サモーナスポーツ整骨院スタッフ スポーツ整体×骨盤矯正で痛みの根本から改善へ!

【症例報告】アメフト後に腰痛で歩くのがつらい20代男性|椎間板症・筋膜性腰痛へのスポーツ整体

2026年07月10日

「アメフトの練習後から腰が痛い」
「前屈すると腰に痛みが出る」
「腰痛で歩くのもしんどい」
「スポーツ後の腰痛がなかなか引かない」

このようなお悩みはありませんか?

今回は、住吉駅前サモーナスポーツ整骨院に来院された、アメフト後に腰痛が出現し、歩行もつらくなっていた20代男性の症例をご紹介します。

今回の患者様は、アメフトの練習後から腰痛が出現し、来院時には前屈時痛や歩行時痛がみられました。状態としては、椎間板症と筋膜性腰痛が複合的に関与している可能性が高いケースでした。

腰痛は、痛みが出ている腰だけに原因があるとは限りません。特にアメフトのように、ダッシュ・コンタクトプレー・方向転換・踏み込み・体幹の回旋動作が多いスポーツでは、股関節や骨盤、体幹機能の低下が腰への負担につながることがあります。

また、スポーツ選手の腰痛は「使いすぎ」だけでなく、「身体の使い方の偏り」や「柔軟性不足」、「体幹の安定性低下」が背景にあることも少なくありません。

アメフト後に腰痛が出て歩くのがつらくなった20代男性の症例

今回来院されたのは、20代男性の患者様です。

アメフトの練習後から腰痛が出現し、

「歩くのがしんどい」
「前かがみになると痛い」

という状態で来院されました。

スポーツ後の腰痛は、筋肉痛や疲労だと思って様子を見る方も多いですが、

・歩行時に痛みがある
・前屈で強い痛みが出る
・腰からお尻、太ももに張り感がある
・プレー中に踏み込めない
・競技復帰が不安
・同じ動作で再発しそう

このような症状がある場合は、単なる疲労だけではなく、身体の機能低下や組織への負担が蓄積している可能性があります。

特にアメフトは、瞬発力とパワーを必要とする競技です。腰部には常に大きな負荷がかかるため、早期に原因を評価し、適切なケアを行うことが重要です。

今回の患者様も、痛みを我慢してプレーを続けるのではなく、腰部・骨盤・股関節・筋膜の状態を評価しながら改善を目指すことになりました。

来院時の状態|前屈時痛・FFD膝上・歩行時痛を確認

来院時の動作評価では、以下のような状態が確認されました。

・前屈時痛あり
・FFDは膝上まで
・歩行時痛あり
・軽度の跛行あり
・左回旋時に回旋側へ荷重が乗らない

FFD(Finger Floor Distance)は、前屈した際に指先が床からどの程度離れているかを確認する評価方法です。

今回の患者様は、前屈時に腰痛が出現し、指先は膝上付近までしか届きませんでした。

これは単純に腰が硬いというだけではなく、

・ハムストリングスの柔軟性低下
・殿筋群の硬さ
・股関節可動域の低下
・骨盤の前後傾運動の制限
・腰椎への過剰な負担

などが関係している可能性があります。

また、歩行時にも痛みがあり、無意識に腰をかばうような歩き方になっていました。

腰痛によって歩行パターンが崩れると、

・股関節
・膝関節
・足関節

にも負担が波及し、二次的な痛みにつながることがあります。

さらに、左回旋時に荷重がうまく乗らない状態も確認されました。

アメフトでは、タックルやブロック、方向転換などで体幹の回旋と荷重移動が重要になります。そのため、この機能低下は腰痛の原因だけでなく、パフォーマンス低下にもつながる可能性があります。

理学検査|神経症状や関節由来の問題を確認

腰痛の評価では、筋肉だけでなく、

・椎間板
・神経
・仙腸関節
・股関節
・腰椎の安定性

などを総合的に確認する必要があります。

今回の理学検査結果は以下の通りでした。

・SLR:陽性
・ラセーグ:陰性
・FNS:陰性
・Kボンネット:陰性
・ニュートン:陰性
・パトリック:陰性
・神経伸長テスト:陽性

SLRと神経伸長テストで陽性所見がみられたことから、神経組織への伸張ストレスや後面組織の過緊張が関与している可能性が考えられました。

一方で、

・強い坐骨神経症状
・股関節由来の疼痛
・仙腸関節障害

を強く疑う所見は認められませんでした。

そのため今回は、

椎間板への負担+筋膜性の緊張+股関節機能低下

が複合的に関与している腰痛と判断しました。

また、スポーツ選手の腰痛では「腰椎分離症」や「疲労骨折」が隠れている場合もあります。

以下の症状がある場合は、整形外科での画像検査をおすすめします。

・脚のしびれや脱力が強い
・排尿、排便障害がある
・夜間痛が続く
・安静時も痛い
・発熱を伴う
・ジャンプや反る動作で強い痛みが出る
・痛みが日に日に悪化する

柔軟性の低下が腰痛を引き起こす理由

タイトネステストでは以下の筋肉に硬さがみられました。

・腸腰筋
・大腿直筋
・ハムストリングス
・大殿筋
・中殿筋
・広背筋

腰痛というと腰の筋肉だけに注目されがちですが、実際には腰は全身の動きの中心です。

例えば、

ハムストリングス・大殿筋の硬さ

骨盤の前後運動が制限されます。

その結果、前屈時に股関節ではなく腰椎で動きを補うため、腰への負担が増加します。

腸腰筋・大腿直筋の硬さ

股関節の伸展制限が起こります。

歩行やランニング時に腰を反らせる代償動作が出やすくなり、腰椎へのストレスが増加します。

広背筋の硬さ

胸郭や体幹の回旋制限につながります。

アメフトでは上半身と下半身を連動させる動作が多いため、広背筋の柔軟性低下は腰部への負担増加につながります。

さらに、胸椎の可動性低下も腰痛に関係することがあります。

本来、回旋動作は胸椎が担う部分が大きいですが、胸椎が硬くなると腰椎が過剰に回旋しようとするため、腰痛を引き起こしやすくなります。

腸腰筋・中殿筋の筋力低下と腰痛の関係

筋力検査では、

・腸腰筋:4
・中殿筋:4

という結果でした。

日常生活では問題ないレベルですが、アメフト選手として考えると十分とは言えません。

腸腰筋の役割

腸腰筋は股関節を持ち上げる筋肉として知られていますが、

・骨盤の安定
・腰椎の支持
・ランニング動作の効率化

にも重要な役割があります。

中殿筋の役割

中殿筋は片脚立位時に骨盤を安定させる筋肉です。

この筋肉が弱くなると、

・片脚支持時の骨盤のブレ
・方向転換時の不安定性
・腰部への代償負担

が起こりやすくなります。

アメフトでは、

・ダッシュ
・ストップ
・切り返し
・タックル
・片脚支持

などが頻繁に行われるため、腸腰筋や中殿筋の機能低下は腰痛の大きな要因になります。

また、腹横筋や多裂筋などのインナーマッスル機能低下も腰痛再発に関係するため、今後は体幹機能の評価も重要になります。

施術内容|ハイボルトと股関節周囲のリリースで腰部への負担を軽減

今回の施術では、

・ハイボルト療法
・殿部リリース
・筋膜張筋リリース

を実施しました。

まずハイボルト施術で腰部へアプローチしたところ、前屈時痛が軽減し、FFDも膝上から足首付近まで改善しました。

これは単に痛みが軽減しただけでなく、

・筋緊張の緩和
・神経興奮の抑制
・動作時の防御反応の軽減

が起こった可能性があります。

続いて殿部と筋膜張筋のリリースを行いました。

筋膜張筋は骨盤と膝をつなぐ重要な筋肉であり、硬くなると股関節の動きが制限されます。

また殿筋群は、

・骨盤の安定
・股関節の支持
・体幹との連動

に関与するため、腰痛改善には欠かせない部位です。

施術後にはSLRも陰性となり、下肢後面の緊張が大きく改善しました。

施術後の変化|前屈と歩行がスムーズに

施術前は、

・前屈時痛あり
・FFD膝上
・歩行時痛あり
・軽度跛行あり

という状態でした。

施術後には、

・前屈時痛の軽減
・FFDが足首付近まで改善
・SLR陰性
・歩行時痛消失
・歩行動作の改善

という変化がみられました。

患者様自身も、

「かなり歩きやすいです」
「前より腰が曲げられます」

と変化を実感されていました。

もちろん1回で完全に治ったわけではありませんが、身体がどのように変化するかを確認できたことは大きな意味があります。

なぜアメフト後に腰痛が出たのか?

今回の腰痛は、単純な筋肉疲労だけでは説明できません。

アメフトでは、

・コンタクトプレー
・急停止と急加速
・方向転換
・回旋動作
・低姿勢維持

などによって腰部へ大きな負荷がかかります。

さらに今回の患者様は、

・股関節の柔軟性低下
・殿筋群の硬さ
・ハムストリングスの硬さ
・体幹機能低下
・荷重移動不良

がみられました。

つまり、本来股関節や胸郭で吸収できる負荷を腰が代償していた状態だったと考えられます。

その結果として、

・椎間板へのストレス
・筋膜の緊張
・腰部筋群の過活動

が起こり、腰痛につながった可能性があります。

腰痛を再発させないために必要なこと

今回の患者様の目標は、

柔軟性を改善し、体幹と股関節を強化して再発しない身体を作ること

です。

再発予防には、

・腸腰筋の柔軟性改善
・大腿直筋の柔軟性改善
・ハムストリングスの柔軟性改善
・殿筋群の柔軟性改善
・広背筋の柔軟性改善
・胸椎可動性の改善
・腸腰筋、中殿筋の強化
・腹横筋、多裂筋などインナー強化
・正しいスクワット動作の習得
・競技動作への段階的復帰

が重要です。

特にスポーツ選手は「痛みがなくなった=治った」と考えがちですが、本当に重要なのは再発しない身体づくりです。

今後の方針|スポーツ整体8回で再発予防までサポート

今回の患者様は、スポーツ整体8回を目安に改善を進めていく予定です。

次回は楽トレ検査を行い、

・インナーマッスル機能
・体幹安定性
・骨盤支持能力

を確認していきます。

腰痛は痛みが取れたら終わりではありません。

スポーツ選手の場合、

・全力で走れるか
・切り返しができるか
・コンタクトプレーに戻れるか
・再発せずにプレーできるか

まで確認する必要があります。

当整骨院では、痛みの改善だけでなく競技復帰と再発予防までサポートしています。

同じような腰痛でお悩みの方へ

日頃から柔軟性が低下していると、身体は無意識に代償動作を行います。

その結果、

・腰痛
・股関節痛
・膝痛
・肉離れ

などのケガにつながることがあります。

特にスポーツをしている方は、

「身体が硬いけどプレーできているから大丈夫」

と思っているケースも少なくありません。

しかし、柔軟性不足はパフォーマンス低下だけでなく、ケガのリスクを高める要因になります。

以下のような方は、一度身体の状態をチェックすることをおすすめします。

・スポーツ後に腰が痛くなる
・前屈すると腰に痛みが出る
・歩くと腰がつらい
・腰からお尻、脚に張り感がある
・身体が硬いと感じる
・腰痛を繰り返している
・競技復帰に不安がある
・湿布や痛み止めだけでは改善しない

腰痛は早期対応が重要です。

痛みを我慢してプレーを続けることで、症状が長引いたり、より重症化したりするケースもあります。

まとめ|アメフト後の腰痛は腰だけでなく股関節・柔軟性・体幹機能の改善が重要

今回の症例では、アメフト後に腰痛が出現し、歩行もつらくなっていた20代男性に対して、姿勢・動作・理学検査・柔軟性・筋力を総合的に評価しました。

来院時には、

・前屈時痛
・FFD膝上
・歩行時痛
・左回旋時の荷重不良
・SLR陽性
・神経伸長テスト陽性
・股関節周囲筋の柔軟性低下
・腸腰筋、中殿筋の筋力低下

が確認されました。

施術ではハイボルト療法と股関節周囲のリリースを行い、

・前屈時痛の軽減
・FFD改善
・SLR陰性化
・歩行時痛の消失

といった変化がみられました。

腰痛は、痛みが出ている腰だけを施術しても根本的な改善につながらないことがあります。

特にスポーツ後の腰痛では、

・股関節の柔軟性
・骨盤の動き
・胸郭や胸椎の可動性
・体幹の安定性
・競技特有の動作パターン

まで評価することが重要です。

「アメフト後から腰が痛い」
「歩くのもしんどい腰痛がある」
「前屈すると腰が痛む」
「腰痛を繰り返していて不安」
「競技復帰を目指したい」

このようなお悩みがある方は、痛みのある部分だけでなく、身体全体の動きや機能を見直すことが大切です。

住吉駅前サモーナスポーツ整骨院では、痛みの改善だけでなく、スポーツ復帰や再発予防まで見据えた施術を行っています。

アメフトをはじめとしたスポーツによる腰痛でお困りの方は、お気軽にご相談ください。身体の状態をしっかり評価し、一人ひとりに合わせた施術とセルフケア指導で、安心して競技に復帰できる身体づくりをサポートいたします。

この記事の執筆者:中澤 武士(なかざわ たけし)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)

  • NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

  • NASM-PES(パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)

  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

プロフィール:

スポーツ現場から医療分野まで幅広く携わる実践型トレーナー・施術者。

これまでに、大相撲の横綱をはじめとする幕内力士、新極真空手日本代表、プロボクサー、デフフットサル日本代表、競輪選手、実業団選手、市民ランナーなど多様な競技者をサポート。

施術による痛みの改善から競技復帰、さらにはパフォーマンス向上まで一貫したサポートを行うことを強みに、学生アスリートからトップ選手まで高い信頼を得ている。

現在は、江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」のエリアマネージャーとして、現場での施術・トレーニング指導に従事。スタッフ教育にも力を入れ、後進トレーナーの育成にも積極的に取り組んでいる。

区の行政事業における体操教室、トレーナー専門学校での学生教育、同業トレーナーへの指導、社内研修での講師など、教育・普及活動にも幅広く参加。

「根本改善・再発防止・パフォーマンス向上」を掲げ、身体の本質を見極める全身アプローチを信条に、多くの利用者が長く健康で動ける身体づくりをサポートしている。

この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 鍼灸師(国家資格)
  • あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
  • JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
  • NASMフィットネスエデュケーター

プロフィール:

メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。

スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。

現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。