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育児中に前かがみで腰が痛い原因とは?筋筋膜性腰痛の症例|江東区住吉駅前サモーナスポーツ整骨院

2026年07月16日

「子どもをベッドに寝かせる時に腰が痛い」
「お風呂に入れる時の前かがみ姿勢がつらい」
「抱っこや中腰の作業で腰に痛みが出る」

このようなお悩みはありませんか?

育児中の腰痛は、30代〜40代の男性にも非常に多いお悩みです。

特に小さなお子さんがいるご家庭では、抱っこ、寝かしつけ、おむつ替え、お風呂、着替えのサポートなど、日常の中で前かがみや中腰になる場面が何度もあります。

一つひとつの動作は短時間でも、毎日繰り返されることで腰への負担は蓄積していきます。

今回は、江東区住吉駅前サモーナスポーツ整骨院に来院された、育児中の前かがみ動作で腰痛を感じる30代男性の症例をご紹介します。

同じように「育児をすると腰が痛い」「子どもを抱っこするのが不安」「腰痛を繰り返している」という方は、ぜひ参考にしてください。

育児中の前かがみで腰が痛くなった30代男性の症例

今回ご来院されたのは、30代男性の患者様です。

主なお悩みは、子どもをベッドに寝かせたり、お風呂に入れたりする時に前かがみになると腰が痛いというものでした。

また、数年前から介護や引越し作業の際にも腰痛を繰り返していたとのことです。

今回の症状は、いわゆる筋筋膜性腰痛と考えられる状態でした。

筋筋膜性腰痛とは、腰まわりの筋肉や筋膜に負担がかかり、痛みや張り感が出る腰痛です。

レントゲンやMRIで大きな異常が見つからない腰痛でも、筋肉の硬さ、姿勢の崩れ、動作のクセ、股関節や体幹の機能低下が原因となって痛みが出ることがあります。

特に育児中の腰痛では、腰だけに原因があるとは限りません。

股関節の柔軟性低下や、体幹を支える筋力の低下、前かがみ動作の使い方の問題が関係しているケースが多くあります。

来院時の身体の状態

立位評価では、カイホロードシス姿勢がみられました。

カイホロードシスとは、背中の丸まりと腰の反りが強くなりやすい姿勢です。

この姿勢では、骨盤や股関節をうまく使えず、前かがみ動作の際に腰まわりへ負担が集中しやすくなります。

また、身体の歪み検査では、左肩と左骨盤が下がっている状態が確認されました。

左右のバランスが崩れていると、同じ前かがみ動作でも片側の腰や骨盤周囲に負担がかかりやすくなります。

理学検査では、SLRテスト、ラセーグテスト、Kボンネットテスト、FNSテストはいずれも陰性でした。

これらの検査結果から、坐骨神経痛や強い神経症状を疑う所見は目立ちませんでした。

一方で、トーマステストは陽性でした。

トーマステストが陽性の場合、腸腰筋や大腿直筋など、股関節前面の筋肉が硬くなっている可能性があります。

股関節前面が硬くなると、骨盤の動きが制限され、前かがみやしゃがみ込み、抱っこ動作の際に腰で代償しやすくなります。

柔軟性と筋力の低下が腰痛に関係していた

柔軟性の評価では、SLRが60度でした。

SLRは、主にハムストリングスや坐骨神経周囲の柔軟性を確認する検査です。

今回の患者様では、太もも裏の柔軟性に制限がみられました。

また、HBDは右3指、左2指で、大腿前面の硬さも確認されました。

さらに、HFTやCATの評価でも、股関節や体幹周囲の動きに左右差や制限がみられました。

筋力検査では、腸腰筋が右3、左3+、中殿筋が右4−、左4でした。

腸腰筋は、股関節を曲げる筋肉として知られていますが、骨盤や腰椎の安定にも関わります。

中殿筋は、片脚で立つ時や歩く時に骨盤を安定させる重要な筋肉です。

これらの筋肉がうまく働かないと、育児中の中腰姿勢や抱っこ動作で腰を過剰に使いやすくなります。

つまり今回の腰痛は、単に腰の筋肉が硬いだけではなく、

・カイホロードシス姿勢
・股関節前面の硬さ
・ハムストリングスの柔軟性低下
・腸腰筋の筋力低下
・中殿筋の筋力低下
・前かがみ動作の使い方の問題

が重なって起きていた可能性が高いと考えました。

なぜ子どもを寝かせる動作で腰が痛くなるのか?

子どもをベッドに寝かせる動作は、実は腰に大きな負担がかかりやすい動作です。

赤ちゃんや小さなお子さんを抱えた状態で、身体を前に倒しながら、そっとベッドに下ろす必要があります。

この時、股関節をうまく使えず、背中や腰だけを丸めて動作を行うと、腰まわりの筋肉に強い負担がかかります。

特に、

・膝をあまり曲げない
・股関節を使わず腰だけでかがむ
・子どもを身体から離して持つ
・ベッドの高さが低い
・寝かせる時に身体をひねる

このような動作が重なると、腰痛を起こしやすくなります。

お風呂に入れる動作も同様です。

浴室では足元が不安定になりやすく、かがんだ姿勢を保つ時間も長くなります。

さらに、子どもが動くことで予測できない負荷が腰にかかることもあります。

そのため、育児中の腰痛は「腰が弱いから」ではなく、日常動作の中で腰に負担が集中し続けていることが原因になっている場合が多いのです。

住吉駅前サモーナスポーツ整骨院で行った施術内容

今回の施術では、まず骨盤矯正を行いました。

骨盤の傾きや左右差を整えることで、前かがみ動作や立位姿勢での腰への負担を軽減することを目的としました。

次に、ハイボルト施術を腸腰筋に対して行いました。

腸腰筋は腰椎から股関節に付着する筋肉で、股関節の動きだけでなく腰部の安定にも関わります。

この部分が硬くなったり、うまく働かなくなったりすると、腰痛につながることがあります。

その後、伏臥位で腰背部や股関節周囲へアプローチを行い、さらに動作改善のためのエクササイズを実施しました。

行った運動は、トゥタッチプログレッション、ジャックナイフストレッチ、ヒップヒンジ動作、デッドリフト動作の獲得です。

デッドリフトと聞くと、重いバーベルを持つトレーニングをイメージする方もいるかもしれません。

しかし、今回行ったのは腰を守るための基本的な動作練習です。

タオルや軽い重りを使いながら、股関節を使って身体を倒す感覚を身につけていきました。

これにより、腰だけで曲げるのではなく、股関節から折りたたむように動くパターンを練習しました。

施術後の変化

施術前は、前屈時に指先がギリギリ床に届く程度でした。

施術後は、指腹まで床に近づくようになり、前屈の可動性に変化がみられました。

また、前屈時の腰の痛みも軽減しました。

患者様ご本人も、動作のしやすさを感じられていました。

もちろん、1回の施術ですべての腰痛が完全に改善するわけではありません。

特に今回のように、数年前から介護や引越し作業で腰痛を繰り返していた方の場合、腰に負担がかかりやすい動作パターンが身体に染みついていることがあります。

そのため、痛みを軽減する施術に加えて、再発しにくい身体の使い方を身につけることが重要です。

今後は、治療に加えて体幹機能や動作評価も行い、スポーツ整体とトレーニングを併用しながら、腰痛を繰り返さない身体づくりを進めていく予定です。

EMSが苦手な方でもできる腰痛改善の方法

今回の患者様は、以前通っていた整骨院でEMSを受けた経験があり、電気刺激が苦手とのことでした。

腰痛改善のためにインナーマッスルを鍛えることは大切ですが、必ずしもEMSだけが選択肢ではありません。

大切なのは、その方に合った方法で、体幹や股関節周囲の筋肉を使えるようにしていくことです。

電気が苦手な方には、無理にEMSを行うのではなく、

・呼吸を使った体幹トレーニング
・股関節の使い方を覚える運動
・軽い負荷でのデッドリフト動作
・中殿筋や腸腰筋のトレーニング
・日常動作に近い姿勢練習

などを組み合わせて対応することができます。

今回も、電気刺激が苦手であることを踏まえ、施術と運動療法を中心に、今できることを選択して対応しました。

腰痛改善では、患者様が不安なく続けられる方法を選ぶことも非常に大切です。

育児中の腰痛を繰り返さないために必要なこと

育児中の腰痛を改善するためには、痛みが出ている腰だけをケアするのでは不十分です。

特に前かがみや中腰で痛みが出る方は、股関節の柔軟性、体幹の安定性、正しい動作パターンが重要になります。

例えば、子どもを抱っこする時や寝かせる時には、腰だけを丸めるのではなく、股関節を使って身体を倒すことが大切です。

また、子どもをできるだけ身体に近づけて持つことで、腰にかかる負担を減らすことができます。

お風呂や着替えのサポートでは、膝を軽く曲げたり、片膝をついたり、台の高さを調整したりするだけでも腰への負担が変わります。

さらに、腸腰筋や中殿筋など、骨盤を支える筋肉を鍛えることで、腰に頼らず動ける身体をつくることができます。

育児は毎日のことです。

そのため、一時的に痛みを取るだけでなく、日常生活の中で腰に負担をかけにくい身体の使い方を覚えることが、再発予防につながります。

このような方はご相談ください

以下のようなお悩みがある方は、早めの評価をおすすめします。

・子どもを抱っこすると腰が痛い
・ベッドに寝かせる時に腰がつらい
・お風呂に入れる時に前かがみで痛む
・中腰作業で腰痛を繰り返している
・介護や引越しで腰を痛めたことがある
・朝起きた時に腰が重い
・前屈すると腰が痛い
・マッサージを受けても腰痛を繰り返す
・EMSが苦手だが体幹を鍛えたい
・子どもとたくさん遊べる身体をつくりたい

腰痛は、我慢しているうちに慢性化することがあります。

特に育児中は、自分の身体のケアを後回しにしてしまいがちです。

しかし、親御さんの身体がつらい状態では、抱っこや遊び、日常生活そのものが負担になってしまいます。

「子どもが大きくなっても、いつでも抱っこできる身体でいたい」
「腰の痛みを気にせず育児をしたい」
「子どもとたくさん遊べる身体をつくりたい」

このような方は、一度身体の状態を確認してみることをおすすめします。

江東区住吉で育児中の腰痛にお悩みの方へ

筋筋膜性腰痛は、腰の筋肉だけが原因で起こるわけではありません。

股関節の柔軟性低下、姿勢の崩れ、体幹の筋力低下、前かがみ動作のクセなどが重なり、腰まわりの筋肉へ負担が集中することで痛みが出ることがあります。

今回の症例でも、骨盤矯正、腸腰筋へのハイボルト施術、股関節を使うための運動療法を行うことで、前屈時の痛みや動作のしやすさに変化がみられました。

江東区住吉駅前サモーナスポーツ整骨院では、腰痛に対して痛みのある部分だけを見るのではなく、姿勢、股関節、骨盤、体幹、日常動作まで含めて評価します。

そのうえで、一人ひとりの生活スタイルに合わせた施術と運動指導を行います。

育児中の腰痛でお悩みの方、腰痛を繰り返している方は、ぜひ一度ご相談ください。

住吉駅前サモーナスポーツ整骨院が、腰の痛みなく育児を続けられる身体づくりをサポートします。

まとめ

育児中の腰痛は、抱っこや寝かしつけ、お風呂など、毎日の前かがみ動作によって腰に負担が積み重なることで起こりやすくなります。

今回の30代男性の症例では、カイホロードシス姿勢、股関節周囲の柔軟性低下、腸腰筋や中殿筋の筋力低下、前かがみ動作のクセが腰痛に関係していると考えられました。

施術では、骨盤矯正、腸腰筋へのハイボルト、腰部・股関節周囲へのアプローチ、トゥタッチやジャックナイフ、デッドリフト動作の練習を行いました。

その結果、前屈時の痛みが軽減し、動作のしやすさにも変化がみられました。

腰痛を繰り返さないためには、痛みを取るだけでなく、股関節を使った正しい動作パターンを身につけることが大切です。

江東区住吉で育児中の腰痛や筋筋膜性腰痛にお悩みの方は、住吉駅前サモーナスポーツ整骨院へお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 育児中の腰痛は自然に治りますか?

軽度の腰痛であれば一時的に症状が落ち着くこともあります。しかし、抱っこや寝かしつけなどの負担が毎日続くため、原因が改善されないまま再発を繰り返すケースも少なくありません。早めに身体の状態を確認し、適切なケアを行うことをおすすめします。

Q. 子どもを抱っこすると腰が痛くなります。抱っこを控えた方がいいですか?

無理に抱っこを控える必要はありません。ただし、腰だけで支える抱っこの仕方や長時間同じ姿勢を続けることは負担につながります。股関節を使った動作や身体に近づけて抱っこする方法を意識することで、腰への負担を軽減できます。

Q. 骨盤矯正は育児中の腰痛にも効果がありますか?

骨盤の傾きや左右差が腰への負担につながっている場合は、骨盤矯正によって身体のバランス改善が期待できます。ただし、骨盤だけが原因とは限らないため、股関節の柔軟性や筋力、姿勢なども含めて評価することが大切です。

Q. 腰痛があっても運動した方がいいですか?

症状の状態によりますが、多くの場合は適切な運動が改善につながります。特に股関節や体幹を使う運動は、腰への負担を減らすために重要です。ただし、痛みが強い場合や動作で悪化する場合は、専門家に相談しながら進めることをおすすめします。

Q. 育児中の腰痛を予防する方法はありますか?

抱っこや寝かしつけの際に股関節を使って身体を倒すこと、子どもを身体に近づけて抱えること、長時間同じ姿勢を避けることが大切です。また、日頃からストレッチや体幹トレーニングを行い、腰に負担が集中しにくい身体づくりをしておくことも予防につながります。