サモーナスポーツ整骨院スタッフ スポーツ整体×骨盤矯正で痛みの根本から改善へ!

デッドリフトで腰痛|30代男性の症例と運動指導

2026年10月30日

筋力トレーニングの代表的な種目であるデッドリフト。背中や臀部、ハムストリングスなどを鍛えられる一方で、トレーニング中に腰の痛みを経験する方もいます。

「デッドリフトで腰を痛めた」

「以前ぎっくり腰になったことがあり、また痛めるのが怖い」

「腰痛を繰り返しているけれど、筋力トレーニングを続けたい」

このようなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

今回は、デッドリフト中に腰痛を発症し、江東区のサモーナスポーツ整骨院に来院された30代男性の症例をご紹介します。

この方は過去にもぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアを経験しており、安心してトレーニングを続けられるようになることを希望されていました。

本記事では、来院時の身体評価、実施した施術や運動指導、痛みの変化について解説します。

なお、腰痛の原因や回復経過には個人差があり、今回の症例と同じ施術によって、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。

デッドリフト中に腰痛を発症した30代男性の症例概要

来院までの経緯と患者さまの希望

今回の患者さまは、江東区にお住まいの30代男性です。

筋力トレーニング中、デッドリフトを行っていた際に腰痛が出現しました。

過去にぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアを経験しており、腰痛に対する不安も抱えていました。

患者さまの希望は、腰の痛みを軽減するだけでなく、安心して筋力トレーニングを継続できるようになることでした。

そこで、痛みの出る動作や身体機能を確認し、必要な施術と運動指導を検討しました。

初回評価で確認された身体の特徴

来院時の評価では、主に次のような所見が記録されていました。

  • 前屈動作: 痛みや動作への不安が強く、前かがみになることが難しい状態

  • 荷重の特徴: 右側へ体重を移動させることで前屈が行いやすくなる様子

  • 体幹の動き: 後屈や回旋動作に制限がみられる

  • 片脚支持時の特徴: 左側でトレンデレンブルグ徴候がみられる

  • 圧痛: 仙腸関節周囲および下位腰椎周囲に圧痛がみられる

  • 筋・柔軟性の評価: 左ハムストリングス、梨状筋、腸腰筋、両側大腿直筋などに硬さが確認される

  • 動作テスト: ASLRなどの評価で陽性所見が記録される

これらは患者さまの身体機能を把握するための情報ですが、個々の所見だけで腰痛の原因となる組織を特定できるわけではありません。

特に、トレンデレンブルグ徴候は股関節周囲の筋機能や片脚支持時の動作を考える参考になりますが、それだけで中殿筋の筋力低下や腰痛の原因を確定することはできません。

また、前屈時の痛みや可動域制限も、必ずしも筋肉・靱帯の損傷や骨盤の歪みを意味するものではありません。

今回の症例では、痛みを伴う動作、身体の動かし方、股関節周囲の機能などを総合的に確認し、対応方針を検討しました。

デッドリフトで腰痛が起こる原因とは?

デッドリフトでは、股関節や膝関節を動かしながら重量を持ち上げるため、腰部を含むさまざまな筋肉や関節に負荷が加わります。

ただし、デッドリフトそのものが腰に悪い運動というわけではありません。

適切な負荷設定と段階的なトレーニングによって、背部や下肢の筋力向上に役立つ種目です。

フォームの乱れだけが腰痛の原因ではない

「背中が丸まったから腰を痛めた」「股関節をうまく使えないことが原因」と考えられることもあります。

しかし、腰椎の動きやフォームの特徴だけで、腰痛の発症原因を断定することはできません。

デッドリフト中の腰痛には、トレーニング負荷、運動経験、過去の腰痛歴、疲労、症状への反応など、さまざまな要因が関係する可能性があります。

そのため、フォームだけを修正するのではなく、どの重量・回数・動作で痛みが生じるのか、普段どのようなトレーニングを行っているのかを把握することが重要です。

股関節・体幹の動作評価が役立つ理由

デッドリフトでは、腰椎だけでなく股関節や膝関節、体幹などが連動して動きます。

股関節の可動域や筋力、動作時の身体の使い方を確認することで、痛みを強めにくいフォームや負荷設定を検討する手がかりになります。

ただし、股関節の柔軟性不足や体幹筋力の低下が、必ず腰痛の原因になるわけではありません。

サモーナスポーツ整骨院では、特定の姿勢を理想形として押し付けるのではなく、患者さまの身体機能やトレーニング経験に合わせた動作指導を大切にしています。

今回の症例で実施した施術と運動指導

今回の症例では、初回の身体評価を踏まえ、骨盤・腰部周囲への手技療法やハイボルトによる電気刺激、筋膜へのアプローチ、ストレッチ、運動指導などが行われました。

施術は患者さまの状態に合わせて選択したものであり、すべての腰痛に同じ組み合わせが必要になるわけではありません。

① 腰部・骨盤周囲への手技療法

施術では、骨盤周囲への手技療法を実施しました。

当整骨院で骨盤矯正と呼んでいる施術も、患者さまの状態に応じて用いる手技の一つです。

ただし、骨盤の位置が矯正されたことや、骨盤の歪みが腰痛の原因だったことを、この施術によって証明できるわけではありません。

今回の症例では、施術の過程で体幹を捻る際の痛みに変化がみられました。

② ハイボルトなどの物理療法

腰部や股関節周囲に対して、ハイボルトによる電気刺激を用いた施術も行いました。

施術の過程では、前屈時の痛みについて変化が記録されています。

ただし、今回の症例では複数の方法を組み合わせているため、痛みの軽減がハイボルト単独によって生じたと断定することはできません。

また、電気刺激療法の腰痛に対する有効性は、方法や対象者によって研究結果が異なります。

そのため、物理療法だけに依存せず、症状の評価や活動量の調整、運動指導なども組み合わせて対応することが重要です。

③ 筋膜へのアプローチとストレッチ

今回の症例では、腰部や股関節周囲の筋肉に対して、筋膜リリースやスポーツマッサージ、ストレッチなども行われました。

特に、ハムストリングスや腰方形筋など、動作時に硬さや負担感がみられる部位への対応を検討しました。

ただし、筋肉の硬さを取り除けば腰痛の原因が解消されるというわけではありません。

施術中や施術後の症状、動作の変化を確認しながら、必要な方法を選択することが大切です。

④ 股関節周囲のエクササイズ指導

痛みの経過に合わせ、股関節外転筋を対象としたヒップアブダクションエクササイズなどの運動指導も取り入れました。

この運動は、股関節周囲の筋力や片脚支持時の運動能力の向上を目指す方法の一つです。

ただし、中殿筋を鍛えることだけで、ぎっくり腰の再発を防げるわけではありません。

デッドリフトへの復帰では、股関節や体幹の運動能力に加えて、トレーニング重量・回数・頻度などを調整することも重要です。

今回も患者さまの動作や症状に合わせ、身体を動かすことへの不安を減らしながらトレーニングを継続できるよう指導しました。

施術の経過|前屈時の痛みと動作の変化

今回の症例では、評価と施術の過程で前屈時の痛みに変化がみられました。

前屈時の痛みの変化

施術記録では、前屈時の痛みについて、10段階評価で次の変化が記載されています。

  • 当初の痛み:10/10

  • 施術過程での痛み:7/10

  • その後の評価時の痛み:2/10

また、再評価時には指先床間距離(FFD)が0cmと記録されています。

FFDは立位で前屈した際の指先と床との距離であり、前屈動作の変化を確認するための指標の一つです。

ただし、FFDの数値だけで腰椎や股関節の機能をすべて評価できるわけではありません。

今回の経過では、痛みの軽減と前屈動作の改善がみられましたが、複数の施術を組み合わせているため、特定の施術方法だけによる効果とは判断できません。

また、この記事で紹介した記録だけでは、腰痛の長期的な再発状況や、デッドリフトへの完全復帰までを確認することはできません。

今回の症例から考えられること

今回の症例では、腰部への対応だけでなく、股関節や体幹の動作、筋力、トレーニングへの不安なども考慮してサポートしました。

特に重要なのは、施術前後の痛みの変化だけを評価するのではなく、日常生活や筋力トレーニングに必要な動作をどの程度行えるかを確認することです。

痛みが軽減したことは前向きな変化ですが、それだけで再発リスクがなくなったと判断することはできません。

デッドリフトで腰を痛めた後のトレーニング再開について

デッドリフト中に腰痛が生じた場合、必ずしもすべての運動を長期間中止する必要はありません。

ただし、強い痛みがある状態で高重量のトレーニングを無理に続けることは避け、症状に応じて活動量を調整することが重要です。

① まずは日常生活での動きを確認する

歩行や立ち上がり、前かがみなどの動作で、どの程度痛みが生じるか確認します。

一般的な急性腰痛では、長期間の安静よりも、痛みに応じて可能な範囲で日常活動を続けることが推奨されています。

② 負荷の少ない運動から再開する

症状が落ち着いてきたら、股関節の曲げ伸ばしや軽いスクワット、ヒップヒンジなど、比較的負荷の少ない運動から再開する方法があります。

痛みの程度や運動後の症状を確認しながら、無理のない範囲で負荷を調整します。

③ 重量・回数・頻度を段階的に調整する

デッドリフトへの復帰では、フォームだけでなく、重量や反復回数、セット数、実施頻度も重要です。

最初から以前と同じ高重量を扱う必要はありません。

軽い重量で動作を確認し、運動中や翌日の症状に大きな悪化がないかをみながら、段階的にトレーニング負荷を増やしていくことが大切です。

なお、脚の筋力低下やしびれなどが新たに現れた場合は、医療機関での評価を優先してください。

トレーニング中の腰痛に関連する記事

腰痛の原因や対処方法は、発症の状況や症状によって異なります。

デッドリフト以外の腰痛についても知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

よくある質問|デッドリフト中の腰痛

Q1. デッドリフトで腰を痛めた場合、整骨院で対応できますか?

症状や負傷の状況によっては、整骨院での施術や身体機能の評価を検討できます。

ただし、腰痛の原因を自己判断することは難しく、医師による診察や画像検査が必要な場合もあります。

特に、脚の筋力低下、進行するしびれ、発熱などがある場合には、医療機関への相談が必要です。

排尿・排便の異常や股周囲の感覚低下などがある場合は、速やかに救急医療機関を受診してください。

Q2. デッドリフトでは背中を絶対に丸めてはいけませんか?

腰椎の動きだけで、必ずしも腰痛やケガのリスクを判断できるわけではありません。

重要なのは、扱う重量や運動経験、症状への反応などを踏まえ、自分の身体に合った方法でトレーニングすることです。

痛みがある場合は、フォームだけでなく、重量や運動量も見直しましょう。

Q3. 何回くらい通院すれば改善しますか?

腰痛の回復経過には個人差があり、すべての方に共通する理想的な通院回数はありません。

症状の程度や日常生活への影響を確認し、必要な施術やセルフケア、運動指導などを検討します。

Q4. ハイボルトやスポーツ整体だけで腰痛は改善しますか?

手技療法や物理療法は、患者さまの状態に応じて検討する方法の一つです。

ただし、特定の施術だけで必ず腰痛が改善するとは限りません。

症状や活動目標に合わせて、運動指導やセルフケアなども組み合わせることが重要です。

Q5. 腰痛がある間は筋力トレーニングを休んだ方がいいですか?

必ずしもすべての運動を休む必要はありません。

一方で、痛みが強くなる高重量のデッドリフトなどは、無理に継続せず、症状に合わせて負荷を調整することが大切です。

運動の再開方法が分からない場合は、専門家に相談しましょう。

Q6. デッドリフト中の腰痛は再発しますか?

腰痛はいったん改善しても、再び症状が現れることがあります。

ただし、腰痛が再発する原因をフォームの乱れや体幹筋力の不足だけで説明することはできません。

トレーニング負荷の管理や継続的な運動習慣など、複数の視点から対応することが大切です。

まとめ|腰痛の改善だけでなくトレーニングへの復帰を見据える

今回ご紹介したのは、デッドリフト中に腰痛を発症した30代男性の症例です。

初回評価では、前屈動作の制限や股関節周囲の身体機能の特徴などが確認されました。

施術の過程では、前屈時の痛みが10段階評価で10から2へと変化し、前屈動作にも改善がみられました。

ただし、これらは個別の症例における経過であり、特定の施術の効果や再発予防を保証するものではありません。

サモーナスポーツ整骨院では、腰痛の症状だけでなく、患者さまが取り組みたい運動や日常生活での目標も大切にしています。

「腰痛を繰り返している」

「デッドリフトやスクワットを安心して続けたい」

「腰の痛みが気になり、トレーニングを再開できない」

このようなお悩みがある方は、症状や身体機能、運動習慣などを確認し、ご自身に合った対応を考えていきましょう。

江東区・大島駅・住吉駅でトレーニング中の腰痛にお悩みの方へ

サモーナスポーツ整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が身体機能の評価を行い、必要に応じて医療機関と連携しながら施術や運動指導を行っています。

腰痛によって仕事やスポーツに支障が出ている方は、お近くの店舗へご相談ください。

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※施術の必要性や健康保険の適用可否は、負傷の状況などによって異なります。また、緊急性が疑われる症状がある場合は、整骨院への予約よりも医療機関の受診を優先してください。

参考文献・関連ガイドライン

監修:江東区大島駅前サモーナスポーツ整骨院 院長 中澤

腰痛、肩こり、ぎっくり腰、姿勢不良|江東区大島サモーナスポーツ整骨院|江東区大島駅から徒歩1分江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の中澤です!江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。

江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!

江東区大島サモーナスポーツ整骨院 
院長 中澤 武士(柔道整復師歴10年以上)

保有国家資格:

柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html)

NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

関連資格|江東区大島サモーナスポーツ整骨院