膝の関節が固まって歩けない・・・|40代男性の膝の症状に対するアプローチ
2024年12月18日
階段での転倒後、膝の関節が硬くなり歩けなくなってしまった・・・
江東区大島駅、住吉駅にあるサモーナスポーツ整骨院です。今回の記事では、実際に当整骨院に「膝の症状」でお越しになった男性に対するアプローチとその結果に関してご紹介させていただきます。現在は、松葉杖、膝の装具なしでは歩行できない状態になってしまった。
膝の症状とお悩み|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院
こちらの患者様は、1ヶ月前に階段で転倒し、左足の母指骨折と両膝を強く痛めました。その後、膝に力が入らず転倒を繰り返してしまい、整形外科に通院するも症状の変化が全くなく、不安に感じ当整骨院にお越しになりました。
膝の状態に関しては、レントゲン検査やMRI検査など各種画像検査を行うも「異常なし」と診断されたが、1ヶ月前に転倒してから全く動かすことができなくなってしまった。
骨折は足の親指の骨折は完治したものの、膝が曲がらなくなってしまい装具と松葉杖が手放せない状態で、歩くことができず、今後の人生に強い不安を抱えていました。
横断歩道も渡りきることができず、一人で外出することもできない・・・数ヶ月前までは、お子様と一緒にバスケットボールなどのスポーツを楽しんでいたので、早く子供と一緒にスポーツがしたい。とおしゃっておりました。
膝の状態と全身の状態|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院
【歩行】
来院された際にも、膝を伸展位で固定する装具をつけ、松葉杖をついて奥様の介助を受けながらお越しになりました。
杖をついている状態でも、移動することが困難な状態でした。
【膝の関節の問題】
自身で曲げることは強い不安感があったため、ベッド上で他動的に関節の動きを確認したところ、90°までは、問題なくスムーズに曲げることができました。それ以降に関しては、大腿部前面に強い緊張感を感じ可動域が制限されていました。
整形外科でも、「半月板や靭帯の損傷などはない」と診断されていましたが、念の為各種ストレステストや理学検査を行いましたが異常所見がなかったため、膝関節の可動域制限は筋肉の使い方や、筋肉の緊張によって引き起こされていると判断しました。
【股関節の問題】
膝にトラブルを抱える方の多くに「股関節の可動域制限」がみられるため、股関節周囲の可動域の検査を行ったところ、内旋、外旋、伸展、屈曲ほぼ全方向の可動域制限が見られました。
幼少期から関節が硬かったとのことでしたが、1ヶ月もの期間、装具や松葉杖をついて生活をしていた影響でさらに関節が硬くなった可能性があります。
その他にも、骨盤の歪みや各種筋力検査を行い、問題が見られた部位に対してスポーツ整体でアプローチすることになりました。
施術内容とその結果|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院
各種検査を行った結果、スポーツ整体により以下のようなアプローチを実施しました。
1. 骨盤矯正
骨盤の歪みを整え、左右の足のバランスを改善。
2. ハイボルト療法
筋緊張を緩和し、痛みを軽減。
3. 手技療法
筋肉の硬さを直接緩め、血流を促進。
4. ワンポイントリハビリ
ヒップアブダクション(股関節外転筋の強化)を重点的に行い、歩行の安定性を向上。
上記のような全体的なアプローチを行った結果、過剰な筋肉の緊張が緩和し、股関節や膝関節の柔軟性が改善されました。
そして、装具を外して歩行することができるようになりました!患者様からも「久しぶりに自分の足で歩いている感じがする!!」と嬉しいお声をいただくことができました。
同じ症状でお悩みの方へ
骨折や膝の怪我が原因で安静期間が長引くと、筋力低下や筋肉の硬さが生じ、回復が遅れることがあります。そのため、早期の施術と可能な範囲でのリハビリが非常に重要です。
江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院では、一人ひとりの症状や目標に合わせた施術を行い、患者様の回復を全力でサポートしています。