栄養不足による筋肉への悪影響|腰痛・肩こりなど痛みの改善にも影響がある?
2024年08月17日
今回のテーマは栄養不足による筋肉への悪影響に関して記事を書かせていただきました。腰痛や肩の痛み、肉離れなど筋肉が悪い状態になると身体に様々な痛みやトラブルが生じます。
また、怪我をしてしまった際の回復にも悪影響を与え、痛みの改善や解消が遅くなる可能性があります。そこで、今回の記事では栄養不足による筋肉への悪影響や怪我や痛みからの回復が遅くなることについて詳しく説明させていただきます。
江東区大島駅、住吉駅のサモーナサポーツ整骨院ではただ単にマッサージや整体、矯正を行うだけでなく、患者様の食事の習慣や栄養摂取の状況を伺い適切なサポートを行なっております。
では、早速本題にはいります。
栄養摂取の状態が悪いと筋肉にどんなアク栄養があるの?|江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院が詳しく解説!
こちらの章では、食事による栄養摂取がどれだけ身体に大切なのかを理解していただくために『栄養不足によって引き起こされる筋肉への影響』について詳しく説明させていただきます。
1. 筋力の低下
身体に栄養が不足すると、筋肉にとって必要なエネルギーやタンパク質が十分に摂取することができなくなることで筋力低下を引き起こす可能があります。
筋肉は毎日のように分解と合成を繰り返しています。分解された筋肉を新しく生まれ変わらせるためにはタンパク質が必要です。栄養が不足すると筋肉の合成が効率的にできなくなるため、筋肉量が減少し筋力が低下するリスクがあります。
2. 筋肉の萎縮
筋肉を作る上でタンパク質は非常に大切です。タンパク質という言葉を耳にすると『筋トレしている人が食べるものでしょ?』という認識の方が少なくありません。もちろん、筋トレをしている人にとってタンパク質は重要です。しかし、健康的に若々しく過ごすためにもタンパク質は非常に大切です。
筋肉を作るためのタンパク質が不足することで、私たちの身体は必要なタンパク質などのエネルギーを補うために筋肉を分解します。その結果として筋肉量してしまうリスクが高くなります。
この現象は「筋萎縮」と呼ばれ、特に食事によるエネルギー摂取が不足したり、肉や魚、卵や大豆製品などによるタンパク質摂取が不足した際に顕著になります。
3. 回復力の低下
栄養が不足すると運動や仕事、日常生活における疲労の回復が遅くなります。私たちの身体は毎日のように新陳代謝を繰り返し、筋肉をはじめとする細胞が生まれ変わっています。
そして細胞を新しく作るときに栄養が不足していると新しい、細胞を作ることが難しくなり身体がダメージを蓄積し疲労の回復のサイクルが遅くなる可能性があります。
4. 疲労の増加
営業で毎日動き回っている人、デスクワークが多い人、スポーツを毎日行っている人など私たちの生活様式は人それぞれです。そして、必要な栄養素の量がやバランスも人によって異なります。
必要最低限の食事による栄養摂取を行っていないと、それぞれの活動を行う際のエネルギー供給が遅れてしまい、疲労が増加するリスクがあります。
毎日お腹いっぱい食べているのに疲労が回復しない、疲れが週末にかけて蓄積しているという状況の人は、摂取するカロリーばかり増えていて栄養バランスが崩れている可能性があります。疲労が増加することで、スポーツによる怪我のリスクや身体の痛みの原因になる可能性があるので注意が必要です。
5. 免疫力の低下
栄養が不足することで免疫が低下し、さまざまな病気になるリスクが高くなります。また、病気になってしまった際の回復も遅れる場合も少なくありません。私たちの身体は基本的には、食べ物による栄養摂取によって成り立っています。
免疫を司る細胞、身体の隅々まで栄養を運ぶための血管、肌、髪の毛などその全てが自分の責任で摂取している食べ物で作られます。どんなに効果があるサプリメントを摂取しいても、トリートメントを塗っても、美容液を塗っても。大元である自分の細胞に栄養が行き渡っていなかったら意味がありません。
毎日の食事を少し意識するだけで、見た目だけでなく身体の内側も健康的になります!
6. ホルモンバランスの乱れ
特定の栄養素が不足することで、筋肉の成長や維持に関与するホルモン(例えば、成長ホルモンやテストステロン)のバランスが崩れてしまい筋肉の成長を妨げます。
食生活が乱れ栄養不足が続くことで、ホルモンバランスが乱れた悪影響が、筋肉だけでなく血管や内臓など私たちの身体に全ての健康状態に悪影響を与える可能性があります。
なので、栄養バランスが整った食事を心がけることが、筋肉だけでなく健康的に過ごすためにも大切なことになります。
これまで、栄養不足による筋肉への悪影響についてご説明させていただきました。皆さんは、自分の栄養状態を振り返ってみてどのように感じましたか?
この記事を読んでいただき、少しでも『このままの食生活ではヤバそう・・・』と感じた方は、専門家の指導のもと早めに食事の習慣を見直しましょう!
次の章では、栄養不足が腰痛や肩こりなどの筋肉の状態いよって引き起こされる痛みに対してどのような影響を与えるのかについてご紹介させていただきます。
痛みの改善と栄養不足|江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院
腰痛や肩こり、肉離れなど日常生活やスポーツ活動においてさまざまな痛みなどのお悩みを抱えている方が非常に多いです。
腰痛を治すためにマッサージや整体を受けたり、肉離れを早く治すために整骨院に通ったり、骨折を治すために整形外科に行ったり、自分の症状を改善するために何かしらの施設に通っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、意外と盲点となるのが『食事による栄養状況』です。筋肉や骨などを治すために必要な材料がなければ、壊れた組織を早く修復することはできません。
そこで、こちらの章では栄養不足が怪我の回復に与える影響について詳しく説明させていただきます。
1. タンパク質の不足
前の章でも説明しましたが、タンパク質は組織の修復と再生に必要不可欠です。肉離れ、腰痛などの怪我をした際に身体は、損傷して壊れた組織を修復するためにタンパク質などの栄養素がいつも以上に必要になります。
栄養不足だと怪我をしやすい事は理解していただけたかと思いますが、怪我からの回復まで遅れる恐れがあります。傷がずっと治らない、肉離れがなかなか改善しない、骨折後の骨のくっつくスピードが遅いなどのトラブルがある方は、治療方法だけでなくタンパク質摂取をはじめとする自身の栄養バランスも見直してみましょう。
2. ビタミンとミネラルの不足
怪我からの回復を早めるやめにはタンパク質だけでなく『ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、鉄』などの栄養素も非常に大切です。タンパク質と同様、組織を早期に修復するために重要な役割を果たしています。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、ビタミンDは骨の健康に関与し、亜鉛は細胞分裂と組織修復に必要な栄養素です。
食事の習慣に偏りがあり、栄養バランスが崩れてしまうと怪我からの回復が遅なるリスクが高くなります。
3. エネルギー不足
栄養不足によりエネルギーが不足すると、怪我の回復に必要な代謝の過程を効率的にできなくなる可能性があります。なので、栄養バランスの偏りやエネルギー不足の状態が続くと、細胞の再生や修復が遅れ、怪我が治る期間が長期化する可能性があります。
4. 炎症反応のコントロール
怪我の後の炎症反応は治癒の過程として必要です。しかし、栄養が不足していることで、この炎症の過程をコントロールできずに炎症が長引いたり、逆に必要な炎症反応が不十分になり怪我からの回復が遅くなる可能性があります。
5. 血流の影響
栄養不足は血液の流れにも悪影響を与える可能性があります。血液の循環が悪くなると、肉離れや骨折などの怪我をした部分への酸素や栄養素の供給が不十分になってしまう恐れがあります。これにより、怪我からの回復が遅れることがあります。また、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みは、筋肉への血行不良も否定できません。
栄養が豊富なバランスの取れた食事を摂ることは、怪我からの早期回復にとって非常に重要です。怪我の治癒を促進するためには、生活環境に応じた適切な栄養素を十分に摂取しましょう!
整骨院に併設されるパーソナルトレーニングジムサモーナでは、管理栄養士監修のもと栄養指導も受けることができます。