タックルで腕を痛めた方へ|上腕二頭筋・上腕筋の挫傷は早期対応が大切
2026年07月6日

「タックルを受けたあとから腕が痛い」
「腕を伸ばされてから力が入りにくい」
「大会期間中なので、できるだけ早く痛みを落ち着かせたい」
「試合に出たいけれど、このままプレーして大丈夫か不安」
ラグビーやアメフト、格闘技などのコンタクトスポーツでは、相手との接触によって腕や肩を痛めることがあります。
特に、タックルや接触プレーで腕を強制的に伸ばされた場合、上腕二頭筋や上腕筋、肩周囲、肘周囲に大きな負担がかかります。
痛みがあるにもかかわらず無理にプレーを続けると、炎症が強くなったり、筋肉や腱への負担が増えたり、痛みが長引いてしまうこともあります。
今回は、江東区大島駅前サモーナスポーツ整骨院に来院された20代男性の症例をもとに、タックルによって上腕二頭筋・上腕筋を痛めたケースについてご紹介します。
同じように、スポーツ中の接触で腕を痛めた方、大会期間中で早期復帰を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
来院時のお悩み|タックルで腕を強制的に伸ばされて受傷
今回ご紹介する患者様は、20代男性です。
練習中に腕へタックルを受け、上肢を強制的に伸ばされる形で受傷されました。
症状としては、右上腕二頭筋・上腕筋の挫傷が疑われる状態でした。
上腕二頭筋は、いわゆる力こぶの筋肉で、肘を曲げる動きや手のひらを上に向ける動きに関係します。また、肩関節にも関わる筋肉のため、肩から肘にかけて広い範囲で痛みが出ることがあります。
上腕筋は、上腕二頭筋の深部にある筋肉で、肘を曲げる動きに強く関係します。
タックルや接触によって腕が強制的に伸ばされると、これらの筋肉が急激に引き伸ばされ、筋線維や筋腱移行部に負担がかかることがあります。
今回の患者様は大会期間中であり、ゴールは「痛みをできるだけ落ち着かせ、試合に参加できる状態を目指すこと」でした。
そのうえで、試合後は身体の歪みや筋力低下、動作のクセも改善していきたいという希望がありました。
急性外傷で大切なのは、最初の対応を間違えないこと
スポーツ中の急性外傷では、受傷直後から数日間の対応が非常に重要です。
痛めた直後は、筋肉や腱、関節周囲に炎症が起こっている可能性があります。
この時期に無理なストレッチや強いマッサージ、痛みを我慢した練習を行うと、かえって痛みが長引いたり、回復が遅れたりすることがあります。
急性外傷で大切なのは、
・炎症を悪化させないこと
・患部への負担を減らすこと
・必要に応じて固定や保護を行うこと
・痛みの原因を評価すること
・試合復帰の可否を慎重に判断すること
です。
「少し痛いけど動けるから大丈夫」と自己判断してしまうと、症状が悪化することもあります。
特に大会期間中は、「出たい」という気持ちが強くなるため、痛みを隠してプレーを続けてしまう選手も少なくありません。
しかし、短期的に試合へ出ることだけを考えるのではなく、その後の競技人生や再発予防まで考えることが大切です。
身体評価|腕の痛みだけでなく、肩・頚部・体幹・股関節まで確認
サモーナスポーツ整骨院では、スポーツ外傷に対して痛めた部位だけを見るのではなく、全身の状態も確認します。
今回の患者様の場合、右上腕二頭筋・上腕筋の痛みが主訴でしたが、評価では腕だけでなく、肩関節、肩甲骨、頚部、胸椎、股関節、骨盤の状態も確認しました。
立位評価・動作評価
立位評価・動作評価では、FFDは0cmでした。
FFDとは、前屈したときに床へどの程度手が届くかを見る評価です。0cmという結果から、前屈の可動性自体は比較的良好でした。
一方で、胸椎回旋可動域の不足がみられました。
胸椎とは、背中の上部から中部にあたる背骨の部分です。スポーツ動作では、肩や腕だけでなく、胸椎の回旋が非常に重要です。
胸椎の回旋が不足すると、腕を使う動作の中で肩や肘、上腕部に負担が集中しやすくなります。
また、SLRは90度と良好でしたが、トーマステストは陽性で、膝屈曲90度の制限がみられました。
これは腸腰筋や大腿四頭筋の硬さが関係している可能性があります。
「腕のケガなのに股関節を見るの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、スポーツ動作では下半身・体幹・肩甲骨・腕が連動して動きます。股関節や骨盤がうまく使えないと、接触時や方向転換時に上半身へ余計な負担がかかりやすくなります。
理学検査|上腕二頭筋腱や肩周囲にも負担がかかっている状態
理学検査では、次のような結果がみられました。
・スピードテスト陽性
・ヤーガソンテスト陽性
・ペインフルアーク陰性
・フルカンテスト陽性
・エンプティカンテスト陽性
・リフトオフテスト陰性
・HFT、CAT陽性
スピードテストやヤーガソンテストは、上腕二頭筋長頭腱への負担を確認する際に用いられる検査です。
今回これらが陽性だったことから、上腕二頭筋そのものだけでなく、上腕二頭筋腱や肩の前方部分にもストレスがかかっていた可能性が考えられました。
また、フルカンテスト、エンプティカンテストが陽性であったことから、肩の安定性や腱板機能にも注意が必要な状態でした。
一方で、ペインフルアークやリフトオフテストは陰性でした。
このように、どの検査で痛みが出て、どの検査で痛みが出ないのかを確認することで、痛みの原因部位や負担がかかっている組織を絞り込んでいきます。
コンタクトスポーツでの腕の痛みは、単純な打撲や筋肉痛だけでなく、肩関節、上腕二頭筋腱、筋腱移行部、肩甲骨周囲の機能不全が関係することもあります。
筋肉の硬さ|四頭筋・腸腰筋・広背筋のタイトネス
タイトネステストでは、四頭筋、腸腰筋、広背筋に硬さがみられました。
四頭筋や腸腰筋は股関節や骨盤の動きに関係します。
これらの筋肉が硬くなると、骨盤の動きが制限され、体幹の安定性や下半身から上半身への力の伝達に影響することがあります。
広背筋は、背中から腕にかけてつながる大きな筋肉です。
広背筋の硬さは、肩関節の動きや肩甲骨の動きに影響します。腕を上げる、引く、押す、相手を止めるといったスポーツ動作では、広背筋の柔軟性と機能が非常に重要です。
今回のように、タックルで腕を強制的に伸ばされたケースでは、上腕部だけでなく、肩甲骨や広背筋、胸椎の動きも含めて評価する必要があります。
筋力評価|ハムストリング・中臀筋の筋力低下
MMTでは、ハムストリングと中臀筋に筋力低下がみられました。
中臀筋は、片脚で立つときや方向転換、踏み込み動作で骨盤を安定させる重要な筋肉です。
コンタクトスポーツでは、片脚で踏ん張る、相手と接触する、急に方向を変える、姿勢を崩されても耐えるといった場面が多くあります。
このとき、中臀筋が十分に働かないと、骨盤が不安定になり、体幹や上半身に余計な負担がかかります。
ハムストリングも、股関節や膝関節の安定性に関係します。
下半身の安定性が低下していると、接触時に上半身で無理に耐えようとし、肩や腕に負担が集中しやすくなることがあります。
そのため、今回の施術では、急性症状への対応だけでなく、ヒップアブダクションによる中臀筋トレーニングも行いました。
歪み検査|右短下肢がみられました
歪み検査では、右短下肢がみられました。
短下肢とは、左右の脚の長さに差があるように見える状態です。
実際に骨の長さが違う場合もありますが、骨盤の傾きや筋肉の緊張、股関節の動きの左右差によって、見かけ上の脚長差が出ることもあります。
右短下肢があると、立位や歩行時の体重のかけ方に左右差が出やすくなります。
スポーツ動作では、この左右差が積み重なることで、片側の股関節、腰、肩、腕に負担がかかりやすくなることがあります。
今回の患者様も、まずは急性症状の痛みを落ち着かせることを優先し、その後は骨盤や股関節の歪み、筋力バランスも改善していく方針としました。
施術内容|急性外傷への対応と全身の連動性改善
今回の施術では、以下の内容を行いました。
・骨盤矯正
・ハイボルト施術
・腸腰筋へのアプローチ
・中臀筋へのアプローチ
・頚椎へのアプローチ
・僧帽筋、肩甲挙筋へのアプローチ
・小胸筋、棘下筋へのアプローチ
・上腕二頭筋腱へのアプローチ
・橈骨粗面、筋間中隔へのアプローチ
・ヒップアブダクション
骨盤矯正
まず骨盤矯正を行い、骨盤周囲のバランスを整えました。
骨盤矯正と、腸腰筋・中臀筋へのハイボルト施術により、片脚立位時の脚の上げやすさが増加しました。
これは、股関節や骨盤の動きが改善し、下半身の安定性が高まった可能性があります。
腕の痛みで来院されたケースでも、スポーツ選手の場合は全身の連動性が重要です。
下半身や骨盤の安定性が改善することで、上半身にかかる負担の軽減につながることがあります。
ハイボルト施術
急性期の痛みへの対応として、ハイボルト施術を行いました。
ハイボルトは、痛みの原因となっている筋肉や腱、神経周囲へ電気刺激を用いてアプローチする施術です。
今回の患者様では、頚部へのハイボルト施術により、上腕二頭筋の伸長時痛が2段階減少しました。
また、棘下筋や小胸筋へのアプローチでは痛みの減少がみられました。
これは、腕の痛みが上腕部だけでなく、肩甲骨周囲や肩関節周囲の緊張・機能低下とも関係していた可能性を示しています。
上腕二頭筋腱・筋腱移行部へのアプローチ
結節間溝や橈骨粗面周囲へのアプローチにより、痛みの軽減がみられました。
結節間溝は、上腕二頭筋長頭腱が通る部分です。ここに負担がかかると、肩の前側や腕の前側に痛みが出ることがあります。
また、上腕二頭筋の筋腱移行部に対してもアプローチを行い、痛みの減少がみられました。
筋腱移行部とは、筋肉と腱が移行する部分で、急激に引き伸ばされる外力が加わった際に負担が集中しやすい部位です。
今回のように、タックルで腕を強制的に伸ばされたケースでは、この部分にストレスがかかりやすいと考えられます。
ヒップアブダクション
最後に、ヒップアブダクションで中臀筋のトレーニングを行いました。
中臀筋は、骨盤を安定させるうえで重要な筋肉です。
コンタクトスポーツでは、腕や肩だけでなく、下半身と体幹の安定性がケガの予防やパフォーマンスに大きく関係します。
今回のように大会期間中であっても、患部の痛みだけに対応するのではなく、競技復帰後の再発予防まで見据えて必要なトレーニングを取り入れることが大切です。
施術後の変化|痛みスケールは10から3へ低下
施術前は、痛みの程度がPS10の状態でした。
施術後は、PS3まで低下しました。
また、骨盤矯正と腸腰筋・中臀筋へのアプローチにより、片脚立位で脚を上げやすくなる変化がみられました。
頚部へのハイボルトでは、上腕二頭筋の伸長時痛が減少しました。
棘下筋、小胸筋への施術でも痛みの軽減があり、上腕二頭筋腱や筋腱移行部に対する施術でも痛みの減少がみられました。
一方で、僧帽筋や肩甲挙筋へのアプローチでは大きな変化はみられませんでした。
このように、施術では「どこにアプローチすると痛みが変化するのか」を確認しながら、症状に関係している部位を絞っていきます。
痛みが出ている場所だけを施術するのではなく、頚部、肩甲骨、肩関節、上腕二頭筋、骨盤、股関節まで確認することで、より的確な施術方針を立てることができます。
今回の症例から考えられる痛みの原因
今回の症例では、タックルによって腕が強制的に伸ばされ、右上腕二頭筋・上腕筋に挫傷が起こった可能性があります。
また、理学検査ではスピードテスト、ヤーガソンテストが陽性であり、上腕二頭筋腱にも負担がかかっていたと考えられます。
さらに、フルカンテスト、エンプティカンテストも陽性であったことから、肩関節や腱板機能にも注意が必要な状態でした。
加えて、胸椎回旋可動域の不足、広背筋の硬さ、腸腰筋・四頭筋のタイトネス、中臀筋の筋力低下、右短下肢などもみられました。
つまり、今回の痛みは単純に「腕だけを痛めた」というより、
・タックルによる急激な伸張ストレス
・上腕二頭筋、上腕筋への負担
・上腕二頭筋腱へのストレス
・肩甲骨周囲の機能低下
・胸椎回旋可動域の不足
・骨盤、股関節の安定性低下
・中臀筋の筋力低下
これらが複合的に関係していた可能性があります。
スポーツ外傷では、受傷した部位の処置だけでなく、「なぜその部位に負担が集中したのか」まで考えることが重要です。
大会期間中のスポーツ外傷は、短期対応と長期改善を分けて考えることが大切
今回の患者様は大会期間中であり、まずは試合に向けて痛みを軽減させることが最優先でした。
このような場合、施術方針は大きく2段階に分けて考える必要があります。
1. まずは急性症状への対応
受傷直後は、炎症や痛みを悪化させないことが大切です。
患部の状態を確認し、必要に応じて固定や保護、ハイボルトなどの急性期対応を行います。
大会期間中であっても、無理に痛みを我慢してプレーを続けるのではなく、試合に出られる状態なのか、どの動きで痛みが出るのか、どの程度の負荷なら可能なのかを確認する必要があります。
2. 痛みが落ち着いた後は再発予防とパフォーマンス改善
痛みが落ち着いた後は、腕だけでなく全身の機能改善が重要です。
今回の患者様も、今後は歪みを整え、全身のメンテナンスやパフォーマンスアップにつなげていく方針としました。
特にコンタクトスポーツでは、下半身や体幹の安定性、胸椎の回旋、肩甲骨の可動性が重要です。
これらが不足していると、接触時に肩や腕へ負担が集中しやすくなります。
そのため、競技復帰後も継続的に身体の使い方を整えていくことが大切です。
同じような症状でお悩みの方へ
タックルや接触プレーで腕を痛めた場合、早期の炎症処置や固定、適切な評価が非常に重要です。
急性症状への対応を間違えると、痛みが長引いたり、後遺症のように違和感が残ったり、試合復帰が遅れてしまうことがあります。
特に次のような症状がある場合は、早めにご相談ください。
・タックル後から腕が痛い
・腕を伸ばすと痛い
・肘を曲げると痛い
・力こぶ周辺が痛い
・肩の前側から腕にかけて痛みがある
・練習後に痛みが強くなる
・試合が近く、早めに状態を整えたい
・痛みを我慢しながらプレーしている
・接触プレーが怖くなっている
・ケガを繰り返したくない
スポーツ外傷は、早く対応するほど復帰までの計画を立てやすくなります。
「少し様子を見れば治るだろう」と放置するのではなく、早い段階で状態を確認することが大切です。
英語対応も可能です
今回の患者様は英語対応が必要な方でした。
サモーナスポーツ整骨院では、可能な範囲で英語でのご説明にも対応しています。
日本語での症状説明が難しい方や、海外出身の方、英語で施術内容を理解したい方もご相談ください。
スポーツ外傷では、痛みの場所や受傷機転、試合日程、競技復帰の目標を正確に共有することが重要です。
そのため、患者様が安心して状態を伝えられる環境づくりも大切にしています。
江東区大島駅前サモーナスポーツ整骨院のスポーツ外傷対応
江東区大島駅前サモーナスポーツ整骨院では、スポーツ外傷に対して、痛みのある部分だけでなく、全身の動きや競技特性を踏まえて施術を行います。
1. 急性外傷の初期対応
受傷直後の炎症や痛みに対して、状態を確認しながら施術を行います。
必要に応じて、固定や保護、ハイボルト施術などを組み合わせ、痛みの軽減を目指します。
2. 試合復帰に向けたサポート
大会期間中の選手にとって、試合に出られるかどうかは大きな問題です。
当院では、痛みの状態、動作時の不安、競技動作への影響を確認しながら、試合復帰に向けたサポートを行います。
3. 再発予防のための全身評価
スポーツ外傷は、痛めた部位だけを見ても不十分なことがあります。
胸椎、肩甲骨、骨盤、股関節、下半身の安定性まで評価し、再発予防につなげていきます。
4. パフォーマンスアップまで考えた運動療法
痛みが落ち着いた後は、競技復帰だけでなく、より良い身体の使い方を身につけることも大切です。
中臀筋トレーニングや股関節周囲のエクササイズ、肩甲骨の安定性改善などを行い、パフォーマンスアップを目指します。
まとめ|タックルで腕を痛めたら、早めの評価と急性処置が大切です
今回の症例では、練習中のタックルで腕を強制的に伸ばされ、右上腕二頭筋・上腕筋の挫傷が疑われる状態でした。
評価では、上腕二頭筋腱への負担を示すテストが陽性であり、肩周囲や肩甲骨周囲にも問題がみられました。
また、胸椎回旋の不足、広背筋の硬さ、腸腰筋や四頭筋のタイトネス、中臀筋の筋力低下、右短下肢など、全身の連動性にも課題がありました。
施術では、骨盤矯正、ハイボルト、肩甲骨周囲・上腕二頭筋腱へのアプローチ、中臀筋トレーニングを行い、痛みスケールは10から3へ低下しました。
大会期間中ということもあり、まずは急性症状の改善を優先し、次回も試合に向けた急性処置を行う方針となりました。
タックルや接触プレーで腕を痛めた場合、自己判断で無理を続けると痛みが長引くことがあります。
江東区大島駅周辺で、スポーツ中の腕の痛み、上腕二頭筋の痛み、タックルによる外傷、試合前のコンディショニングでお悩みの方は、一度サモーナスポーツ整骨院へご相談ください。
急性症状への対応から、試合復帰、再発予防、パフォーマンスアップまで、競技特性に合わせてサポートいたします。
よくある質問
Q. タックルで腕を痛めました。すぐに整骨院へ行った方がいいですか?
A. 痛みが強い、腕を動かすと痛い、力が入りにくい、腫れや内出血がある場合は、早めにご相談ください。急性外傷は初期対応が大切です。状態によっては医療機関での検査が必要になる場合もあります。
Q. 上腕二頭筋を痛めると、どこに痛みが出ますか?
A. 肩の前側、力こぶ周辺、肘の近くなどに痛みが出ることがあります。腕を伸ばす、肘を曲げる、手のひらを上に向ける動作で痛みが出ることもあります。
Q. 試合が近いのですが、施術を受けても大丈夫ですか?
A. 状態によります。まずは痛みの原因や動作時の負担を確認し、試合に向けてできる範囲の急性処置やコンディショニングを行います。ただし、無理に出場することで悪化する可能性がある場合は、慎重な判断が必要です。
Q. 腕のケガなのに、なぜ骨盤や股関節も見るのですか?
A. スポーツ動作では、下半身・体幹・肩甲骨・腕が連動して動きます。骨盤や股関節が不安定だと、接触時に肩や腕へ負担が集中しやすくなります。そのため、再発予防やパフォーマンス改善のためには全身評価が重要です。
Q. 急性外傷でやってはいけないことはありますか?
A. 痛みが強い時期に、無理なストレッチ、強いマッサージ、痛みを我慢した練習を行うことはおすすめできません。炎症が強くなる可能性があるため、まずは状態を確認し、適切な処置を行うことが大切です。
Q. 英語での説明も可能ですか?
A. はい、可能な範囲で英語対応も行っています。日本語で症状を説明するのが不安な方もご相談ください。
この記事の執筆者:中澤 武士(なかざわ たけし)
保有資格:
-
柔道整復師(国家資格)
-
NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
-
NASM-PES(パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)
-
中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)
プロフィール:
スポーツ現場から医療分野まで幅広く携わる実践型トレーナー・施術者。
これまでに、大相撲の横綱をはじめとする幕内力士、新極真空手日本代表、プロボクサー、デフフットサル日本代表、競輪選手、実業団選手、市民ランナーなど多様な競技者をサポート。
施術による痛みの改善から競技復帰、さらにはパフォーマンス向上まで一貫したサポートを行うことを強みに、学生アスリートからトップ選手まで高い信頼を得ている。
現在は、江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」のエリアマネージャーとして、現場での施術・トレーニング指導に従事。スタッフ教育にも力を入れ、後進トレーナーの育成にも積極的に取り組んでいる。
区の行政事業における体操教室、トレーナー専門学校での学生教育、同業トレーナーへの指導、社内研修での講師など、教育・普及活動にも幅広く参加。
「根本改善・再発防止・パフォーマンス向上」を掲げ、身体の本質を見極める全身アプローチを信条に、多くの利用者が長く健康で動ける身体づくりをサポートしている。
この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)
保有資格:
- 柔道整復師(国家資格)
- 鍼灸師(国家資格)
- あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
- JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
- NASMフィットネスエデュケーター
プロフィール:
メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。
スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。
現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。









