い外傷後から痛みが出ている
・発熱や原因不明の体重減少を伴う

このような症状がある場合は、早めに医療機関での検査をおすすめします。

広背筋の硬さと股関節周囲の筋力低下が背中への負担に関係

タイトネステストでは、広背筋の硬さがみられました。

広背筋は背中から骨盤、上腕骨まで広くつながる大きな筋肉です。
この筋肉が硬くなると、肩や胸郭の動きだけでなく、体幹や骨盤の動きにも影響を与えることがあります。

ランニングでは腕振り、体幹回旋、骨盤の動きが連動します。
広背筋の柔軟性が低下していると、上半身と下半身の連動がスムーズに行えず、背部の筋肉に負担が集中しやすくなります。

さらに筋力検査では、以下のような低下がみられました。

・腸腰筋:3
・右中殿筋:3
・左中殿筋:4
・右ハムストリングス:低下
・右大殿筋:低下

特に、右側の股関節周囲の筋力低下が目立ちました。

腸腰筋は、股関節を引き上げるだけでなく、骨盤や腰椎の安定にも関係します。
中殿筋は、片脚で身体を支えるときに骨盤を安定させる重要な筋肉です。
大殿筋やハムストリングスは、ランニング時の蹴り出しや股関節伸展に関係します。

これらの筋力が低下していると、ランニング中に骨盤が安定しにくくなり、背部や腰部の筋肉が代わりに身体を支えようとして過剰に働いてしまいます。

その結果、脊柱起立筋群などの背部筋に負担がかかり、痛みや張り感につながった可能性があります。

身体の歪み検査では右腰下がり・右肩上がりを確認

歪み検査では、

・右腰下がり
・右肩上がり

がみられました。

このような左右差があると、ランニング中の接地や体重移動にも偏りが出やすくなります。

ランニングは、片脚支持の連続です。
一歩ごとに片脚で身体を支え、地面からの衝撃を吸収し、次の一歩へつなげる必要があります。

しかし、骨盤や肩の高さに左右差がある状態では、左右均等に身体を使うことが難しくなります。
その結果、特定の筋肉や関節に負担が集中し、背部痛や腰痛につながることがあります。

今回の患者様の場合、右側の股関節周囲筋の低下と身体の左右差が組み合わさり、ランニング時に背部へ負担がかかっていた可能性が考えられました。

施術内容|骨盤矯正・ハイボルト・FaSTで背部への負担を軽減

今回の施術では、以下の内容を行いました。

・骨盤矯正
・ハイボルト施術
・FaST

まず、骨盤矯正によって骨盤周囲の動きを整え、伸展動作や身体の使いやすさの改善を図りました。

施術後には、動作のしやすさに変化がみられました。
骨盤の動きが改善することで、背中や腰だけに負担が集中しにくい状態を目指します。

次に、ハイボルト施術では、腸腰筋や中殿筋にアプローチしました。
ランニング時の接地で感じていた張り感が軽減し、身体を支えやすい感覚につながりました。

さらに、脊柱起立筋群に対してFaSTを行い、背部の筋緊張や張り感の軽減を図りました。

背部痛がある場合、痛みの出ている脊柱起立筋群だけに施術を行うのではなく、骨盤や股関節周囲の機能も整えることが大切です。

施術後の変化|走るときの張り感が軽減

施術後は、骨盤矯正によって動作のしやすさが改善しました。

また、腸腰筋や中殿筋へのハイボルト施術により、接地時の張り感が軽減。
さらに、脊柱起立筋群へのFaSTによって背部の違和感も軽くなりました。

今回の症例で重要だったのは、
なぜ痛みが軽減したのか
その状態を維持するために何が必要なのか
を患者様にしっかり共有できたことです。

施術によって痛みが一時的に軽くなることは大切です。
しかし、それだけでは再発予防には不十分な場合があります。

特にランニングでの痛みは、走り方や姿勢、筋力、柔軟性などが関係していることが多いため、良い状態を維持するための身体づくりが重要です。

ランニング時の背中の痛みは「姿勢の意識」だけでは改善しにくい理由

ランニング中の背中や腰の痛みに対して、よくある対策が「姿勢を良くして走る」というものです。

もちろん、姿勢を意識することは大切です。
しかし、姿勢を支える筋力が不足している場合、意識だけで良いフォームを維持することは難しくなります。

例えば、腸腰筋や中殿筋、大殿筋がうまく働かない状態では、骨盤が安定しません。
骨盤が安定しなければ、体幹もブレやすくなります。

その結果、背中の筋肉が過剰に働き、脊柱起立筋群に負担がかかります。

つまり、ランニング中の痛みを改善するためには、

・骨盤の動きを整える
・股関節周囲の筋力を高める
・体幹を安定させる
・背部の過緊張を軽減する
・ランニングフォームを見直す

といった総合的なアプローチが必要です。

今後の方針|ランニング復帰に向けて楽トレ検査を実施予定

今回の患者様は、スポーツ整体で継続的に身体の改善を目指すことになりました。

次回は、楽トレ検査を行う予定です。

楽トレでは、身体を支えるインナーマッスルの状態を確認し、必要に応じて体幹の安定性向上を目指します。

ランニングでは、脚の筋力だけでなく、体幹や骨盤を安定させる力が非常に重要です。

特に60代以降のランナーの場合、筋力低下や柔軟性低下が少しずつ進みやすいため、痛みが出たときだけ対処するのではなく、再発しにくい身体づくりを行うことが大切です。

同じような症状でお悩みの方へ

ランニング中に背中や腰が痛くなる場合、単なる筋肉疲労だけでなく、ランニング時の姿勢や身体の使い方が崩れている可能性があります。

特に、

・走ると背中が張る
・ランニング後に腰が重くなる
・片側だけに痛みが出る
・休むと良くなるが走ると再発する
・フォームが崩れている気がする
・年齢とともに走ると痛みが出やすくなった

このような方は、痛みが出ている背中だけでなく、骨盤や股関節、体幹の機能を確認することをおすすめします。

姿勢は意識することも大切ですが、身体を支える筋力が落ちていると、その姿勢を維持することができません。

大島駅前サモーナスポーツ整骨院では、痛みのある部位だけでなく、姿勢・動作・筋力・柔軟性を確認しながら、ランニング復帰やスポーツ復帰をサポートしています。

ランニング中の背中の痛み、腰の痛み、姿勢の崩れでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

まとめ|ランニング中の背部痛は骨盤・股関節・体幹の機能改善が重要

今回の症例では、ランニング中に背部へ急激な痛みが出た60代男性に対して、姿勢や動作、筋力、柔軟性を評価しました。

その結果、

・骨盤後傾の不足
・広背筋の硬さ
・右腸腰筋、中殿筋、大殿筋、ハムストリングスの筋力低下
・右腰下がり、右肩上がりの左右差
・脊柱起立筋群への負担

などが関係している可能性が考えられました。

施術では、骨盤矯正、ハイボルト、FaSTを行い、動作のしやすさや接地時の張り感、背部の違和感に変化がみられました。

ランニング中の背中や腰の痛みは、痛い部分だけを揉めば良いというものではありません。
原因を見極め、骨盤・股関節・体幹の機能を整えながら、再発しにくい身体を作っていくことが大切です。

「走ると背中が痛い」
「ランニングを再開すると腰が張る」
「痛みなくランニングを続けたい」

このような方は、大島駅前サモーナスポーツ整骨院までご相談ください。

この記事の執筆者:中澤 武士(なかざわ たけし)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)

  • NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

  • NASM-PES(パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)

  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

プロフィール:

スポーツ現場から医療分野まで幅広く携わる実践型トレーナー・施術者。

これまでに、大相撲の横綱をはじめとする幕内力士、新極真空手日本代表、プロボクサー、デフフットサル日本代表、競輪選手、実業団選手、市民ランナーなど多様な競技者をサポート。

施術による痛みの改善から競技復帰、さらにはパフォーマンス向上まで一貫したサポートを行うことを強みに、学生アスリートからトップ選手まで高い信頼を得ている。

現在は、江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」のエリアマネージャーとして、現場での施術・トレーニング指導に従事。スタッフ教育にも力を入れ、後進トレーナーの育成にも積極的に取り組んでいる。

区の行政事業における体操教室、トレーナー専門学校での学生教育、同業トレーナーへの指導、社内研修での講師など、教育・普及活動にも幅広く参加。

「根本改善・再発防止・パフォーマンス向上」を掲げ、身体の本質を見極める全身アプローチを信条に、多くの利用者が長く健康で動ける身体づくりをサポートしている。

この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 鍼灸師(国家資格)
  • あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
  • JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
  • NASMフィットネスエデュケーター

プロフィール:

メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。

スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。

現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。