【症例報告】ロードバイク後から続く左膝内側の痛み|江東区大島駅・住吉駅のサモーナスポーツ整骨院
2026年06月29日

こんにちは。江東区の大島駅前・住吉駅前にあるサモーナスポーツ整骨院です。
今回は、ロードバイクに乗っていた際に左膝内側の痛みが出始め、その後も痛みが再発してなかなか改善しなかった20代女性の症例をご紹介します。
膝の痛みというと、「膝そのものに原因がある」と考えがちです。しかし実際には、股関節の向き、骨盤の傾き、太ももやふくらはぎの硬さ、腸腰筋や中殿筋などの筋力低下が関係しているケースも少なくありません。
今回の患者さんも、左膝内側に痛みがありましたが、評価を進めると左股関節の外旋傾向、左臀部・ハムストリング・カーフ・大腿四頭筋の硬さ、腸腰筋や中殿筋の筋力低下、骨盤の左下がりなどが確認されました。
※本記事は実際の来院例をもとに、個人が特定されないよう一部内容を調整して掲載しています。症状の感じ方や施術後の変化には個人差があります。
来院時のお悩み
20代女性の患者さんで、主なお悩みは「左膝の内側の痛み」でした。
コロナ禍にロードバイクに乗っていた際、クリートの角度が合っていなかったことがきっかけで左膝内側に痛みが出たとのことでした。
その後、整形外科や整体に通院し、一度は痛みが落ち着いたものの、しばらくすると再び痛みが出るようになり、そこからなかなか改善しない状態が続いていました。
患者さんのゴールは、
- 左膝内側の痛みをなくしたい
- 不安なく身体を動かしたい
- いつまでも運動を続けられる身体にしたい
というものでした。
一時的に痛みを軽減するだけでなく、再発しにくい身体づくりを希望されていました。
お身体の状態|膝だけでなく股関節・骨盤・筋力バランスを評価

サモーナスポーツ整骨院では、膝に痛みがある場合でも、膝だけを見るのではなく、姿勢・動作・股関節・骨盤・筋力バランスを確認します。
今回の患者さんでは、立位評価・動作評価において、左股関節が外旋しやすい傾向がみられました。
股関節が外旋した状態が続くと、膝の向きや足部の接地にも影響し、膝関節の内側へ負担がかかりやすくなることがあります。
また、タイトネス評価では、
- 左臀部
- 左ハムストリング
- 左カーフ
- 左大腿四頭筋
に硬さが確認されました。
膝関節は股関節と足首の間にある関節です。そのため、臀部や太もも、ふくらはぎの柔軟性が低下すると、膝の動きに余裕がなくなり、歩行や自転車動作、しゃがみ込み動作で負担が集中しやすくなります。
筋力評価では、腸腰筋がMMT3レベルで、股関節を安定して使う力に低下がみられました。
さらに中殿筋は右が4、左が3で、左側の骨盤や股関節を支える力が弱くなっていることが確認されました。大腿四頭筋とハムストリングにも筋力低下がみられ、膝を安定させる力にも課題がある状態でした。
骨盤の歪み検査では、左下がりの傾向が確認されました。
今回の評価から、左膝内側の痛みには、以下のような要素が関係している可能性が考えられました。
- 左股関節の外旋傾向
- 骨盤の左下がり
- 左中殿筋の筋力低下
- 腸腰筋の筋力低下
- 大腿四頭筋・ハムストリングの筋力低下
- 左臀部・左ハムストリング・左カーフ・左大腿四頭筋の硬さ
- ロードバイク時のクリート角度による膝への負担
- 膝関節内側に負担がかかりやすいアライメント
つまり今回の膝痛は、膝だけの問題ではなく、股関節・骨盤・下肢筋力・柔軟性の低下が組み合わさって起きていた可能性があります。
ロードバイクと膝内側の痛みの関係

ロードバイクでは、ペダリング動作を何度も繰り返します。
一回一回の負担は小さくても、クリートの角度やサドルの高さ、股関節・膝・足首の向きが合っていない状態で長時間乗ると、膝に同じ方向のストレスが繰り返しかかります。
特にクリートの角度が合っていない場合、足部の向きが固定されたままペダリングを続けるため、膝の内側や外側に負担が集中しやすくなります。
今回の患者さんも、ロードバイク中のクリート角度がきっかけで痛みが出たとのことでした。
ただし、痛みのきっかけがクリート角度だったとしても、痛みが長引いた背景には、股関節の外旋傾向、骨盤の左右差、筋力低下、筋肉の硬さなどが関係していた可能性があります。
一度痛みが引いてもすぐに再発してしまったのは、膝に負担がかかりやすい身体の使い方やアライメントが残っていたためと考えられます。
まさに、身体が小さく「まだ設定ズレてますよ」とアラートを出していたような状態です。膝、なかなか正直者です。
施術内容|膝だけでなく骨盤・股関節・筋肉のバランスにアプローチ
今回の施術では、左膝内側の痛みを軽減することだけでなく、膝に負担がかかりにくい姿勢と動作をつくることを重視しました。
実施した内容は以下の通りです。
- 骨盤矯正
- ハイボルト施術
- 手技療法
- 腸腰筋ストレッチ
- 殿筋ストレッチ
骨盤矯正では、左下がりの傾向がみられた骨盤バランスを整え、股関節や膝への負担を軽減しやすい状態を目指しました。
ハイボルト施術では、腸腰筋と中殿筋に対してアプローチしました。
腸腰筋は股関節を曲げる働きだけでなく、骨盤や腰椎の安定にも関係します。腸腰筋がうまく働かないと、股関節をスムーズに使いにくくなり、膝に代償的な負担がかかることがあります。
中殿筋は、片脚で身体を支える際に重要な筋肉です。歩行時や自転車のペダリング動作でも骨盤の安定に関わります。左中殿筋の筋力低下があると、左脚で支える際に膝の向きが乱れやすくなり、膝内側へのストレスにつながることがあります。
手技療法では、左臀部・ハムストリング・カーフ・大腿四頭筋の硬さを確認しながら、過度に緊張している部位へアプローチしました。
さらに、腸腰筋ストレッチとヒップローテーション(殿筋のストレッチ)を行い、股関節の可動域改善を目指しました。
腸腰筋ストレッチでは、股関節を伸展させることで股関節前面の柔軟性を高め、骨盤や膝への負担を軽減しやすい状態を目指します。
ヒップローテーションでは、股関節を四の字にして臀部を伸ばし、股関節の回旋可動域や臀部の柔軟性を高めることを目的としました。
施術後の変化
施術後、完全に膝を曲げた際の違和感は残っていましたが、歩行時の痛みは消失しました。
特に、日常生活での歩行時痛が軽減したことは、患者さんにとって大きな変化でした。
ただし、完全屈曲時の違和感が残っていたため、1回の施術で終了ではなく、今後も継続して股関節・骨盤・筋力バランスを整えていく必要がある状態と判断しました。
患者さんには、筋力不足や左右差を実際に体感していただきました。
ご本人は筋肉に関する知識がある方だったため、評価結果を通じて「膝だけではなく、股関節や筋力バランスも関係している」という原因を理解していただきやすいケースでした。
施術後は次回予約もお取りいただき、継続して改善を目指す流れとなりました。
今回の症状で考えられる原因
今回のような左膝内側の痛みでは、膝そのものの問題だけでなく、アライメント不良や筋肉の硬さ、筋力低下が関係していることがあります。
特にロードバイクでは、クリートの角度やペダリング時の膝の軌道が重要です。
足部が固定された状態で膝の向きが合っていないと、膝内側に繰り返しストレスがかかります。
さらに、股関節の動きが悪い状態や、骨盤が左右に傾いた状態で運動を続けると、膝が本来以上に頑張らなければいけない状態になります。
今回の患者さんでは、左股関節外旋、左中殿筋の筋力低下、腸腰筋の筋力低下、左下肢の筋肉の硬さ、骨盤の左下がりが確認されました。
これらが組み合わさることで、左膝内側へ負担が集中しやすくなっていた可能性があります。
膝の痛みは、膝だけを揉んだり、湿布を貼ったりするだけでは根本的な改善につながりにくいケースがあります。
特に、身体を動かした時に痛みが出たり、痛みが出たり引いたりを繰り返す場合は、筋肉や関節の動き、身体の使い方に原因が隠れていることがあります。
同じような膝の痛みでお悩みの方へ
江東区大島駅・住吉駅周辺で、次のようなお悩みはありませんか?
- ロードバイク後に膝の内側が痛くなる
- クリート調整後も膝の痛みが残っている
- 整形外科や整体に通ったが膝の痛みを繰り返している
- 歩く時に膝の内側が痛い
- しゃがむと膝に違和感がある
- 膝だけでなく股関節やお尻も硬い
- 片脚で立つと骨盤が安定しない
- 運動を続けたいけれど膝の痛みが不安
膝の痛みは、アライメント不良やタイトネスなど、さまざまな要因で起こります。
特にアライメント不良は、自分では気づきにくいことが多いです。
「膝が痛いから膝だけが悪い」と考えてしまうと、本当の原因を見落としてしまうことがあります。
股関節、骨盤、足首、筋力、柔軟性、動作のクセまで確認することで、痛みの背景が見えてくることがあります。
サモーナスポーツ整骨院では、膝の痛みがある方に対しても、全身のバランスを確認しながら施術方針を考えていきます。
サモーナスポーツ整骨院で大切にしていること
当整骨院では、症状が出ている部位だけを施術するのではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を評価することを大切にしています。
今回のような左膝内側の痛みでは、膝そのものへのアプローチに加えて、股関節・骨盤・下肢筋力・柔軟性を確認することが重要です。
また、施術後に痛みが軽減した場合でも、違和感が残っている場合や、再発を繰り返している場合は、一定期間の通院と運動指導が必要になることがあります。
今回の上長フィードバックでも、治療に必要な期間や頻度を適切に提案することが重要なポイントでした。
患者さんが「いつまでも身体を動かしたい」という目標を持っている場合、その場の痛みだけでなく、再発予防や運動継続まで見据えたサポートが必要です。
サモーナスポーツ整骨院では、施術と運動指導を組み合わせながら、痛みの改善だけでなく、動きやすく、長く使える身体づくりをサポートしています。
まとめ|膝内側の痛みは、股関節・骨盤・筋力バランスの評価が大切です
今回の症例は、ロードバイク中のクリート角度をきっかけに左膝内側の痛みが出て、その後も再発を繰り返していた20代女性のケースでした。
評価では、左股関節外旋、左臀部・ハムストリング・カーフ・大腿四頭筋の硬さ、腸腰筋や中殿筋の筋力低下、骨盤の左下がりが確認されました。
施術では、骨盤矯正、ハイボルト、手技療法、腸腰筋ストレッチ、ヒップローテーションを行い、完全屈曲時の違和感は残ったものの、歩行時の痛みは消失しました。
膝の痛みは、膝だけでなく、股関節・骨盤・足首・筋力・柔軟性の影響を受けます。
江東区大島駅・住吉駅周辺で、ロードバイク後の膝の痛み、膝内側の痛み、運動時の膝の違和感でお悩みの方は、サモーナスポーツ整骨院へご相談ください。
痛みが出ている場所だけでなく、身体全体の使い方を確認しながら、あなたに合った施術と運動指導をご提案いたします。
この記事の執筆者:中澤 武士(なかざわ たけし)
保有資格:
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柔道整復師(国家資格)
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NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
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NASM-PES(パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)
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中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)
プロフィール:
スポーツ現場から医療分野まで幅広く携わる実践型トレーナー・施術者。
これまでに、大相撲の横綱をはじめとする幕内力士、新極真空手日本代表、プロボクサー、デフフットサル日本代表、競輪選手、実業団選手、市民ランナーなど多様な競技者をサポート。
施術による痛みの改善から競技復帰、さらにはパフォーマンス向上まで一貫したサポートを行うことを強みに、学生アスリートからトップ選手まで高い信頼を得ている。
現在は、江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」のエリアマネージャーとして、現場での施術・トレーニング指導に従事。スタッフ教育にも力を入れ、後進トレーナーの育成にも積極的に取り組んでいる。
区の行政事業における体操教室、トレーナー専門学校での学生教育、同業トレーナーへの指導、社内研修での講師など、教育・普及活動にも幅広く参加。
「根本改善・再発防止・パフォーマンス向上」を掲げ、身体の本質を見極める全身アプローチを信条に、多くの利用者が長く健康で動ける身体づくりをサポートしている。
この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)
保有資格:
- 柔道整復師(国家資格)
- 鍼灸師(国家資格)
- あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
- JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
- NASMフィットネスエデュケーター
プロフィール:
メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。
スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。
現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。









