【症例報告】サッカー中のふくらはぎの痛みと猫背姿勢|11歳男の子の姿勢改善・スポーツ復帰サポート
2026年06月16日

江東区大島駅から徒歩1分のサモーナスポーツ整骨院です。
今回は、サッカーを頑張る11歳の男の子が、ランニング中に右ふくらはぎを痛めて来院された症例をご紹介します。
保護者の方からは、
「以前から猫背が気になっていた」
「歩く時も下を向いていることが多い」
「姿勢のせいなのか、自信がなさそうに見えてしまう」
というご相談もいただきました。
お子様の身体を詳しく評価していくと、単純なふくらはぎの筋肉の問題だけではなく、股関節や体幹の機能低下、足首の硬さ、そして猫背や巻き肩といった姿勢の問題が複雑に関係している可能性が見えてきました。
スポーツを頑張るお子様を見守る保護者の方にとって、「痛みなくプレーしてほしい」「もっと自信を持ってほしい」という願いはとても大きいものです。
今回は、痛みの改善だけでなく、姿勢や身体の使い方まで含めてサポートした症例をご紹介します。
「サッカーを続けたい」「姿勢も良くしたい」保護者の方が抱えていたお悩み
今回のお子様は、日曜日にランニングをしていた際に右ふくらはぎへ痛みが出現しました。
サッカーを頑張っているお子様だったため、
「早く練習に戻りたい」
「試合に間に合わせたい」
という気持ちが強くありました。
一方で保護者の方は、以前から姿勢について気になることが多かったそうです。
学校へ向かう時も下を向いて歩いていることが多く、写真を撮ると背中が丸く見えることもありました。
また、
「もっと胸を張って歩いてほしい」
「自信を持って見える姿勢になってほしい」
という親御さんならではの願いもありました。
今回の主なお悩みは以下の通りです。
・右ふくらはぎの痛みを改善したい
・サッカーへ早く復帰したい
・猫背や巻き肩を改善したい
・前を向いて歩ける姿勢を身につけたい
・スポーツパフォーマンスを向上させたい
・ケガを繰り返さない身体づくりをしたい
小学生のスポーツ障害では、どうしても痛みが出ている場所だけに目が向きがちです。
しかし実際には、身体全体のバランスや姿勢、筋力、柔軟性などが関係しているケースも少なくありません。
だからこそ私たちは、「なぜ痛みが出たのか」を全身から確認することを大切にしています。
痛みの原因を探るために全身をチェック|身体評価で見えてきた課題
サモーナスポーツ整骨院では、痛みのある場所だけを見ることはありません。
今回も右ふくらはぎだけでなく、姿勢や歩き方、立ち方、身体の使い方まで細かく確認しました。
姿勢評価では、以下のような特徴が見られました。
・猫背
・巻き肩
・頭が前に出る姿勢
・首の傾き
・肩の高さの左右差
・胸を張る動作の制限
これらは、いわゆる上位交差症候群と呼ばれる姿勢パターンに近い状態でした。
上位交差症候群とは、首や肩周囲の筋肉バランスが崩れることで、
・頭が前に出る
・肩が内側に入る
・背中が丸くなる
といった姿勢につながる状態です。
この姿勢が続くと見た目の問題だけでなく、身体全体の動きにも影響を与えることがあります。
さらに動作評価では、
・片脚立ちでの不安定性
・膝が内側に入る動作
・股関節周囲筋の筋力低下
・足関節の可動域制限
・ハムストリングスの柔軟性低下
・お尻の筋肉の柔軟性低下
・腸腰筋の柔軟性低下
・ふくらはぎの柔軟性低下
なども確認されました。
右ふくらはぎには、ストレッチ時やつま先立ち動作で痛みがありました。
これらの結果から、ランニング時にふくらはぎへ負担が集中し、下腿三頭筋に軽度の筋損傷が起きている可能性が考えられました。
「走り過ぎだから仕方ない」では終わらせない|ふくらはぎの痛みの本当の原因とは
サッカーやランニングでふくらはぎが痛くなると、
「練習量が多かったから」
「走り過ぎたから」
と考えられることが多いです。
もちろん運動量の増加はきっかけになります。
しかし、同じ練習をしていても痛みが出る子と出ない子がいるのはなぜでしょうか。
そこには身体の使い方や姿勢の違いが関係していることがあります。
本来、走る動作では、
・股関節
・体幹
・足首
・膝
・足部
が連携しながら身体を支えています。
ところが、
・股関節がうまく使えない
・体幹が安定しない
・足首が硬い
といった状態になると、本来分散されるはずの負担がふくらはぎへ集中してしまいます。
今回のお子様も、股関節や体幹の機能低下、足首の硬さが見られました。
その結果、走るたびにふくらはぎへ過剰な負担がかかり続けていた可能性があります。
痛みを繰り返さないためには、ふくらはぎだけを施術するのではなく、身体全体の機能改善が必要だと考えました。
猫背や巻き肩は見た目だけの問題ではありません|スポーツパフォーマンスとの深い関係
保護者の方が特に気にされていたのが猫背でした。
「姿勢が悪いのは見た目の問題だけ」と思われることもありますが、実はスポーツパフォーマンスにも大きく関係しています。
猫背や巻き肩になると、
・胸郭の動きが悪くなる
・肩甲骨が動きにくくなる
・体幹が安定しにくくなる
といった問題が起こります。
さらに頭が前に出る姿勢になると、身体の重心が崩れます。
すると、
・走る
・止まる
・方向転換する
・ジャンプする
といった動作にも影響が出やすくなります。
サッカーでは、一瞬の切り返しやダッシュが勝負を左右します。
そのため姿勢の崩れは、ふくらはぎだけでなく膝や股関節、腰への負担にもつながる可能性があります。
また、姿勢は見た目の印象にも大きく影響します。
胸を張って前を向いて歩く姿と、背中を丸めて下を向いて歩く姿では、周囲から受ける印象も大きく変わります。
保護者の方が感じていた「自信がなさそうに見える」という印象も、姿勢が関係している可能性があります。
痛みの改善と姿勢改善を同時に目指した施術内容
今回の施術では、ふくらはぎの痛みを軽減するだけでなく、姿勢や身体の使い方の改善も目的としてアプローチを行いました。
実施した内容は以下の通りです。
・ハイボルト療法
・姿勢改善ストレッチ
・腸腰筋へのアプローチ
・中臀筋へのアプローチ
・腓骨筋へのアプローチ
・下腿三頭筋へのアプローチ
・股関節機能改善
・足関節機能改善
ハイボルト療法では、痛みの軽減だけでなく、筋肉や神経の働きを正常化することを目的に施術を行いました。
また、姿勢改善ストレッチでは、
・胸まわり
・股関節まわり
・太もも裏
・ふくらはぎ
などの柔軟性改善を行いました。
さらに、股関節や体幹がしっかり働ける状態を目指し、身体全体のバランス調整も実施しました。
保護者の方も実感した身体の変化|施術後の反応
施術後には、片脚立ちの安定性が向上し、右ふくらはぎの痛みも大きく軽減しました。
施術前は10段階評価で10に近かった痛みが、施術後には2〜3程度まで改善しました。
また、
・猫背の改善
・巻き肩の改善
・頭の位置の変化
も確認できました。
本人も身体の軽さを感じていましたが、特に印象的だったのは保護者の方の反応です。
「姿勢が変わったのが分かる」
「改善できそうなイメージが持てた」
というお言葉をいただきました。
親御さんにとって、お子様の身体が変わる可能性を感じられることは大きな安心につながります。
私たちも、その安心感を大切にしながら施術を進めています。
なぜ今、小学生の猫背や巻き肩が増えているのか
近年、小学生の猫背や巻き肩は確実に増えています。
その背景には、
・スマートフォン
・タブレット学習
・ゲーム
・長時間の座位姿勢
などがあります。
保護者の方も、
「気づくとずっと下を向いている」
「姿勢を注意してもすぐ戻ってしまう」
と感じることが多いのではないでしょうか。
実は姿勢は意識だけでは改善できません。
良い姿勢を維持するためには、
・体幹筋の働き
・股関節周囲筋の安定性
・肩甲骨周囲筋の機能
・胸郭の柔軟性
・足首や股関節の可動性
・正しい身体の使い方
が必要になります。
筋力や柔軟性が不足している状態では、どれだけ頑張っても良い姿勢を維持することは難しいのです。
だからこそ、姿勢改善には身体機能そのものを高めるアプローチが重要になります。
痛みの改善だけで終わらない|今後の施術方針と目標
今回のお子様の目標は、単にふくらはぎの痛みを取ることではありません。
私たちが目指しているのは、
「痛みなくサッカーを楽しめる身体」
「自信を持って前を向いて歩ける姿勢」
です。
今後は、
・右ふくらはぎの痛み改善
・サッカーへの早期復帰
・再発予防
・運動パフォーマンス向上
・猫背改善
・巻き肩改善
・前を向いて歩ける姿勢づくり
・自信を持って身体を使える状態づくり
を目標にサポートしていきます。
姿勢評価や体幹機能評価を継続しながら、運動療法や体幹トレーニングも取り入れていく予定です。
痛みがなくなった後こそ、本当の意味での身体づくりが始まります。
お子様の猫背やスポーツ中の痛みでお悩みの保護者の方へ
小学生の猫背やスポーツ障害は、「そのうち良くなるだろう」と様子を見られることも少なくありません。
しかし、成長期だからこそ早めの対応が大切です。
痛みや姿勢不良を放置すると、
・スポーツパフォーマンスの低下
・ケガの再発
・膝や腰への負担増加
・慢性的な痛み
・姿勢へのコンプレックス
につながる可能性があります。
そして何より、お子様自身が身体に対して苦手意識や自信のなさを抱えてしまうこともあります。
私たちは、ただ痛みを取るだけではなく、
「もっと思い切りスポーツを楽しんでほしい」
「自信を持って成長してほしい」
という想いでサポートしています。
江東区大島駅前のサモーナスポーツ整骨院では、お子様一人ひとりの身体の状態を丁寧に評価し、姿勢改善からスポーツ復帰まで総合的にサポートしています。
「子どもの猫背が気になる」
「サッカー中にふくらはぎや膝が痛くなる」
「姿勢が悪く下を向いて歩くことが多い」
「ケガを繰り返さない身体づくりをしたい」
「子どもにもっと自信を持ってほしい」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
サモーナスポーツ整骨院では、痛みのある部位だけでなく、姿勢・柔軟性・筋力・身体の使い方まで丁寧に確認し、お子様が安心してスポーツに取り組める身体づくりを全力でサポートいたします。
この記事の執筆者:中澤 武士(なかざわ たけし)
保有資格:
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柔道整復師(国家資格)
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NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
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NASM-PES(パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)
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中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)
プロフィール:
スポーツ現場から医療分野まで幅広く携わる実践型トレーナー・施術者。
これまでに、大相撲の横綱をはじめとする幕内力士、新極真空手日本代表、プロボクサー、デフフットサル日本代表、競輪選手、実業団選手、市民ランナーなど多様な競技者をサポート。
施術による痛みの改善から競技復帰、さらにはパフォーマンス向上まで一貫したサポートを行うことを強みに、学生アスリートからトップ選手まで高い信頼を得ている。
現在は、江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」のエリアマネージャーとして、現場での施術・トレーニング指導に従事。スタッフ教育にも力を入れ、後進トレーナーの育成にも積極的に取り組んでいる。
区の行政事業における体操教室、トレーナー専門学校での学生教育、同業トレーナーへの指導、社内研修での講師など、教育・普及活動にも幅広く参加。
「根本改善・再発防止・パフォーマンス向上」を掲げ、身体の本質を見極める全身アプローチを信条に、多くの利用者が長く健康で動ける身体づくりをサポートしている。
この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)
保有資格:
- 柔道整復師(国家資格)
- 鍼灸師(国家資格)
- あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
- JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
- NASMフィットネスエデュケーター
プロフィール:
メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。
スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。
現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。









