【中学生の野球後の腰痛・右肘の痛み】伸展型腰痛と腕の筋挫傷に対する施術症例|住吉駅前サモーナスポーツ整骨院
2026年07月18日

「野球の練習後から腰が痛い」
「バットを振った後に肘や腕まわりが痛くなった」
「子どもが腰を反らすと痛がる」
「成長期の腰痛なので、分離症が心配」
このようなお悩みはありませんか?
今回は、江東区にある住吉駅前サモーナスポーツ整骨院に来院された、10代男性・野球選手の症例をご紹介します。
今回の患者様は、前日の野球練習後から腰と右肘周囲に痛みが出現し、ご来院されました。
成長期の野球選手に起こる腰痛や肘の痛みは、単なる筋肉疲労だけでなく、柔軟性の低下、股関節や体幹機能の低下、練習量の急増、フォームの乱れなどが関係していることがあります。
特に中学生年代の腰痛では、症状によっては腰椎分離症の可能性も考慮する必要があります。
住吉駅前サモーナスポーツ整骨院では、痛みの出ている部位だけを見るのではなく、姿勢・柔軟性・筋力・動作のクセまで確認し、症状改善と再発予防、競技パフォーマンス向上までを見据えたサポートを行っています。
野球の練習後から腰と右肘周りに痛みが出た10代男性の症例
今回来院されたのは、10代の男性野球選手です。
前日の屋内練習で、
・素振り60回×10セット
・ティーバッティング150球
・マシン打ち100球
を行った後から、腰と右肘周囲に痛みが出現しました。
また、左手母指のマメが潰れていたことからも、かなりの打撃練習量があったことがわかります。
野球では、バッティング動作の中で腰を反る動き、体幹をひねる動き、腕を強く振る動きが繰り返されます。
そのため、股関節や体幹がうまく使えていない状態で練習量が増えると、腰や肘、前腕部に負担が集中しやすくなります。
今回の症例でも、腰そのものや肘だけでなく、身体全体の柔軟性や筋力低下が痛みの背景にあると考えられました。
来院時の主な症状|腰を反らすと痛い・肘を曲げにくい状態
来院時の主な症状は、腰部の痛みと右肘周囲の痛みでした。
腰に関しては、腰を反らす動作で痛みが出る「伸展型腰痛」の状態がみられました。
伸展型腰痛とは、前かがみよりも腰を反らしたときに痛みが出やすい腰痛です。
野球、サッカー、バレーボール、体操、バスケットボールなど、腰を反る・ひねる動作が多いスポーツで起こりやすい傾向があります。
また、右肘周囲については、肘を曲げた際に右手が右肩にギリギリ触れる程度で、肘の屈曲可動域に制限がありました。
肘の内外反ストレステストや、外側上顆炎を疑うテストでは明らかな陽性所見は認めませんでしたが、回外抵抗時に肘周囲の痛みがあり、肘を曲げる動作では上腕二頭筋の筋腹に痛みがありました。
このことから、肘関節そのものの大きな損傷というよりも、バッティング動作の繰り返しによる右上腕・前腕筋群への負担が関係している可能性が考えられました。
評価で確認された身体の特徴|柔軟性低下と腸腰筋の筋力低下
住吉駅前サモーナスポーツ整骨院では、症状が出ている部位だけではなく、全身の状態を確認します。
今回の評価では、以下のような特徴がみられました。
・FFD陽性
・HBD右2指
・股関節外旋可動域に左右差あり
・腸腰筋の筋力低下
・ケンプテスト陽性
・SLR、ラセーグテストは陰性
・ニュートンテストは陰性
FFDとは、前屈をした際に床へ手が届くかを見る検査です。
FFDが陽性ということは、ハムストリングスや腰背部、股関節周囲の柔軟性が低下している可能性があります。
また、HBDでは大腿四頭筋や股関節前面の柔軟性、股関節外旋可動域では股関節の動きやすさを確認します。
今回の症例では、右股関節周囲の硬さや可動域の左右差もみられました。
さらに、腸腰筋の筋力はMMTで3レベルでした。
腸腰筋は股関節を曲げる筋肉ですが、スポーツ動作では骨盤や腰椎の安定にも関係します。
腸腰筋がうまく働かないと、股関節を使って身体を支える力が低下し、腰を反る動作やひねる動作で腰部に負担が集中しやすくなります。
野球のバッティングでは、下半身から骨盤、体幹、上肢へと力を伝えていく必要があります。
しかし、股関節や体幹の機能が低下していると、本来分散されるはずの負担が腰や肘、前腕部に集中しやすくなります。
中学生の伸展型腰痛で注意したい「腰椎分離症」の可能性
成長期のスポーツ選手に腰痛が出た場合、特に注意したいのが腰椎分離症です。
腰椎分離症は、腰椎の後方部分に繰り返しストレスが加わることで発生しやすい障害です。
特に、腰を反る動作やひねる動作を繰り返すスポーツではリスクが高くなります。
野球では、バッティング、投球、守備動作の中で腰を反る・ひねる動作が多く含まれるため、成長期の選手は注意が必要です。
今回の症例では、施術後に腰部伸展時の痛みは消失しましたが、中学1年生という年齢や、伸展時痛があったことを踏まえ、腰椎分離症の可能性についてもご家族へ説明しました。
もちろん、すべての腰痛が分離症というわけではありません。
しかし、
・腰を反らすと痛い
・片側の腰が痛い
・ジャンプやダッシュで痛む
・練習後に腰痛が強くなる
・休むと楽だが、練習すると再発する
・痛みが長引いている
このような場合は、早めに専門的な評価を受けることが大切です。
必要に応じて、整形外科での画像検査をおすすめする場合もあります。
サモーナスポーツ整骨院では、整骨院で対応できる症状か、医療機関での精密検査が必要な状態かを見極めながら、安全に施術を進めています。
野球で肘や前腕が痛くなる原因|使いすぎだけでなく柔軟性とフォームも関係
野球で肘や前腕に痛みが出ると、「投げすぎ」が原因と思われることが多いです。
しかし、今回のように打撃練習後に痛みが出るケースもあります。
バッティングでは、バットを握る、振る、インパクトで衝撃を受ける、フォロースルーで腕を使うといった動作が繰り返されます。
特に練習量が多い場合、前腕の回内・回外筋群、上腕二頭筋、手関節や肘周囲の筋肉には大きな負担がかかります。
今回の症例では、
・内外反ストレステスト陰性
・トムゼンテスト陰性
・中指伸展テスト陰性
・ヤーガソンテスト陰性
・スピードテスト陰性
・エルボーフレクションテスト陰性
と、肘関節や腱付着部に明らかな重度の所見はみられませんでした。
一方で、回外抵抗時に肘周囲の痛み、肘屈曲時に上腕二頭筋筋腹の痛みがみられました。
そのため、今回の右肘周囲の痛みは、上腕・前腕筋群の筋疲労や筋挫傷、過負荷による炎症が関係している可能性が考えられました。
スポーツ障害では、痛みが出ている場所だけをマッサージしても、根本的な解決にならないことがあります。
なぜそこに負担が集中したのか。
この原因を評価し、再発予防まで考えることが重要です。
施術内容|腸腰筋へのハイボルト、3D機器、前腕リリース、ジャックナイフを実施
今回の施術では、腰部と右上腕・前腕部の状態に対して、以下のアプローチを行いました。
・腸腰筋へのハイボルト施術
・立体動体波
・腰部、臀部への手技療法
・前腕リリース
・ジャックナイフストレッチ
腰部に対しては、股関節と骨盤の機能に関係する腸腰筋へアプローチしました。
腸腰筋は、腰椎から股関節にかけて付着する重要な筋肉です。
この筋肉が硬くなったり、うまく働かなくなったりすると、腰椎や骨盤の動きに悪影響を与え、腰痛の原因になることがあります。
また、腰部や臀部への手技療法により、筋緊張を緩和し、股関節周囲の動きを改善することを目的としました。
右肘周囲に対しては、前腕部のリリースを行い、バッティング動作で過剰に負担がかかっていた筋肉の緊張緩和を図りました。
さらに、柔軟性改善のためにジャックナイフストレッチも実施しました。
ジャックナイフストレッチは、ハムストリングスや股関節周囲の柔軟性改善に有効なセルフケアとして、スポーツ選手にも取り入れやすい種目です。
短時間でも変化を実感しやすいため、継続することで腰痛や下半身のケガ予防にもつながります。
施術後の変化|腰の伸展痛が消失し、肘の可動域も改善
施術後には、明らかな変化がみられました。
まず、腰部の伸展時痛は消失しました。
来院時には腰を反らすと痛みがありましたが、施術後には腰部伸展時の痛みがなくなりました。
また、肘の屈曲可動域にも改善がみられました。
来院時は、右手が右肩にギリギリ触れる程度でしたが、施術後には肘屈曲可動域の左右差が消失しました。
さらに、FFDも陰性(立位の前屈でつま先に指が届く)となり、前屈動作の改善が確認できました。
これは、腰そのものだけでなく、股関節周囲やハムストリングス、臀部、前腕部など、全身の状態を確認しながら施術を行った結果と考えられます。
痛みが出ている場所だけにアプローチするのではなく、原因となる柔軟性低下や筋力低下に対して施術を行うことで、短時間でも身体の変化が出やすくなります。
今後の方針|楽トレ検査と野球に必要な基礎トレーニングを検討
今回の患者様のゴールは、疼痛改善とパフォーマンスアップです。
そのため、痛みを取るだけではなく、再発予防と競技力向上まで考えたサポートが必要です。
今後は、楽トレ検査を行い、体幹やインナーマッスルの状態を確認していく予定です。
ただし、患者様は電気刺激が苦手とのことでした。
そのため、電気機器だけに頼るのではなく、基礎トレーニング、芝トレーニング、野球プログラムなども代替案として検討していきます。
サモーナスポーツ整骨院では、患者様の身体の状態や競技特性、苦手な施術、目標に合わせて施術計画を立てています。
「電気が苦手だから通えない」
「運動が苦手だからトレーニングは無理」
ということはありません。
一人ひとりに合わせた方法で、無理なく改善とパフォーマンスアップを目指します。
サモーナスポーツ整骨院が野球選手の腰痛・肘痛に強い理由
住吉駅前サモーナスポーツ整骨院では、スポーツ障害に対して、痛みの改善だけでなく競技復帰とパフォーマンス向上まで見据えた施術を行っています。
今回の症例でも、施術後の変化を患者様やご家族と一緒に確認し、なぜ痛みが出たのか、今後どのようなケアが必要なのかを説明しました。
特に成長期のスポーツ選手では、本人だけでなく、親御さんや兄弟、ご家族にも身体の状態を理解していただくことが大切です。
今回も、一緒に来院されていたご家族に対して、柔軟性不足や筋力不足がケガのリスクにつながることをお伝えしました。
サモーナスポーツ整骨院の強みは、以下の点にあります。
・柔道整復師など身体の専門家による評価
・スポーツ動作を考慮した施術
・ハイボルトや立体動体波などを活用したアプローチ
・姿勢、柔軟性、筋力、動作まで総合的に確認
・必要に応じてトレーニング指導まで対応
・整骨院とパーソナルトレーニングの視点を活かした再発予防
・親御さんにもわかりやすい説明
野球で腰や肘が痛くなった場合、単に痛みが引くまで休むだけでは、再発する可能性があります。
なぜ痛みが出たのかを確認し、身体の使い方や柔軟性、筋力を改善していくことが大切です。
柔軟性の低下はスポーツ障害のリスクを高めます
今回の症例でも、FFD陽性、HBD右2指、股関節外旋可動域の左右差、腸腰筋の筋力低下などが確認されました。
柔軟性が低下していると、野球動作で必要な股関節や体幹の動きが制限されます。
その結果、本来であれば股関節や体幹で分散できる負担が、腰や肘、肩など一部の部位に集中しやすくなります。
特に野球では、
・股関節の柔軟性
・ハムストリングスの柔軟性
・腸腰筋の機能
・臀部の筋力
・体幹の安定性
・胸椎の回旋可動域
・肩甲骨の動き
などが重要です。
これらの機能が低下している状態で練習量が増えると、腰痛、肘痛、肩痛、肉離れなどのリスクが高まります。
ストレッチやトレーニングは、痛みが出てから行うものではなく、ケガを予防し、パフォーマンスを上げるために日常的に取り組むことが重要です。
このような症状がある野球選手は早めにご相談ください
以下のような症状がある場合は、早めの評価をおすすめします。
・野球の練習後に腰が痛くなる
・腰を反らすと痛い
・バッティング後に腰が痛い
・投球後に肘や腕が痛い
・肘が曲げにくい、伸ばしにくい
・前腕が張る、握ると痛い
・練習量が増えると痛みが出る
・ストレッチをしても身体が硬い
・何度も同じ部位を痛めている
・成長期の腰痛で分離症が心配
成長期のスポーツ障害は、早期対応が非常に重要です。
痛みを我慢して練習を続けると、症状が長引いたり、競技復帰までに時間がかかったりする場合があります。
「少し痛いだけだから大丈夫」と放置せず、早めに身体の状態を確認しましょう。
住吉駅前で野球による腰痛・肘痛にお悩みならサモーナスポーツ整骨院へ
今回は、野球の練習後に腰と右肘周囲の痛みが出た10代男性の症例をご紹介しました。
今回の症例では、腰の伸展時痛、肘屈曲可動域の制限、柔軟性低下、腸腰筋の筋力低下がみられました。
施術では、腸腰筋へのハイボルト、3D機器、腰部・臀部への手技療法、前腕リリース、ジャックナイフストレッチなどを行い、施術後には腰部伸展痛の消失、肘屈曲可動域の左右差消失、FFDの改善が確認できました。
野球による腰痛や肘痛は、痛みが出ている部位だけでなく、股関節、体幹、柔軟性、筋力、動作のクセが関係していることがあります。
住吉駅前サモーナスポーツ整骨院では、症状の改善だけでなく、再発予防とパフォーマンスアップまで見据えた施術・トレーニング指導を行っています。
江東区住吉駅周辺で、
「野球で腰が痛い」
「子どもの腰痛が心配」
「肘や前腕の痛みを早く改善したい」
「ケガを予防しながらパフォーマンスを上げたい」
という方は、住吉駅前サモーナスポーツ整骨院へお気軽にご相談ください。
早期に原因を見極め、競技復帰と再発予防に向けてサポートいたします。
この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)
保有資格:
- 柔道整復師(国家資格)
- 鍼灸師(国家資格)
- あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
- JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
- NASMフィットネスエデュケーター
プロフィール:
メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。
スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。
現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。









