サモーナスポーツ整骨院スタッフ スポーツ整体×骨盤矯正で痛みの根本から改善へ!

【症例報告】テニスができないほどの右前腕の痛み|江東区大島駅のサモーナスポーツ整骨院

2026年07月30日

テニス中の前腕の痛みでお悩みではありませんか?

「テニスをすると右前腕が痛い」
「ラケットを握ると腕が痛む」
「ボールを打つ時に前腕の外側が痛い」
「痛みが強くてテニスができない」
「湿布やストレッチをしてもなかなか改善しない」

このようなお悩みはありませんか?

テニスで前腕に痛みが出る場合、一般的にはテニス肘のような状態をイメージされる方が多いと思います。

しかし、テニス中の前腕の痛みは、肘や前腕だけが原因とは限りません。

ラケットを握る力、手首の使い方、肩甲骨の安定性、胸郭の回旋、体幹の使い方、骨盤の動き、ステップワークなど、全身の連動が崩れることで前腕に負担が集中することがあります。

今回は、江東区大島駅前にあるサモーナスポーツ整骨院に来院された、1ヶ月前から右前腕伸筋群に痛みがあり、痛みが強くテニスができなかった50代男性の症例をご紹介します。

同じように、テニス中の前腕の痛み、ラケットを握る時の痛み、テニス肘のような症状でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要点

今回の症例では、右前腕伸筋群に痛みがあり、痛みが強くテニスができない状態でした。

評価では、患部の問題だけでなく、前屈制限、体幹回旋の可動域制限、右腰下がり、ハムストリング・広背筋・大胸筋・腸腰筋の硬さ、腸腰筋の左右差、グリップ力低下、エルボープッシュの低下が見られました。

施術では、骨盤矯正、ハイボルト、前腕骨間膜リリース、前腕ストレッチ、僧帽筋下部エクササイズを行いました。

施術後、チェアーテスト時の痛みのレベルは、10段階中10から2まで低下し、患部の腫脹にも変化が見られました。

今後はスポーツ整体8回の施術計画で、痛みの改善だけでなく、テニス復帰に向けた体幹機能・肩甲骨機能・ステップワークの改善までサポートしていく方針です。

今回の症例|1ヶ月前から続く右前腕の痛み

今回ご来院されたのは、50代男性の患者様です。

1ヶ月前から右前腕の伸筋群に痛みが出るようになり、痛みが強くテニスができないというお悩みで来院されました。

前腕伸筋群とは、主に手首や指を反らす時に働く筋肉の集まりです。

テニスでは、ラケットを握る、手首を固定する、インパクト時に面を安定させる、ボールの衝撃に耐えるといった場面で前腕伸筋群に負担がかかります。

そのため、前腕伸筋群に炎症や過負荷が起こると、ラケットを握るだけでも痛い、ボールを打つ時に痛い、バックハンドやサーブで痛い、プレー後に腕が重だるいといった症状につながることがあります。

患者様のゴールは明確で、できるだけ早くテニスを再開したいということでした。

ただし、痛みだけを一時的に抑えて競技に戻っても、身体の使い方が変わらなければ再発する可能性があります。

そのため今回は、前腕だけでなく、首、肩甲骨、胸郭、骨盤、体幹、下肢の動きまで含めて評価しました。

来院時のお身体の状態

来院時の動作評価では、前屈でFFD20cmでした。

FFDとは、立った状態で前屈した時に指先が床からどのくらい離れているかを見る指標です。

今回のように前屈制限がある場合、ハムストリングや股関節周囲の硬さ、骨盤の動きの悪さが関係していることがあります。

また、後屈動作では骨盤の後方シフトが見られませんでした。

これは、腰を反らす時に骨盤や股関節をうまく使えていない可能性を示しています。

さらに、回旋動作では可動域制限が著明でした。

テニスは、腕だけで打つスポーツではありません。

サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュなど、どの動作でも胸郭や骨盤の回旋が必要です。

体幹の回旋が出にくい状態でボールを打とうとすると、本来は体幹や下半身で作るべき力を、肩や肘、前腕で補いやすくなります。

その結果、前腕伸筋群に過剰な負担がかかり、痛みにつながることがあります。

姿勢・歪みの評価では、右腰下がりが見られました。

骨盤の左右差や体幹の安定性低下があると、テニス中のステップワークや打球時の身体の軸に影響します。

今回の症例では、前腕の痛みだけでなく、体幹回旋や骨盤の動きにも課題がある状態でした。

理学検査で確認したこと

今回の症例では、首からの神経症状、胸郭出口周辺、肘・前腕の状態を確認するために複数の理学検査を行いました。

ジャクソンテスト、スパーリングテスト、モーリーテスト、ライトテスト、アドソンテストはいずれも陰性でした。

これらの検査から、強い頚椎由来の神経症状や胸郭出口周辺の明らかな問題が主原因である可能性は低いと考えました。

一方で、HFTとCATは陽性でした。

これは、肩甲帯や胸郭、上半身の動きの硬さが関係している可能性を考える所見です。

肘・前腕に関する検査では、トムゼンテストは陰性、ミドルフィンガーテストも陰性でした。

一方で、チェアーテストは陽性でした。

チェアーテストは、物を持ち上げる動作で肘や前腕外側に痛みが出るかを確認する検査です。

今回の症例では、テニス中だけでなく、握る・持ち上げる・力を入れる動作でも前腕伸筋群に負担がかかっている可能性がありました。

検査結果から、単純に「テニス肘」とひとまとめにするのではなく、前腕伸筋群の炎症に加えて、肩甲骨・胸郭・骨盤・体幹機能の問題も考慮する必要があると判断しました。

筋力評価|グリップ力とエルボープッシュに低下

MMTでは、腸腰筋に左右差が見られました。

右腸腰筋は左に比べて低下していました。

腸腰筋は股関節を曲げる筋肉として知られていますが、骨盤や体幹の安定にも関わります。

テニスでは、構え、ステップ、踏み込み、体重移動、打球後の戻りなど、下半身と体幹の連動が非常に重要です。

腸腰筋がうまく働かないと、骨盤や体幹の安定性が低下し、上半身や腕に頼った打ち方になりやすくなります。

また、グリップ力は右側で低下していました。

ラケットを握る力が低下している状態では、プレー中に余計な力みが出たり、インパクト時に前腕へ負担が集中しやすくなります。

さらに、エルボープッシュも右側で低下していました。

エルボープッシュは、肘から肩甲帯にかけての支持性や連動性を見るうえで重要です。

この機能が低下していると、肩甲骨や体幹で力を受け止められず、前腕や肘まわりに過剰なストレスがかかることがあります。

今回の症例では、右前腕の痛みがあるだけでなく、右側の握力低下、エルボープッシュ低下、右腸腰筋の機能低下があり、全身の連動性に課題がある状態でした。

柔軟性評価|ハムストリング・広背筋・大胸筋・腸腰筋の硬さ

タイトネステストでは、ハムストリング、広背筋、大胸筋、腸腰筋に硬さが見られました。

ハムストリングが硬いと、骨盤の動きが制限されやすくなります。

骨盤の動きが悪い状態では、テニスの踏み込みや体重移動がスムーズに行えず、上半身に頼った打ち方になりやすくなります。

広背筋は、肩や背中、骨盤にもつながる大きな筋肉です。

広背筋が硬くなると、肩の動きだけでなく、体幹回旋や腕の振りにも影響します。

大胸筋の硬さは、巻き肩や肩甲骨の動きの低下につながります。

肩甲骨の位置が崩れると、ラケットを振る時に肩・肘・前腕の連動が悪くなり、前腕伸筋群に負担がかかりやすくなります。

腸腰筋の硬さは、骨盤の動きや腰椎の安定性に影響します。

テニスのように下半身から力を伝える競技では、股関節と骨盤がうまく使えないと、腕だけで打つフォームになりやすくなります。

今回の症例では、前腕の痛みが主訴でしたが、実際には下半身、体幹、胸郭、肩甲帯の硬さが複合的に関係している可能性がありました。

今回考えられた原因|前腕だけでなく全身の連動不足が関係

今回の右前腕伸筋群の痛みでは、患部への負担だけでなく、全身の使い方に課題があると考えました。

特に重要だったポイントは、以下の5つです。

1つ目は、体幹回旋の可動域制限です。

テニスでは、身体の回旋によってパワーを生み出します。

体幹が回らない状態でラケットを振ると、肘や前腕でボールを操作しようとしやすくなります。

2つ目は、骨盤と股関節の機能低下です。

骨盤の後方シフトが出にくく、右腰下がりも見られました。

さらに右腸腰筋の機能低下もあったため、下半身から体幹へ力を伝える能力が低下していた可能性があります。

3つ目は、肩甲骨周囲の機能低下です。

大胸筋や広背筋の硬さ、エルボープッシュの低下から、肩甲骨の安定性や上半身の連動性にも課題があると考えました。

4つ目は、握力低下です。

グリップ力が低下している状態では、ラケット操作時に前腕への負担が増えやすくなります。

5つ目は、患部である前腕伸筋群と前腕骨間膜周囲の硬さ・腫脹です。

痛みがある部位そのものにも炎症や緊張があり、局所のケアも必要な状態でした。

つまり今回の症例は、前腕の痛みではあるものの、前腕だけを施術すれば解決するという単純な状態ではありませんでした。

テニス復帰を目指すためには、患部の痛みを軽減しながら、首・肩甲骨・胸郭・骨盤・股関節・ステップワークまで含めて改善していく必要があります。

施術内容|骨盤矯正・ハイボルト・前腕リリース・エクササイズ

今回の施術では、右前腕の痛みを軽減するだけでなく、痛みの原因となっている可能性がある全身の機能不全に対してアプローチしました。

骨盤矯正

まず、骨盤矯正を行いました。

骨盤矯正後、下肢の回旋制限が解除されました。

これは、骨盤や股関節の動きが改善することで、身体全体の回旋動作に変化が出た可能性を示しています。

テニスでは、下半身から体幹、肩、肘、前腕へと力を伝えていく必要があります。

骨盤や下肢の回旋がうまく出ない状態では、上半身や腕だけでスイングしやすくなります。

そのため、前腕の痛みであっても、骨盤や股関節の動きを整えることは重要です。

ハイボルト療法

次に、腸腰筋、頚部、胸部に対してハイボルトを行いました。

その結果、チェアーテストでの痛みは10から6まで低下しました。

チェアーテストの痛みが、患部だけではなく腸腰筋や頚部、胸部へのアプローチで変化したことから、前腕の痛みに全身の連動性が関係している可能性が考えられました。

その後、僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、棘下筋、患部に対してハイボルトを行いました。

これにより、チェアーテストでの痛みは6から2まで低下しました。

首・肩甲骨周囲・肩の後方組織にアプローチすることで、前腕への負担が軽減した可能性があります。

前腕骨間膜リリース・患部リリース

続いて、前腕骨間膜リリースと患部のリリースを行いました。

前腕骨間膜は、橈骨と尺骨の間にある膜状の組織です。

前腕の動きや力の伝達に関係するため、この部分の硬さがあると、手首や肘、前腕の動きに影響することがあります。

今回の症例では、前腕骨間膜リリースと患部リリース後に、患部の腫脹が減少しました。

局所の炎症や緊張を軽減するうえで、患部周囲へのアプローチも重要でした。

前腕ストレッチ・僧帽筋下部エクササイズ

最後に、前腕伸筋群のストレッチと僧帽筋下部エクササイズを指導しました。

前腕伸筋群のストレッチは、患部への負担を軽減する目的で行います。

ただし、前腕だけをストレッチしても、姿勢や肩甲骨の動きが改善しなければ、再び前腕に負担がかかる可能性があります。

そこで今回は、僧帽筋下部のエクササイズも指導しました。

僧帽筋下部は、肩甲骨を安定させるうえで重要な筋肉です。

肩甲骨が安定すると、テニスのスイング時に肩・肘・前腕への負担が分散されやすくなります。

姿勢改善と肩甲骨機能の向上を目的として、今後も継続して取り組む必要があります。

施術後の変化|チェアーテストの痛みレベルが10から2へ

施術後には、明確な変化が見られました。

骨盤矯正後、下肢の回旋制限が解除されました。

腸腰筋、頚部、胸部へのハイボルト後には、チェアーテストでの痛みが10から6まで低下しました。

さらに、僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、棘下筋、患部へのハイボルト後には、痛みが6から2まで低下しました。

前腕骨間膜リリースと患部リリース後には、患部の腫脹にも減少が見られました。

この結果から、右前腕の痛みに対しては、患部だけでなく、腸腰筋、首、胸部、肩甲骨周囲、肩の後方組織などへのアプローチが有効だった可能性があります。

ただし、痛みが下がったからといって、すぐに全力でテニスへ復帰して良いわけではありません。

テニス復帰には、前腕の状態だけでなく、体幹回旋、肩甲骨の安定性、股関節機能、ステップワーク、ラケット操作時の負担を確認しながら、段階的に進めることが大切です。

テニスで前腕が痛くなる方に大切なこと

テニスで前腕に痛みが出る場合、痛みがある前腕だけをケアしても改善しきれないことがあります。

テニスは、下半身から生まれた力を、骨盤、体幹、肩甲骨、肩、肘、前腕、手首、ラケットへと伝えていくスポーツです。

この連動のどこかに問題があると、前腕に過剰な負担がかかることがあります。

例えば、股関節が硬いと、踏み込みや体重移動がうまくできません。

体幹の回旋が出にくいと、腕だけでラケットを振りやすくなります。

肩甲骨が安定しないと、肘や前腕でラケットをコントロールしようとします。

グリップ力が低下していると、インパクト時に前腕へ余計な力が入りやすくなります。

ステップワークが乱れると、打点がずれ、無理な姿勢で打つことが増えます。

その結果、前腕伸筋群に負担が集中し、痛みが出やすくなります。

テニスへの復帰を目指す場合は、痛みを軽減するだけでなく、なぜ前腕に負担がかかっていたのかを見極めることが重要です。

今後の方針|スポーツ整体8回でテニス復帰を目指す

今後は、まず右前腕伸筋群の痛みと腫脹を落ち着かせることを目指します。

そのうえで、グリップ力、エルボープッシュ、肩甲骨機能、体幹回旋、股関節機能を段階的に改善していきます。

次回は、楽トレ検査を行う予定です。

楽トレ検査では、体幹の安定性やインナーマッスルの働きなどを確認し、前腕に負担をかけない身体の土台づくりにつなげていきます。

テニス復帰に向けては、以下のポイントを重視していきます。

前腕伸筋群の炎症を落ち着かせること。
グリップ力を回復させること。
肩甲骨を安定させること。
胸郭と体幹の回旋を改善すること。
骨盤・股関節の動きを整えること。
ステップワークを改善すること。
ラケット操作時に前腕へ負担が集中しない動作を作ること。

痛みが減ってきた段階で、いきなり全力プレーに戻るのではなく、素振り、軽いラリー、短時間のプレー、通常練習というように、段階的に負荷を上げていくことが大切です。

同じような症状でお悩みの方へ

テニスで前腕伸筋群に痛みが出る場合、患部以外の問題点を見つけることが大切です。

手や前腕の問題は、首からの影響、肩甲骨の不安定性、体幹機能の低下、姿勢不良、股関節やステップワークの問題など、さまざまな要素が関係していることがあります。

以下のようなお悩みがある方は、一度身体の状態を確認することをおすすめします。

テニス中に前腕の外側が痛い。
ラケットを握ると腕が痛い。
バックハンドで肘や前腕が痛い。
ボールを打つ瞬間に前腕が痛む。
物を持ち上げると肘や前腕が痛い。
テニス肘と言われたがなかなか改善しない。
前腕をマッサージしてもすぐに痛みが戻る。
痛みが強くてテニスができない。
早く競技復帰したい。
再発しない身体の使い方を身につけたい。

サモーナスポーツ整骨院では、痛みのある前腕だけでなく、首、肩甲骨、胸郭、骨盤、股関節、体幹、ステップワークまで含めて評価します。

痛みの改善だけでなく、競技復帰に向けたプログラムもご提案しています。

江東区大島駅周辺で、テニス中の前腕の痛み、テニス肘のような症状、スポーツ中の腕の痛みでお悩みの方は、大島駅前サモーナスポーツ整骨院へご相談ください。

よくある質問

Q. テニスで前腕が痛くなる原因は何ですか?

前腕伸筋群への繰り返しの負担、ラケットを握る力、手首の使い方、打点のズレ、フォームの乱れなどが原因になることがあります。

また、肩甲骨の不安定性、体幹回旋の不足、股関節の硬さ、ステップワークの乱れによって、前腕に負担が集中することもあります。

Q. テニス肘と前腕伸筋群の炎症は同じですか?

完全に同じとは限りませんが、関係することがあります。

テニス肘は一般的に肘の外側に痛みが出る状態を指すことが多く、前腕伸筋群の付着部周辺に負担がかかることで痛みが出ることがあります。

一方で、前腕の筋腹や骨間膜周辺に痛みが出るケースもあるため、どこに負担がかかっているのかを確認することが大切です。

Q. 前腕が痛い時はテニスを休んだ方がいいですか?

痛みの強さによります。

強い痛みがある状態で無理にプレーを続けると、炎症が長引く可能性があります。

ただし、完全に休むだけでなく、痛みの状態に応じて練習量やメニューを調整しながら、施術やリハビリを進めることもあります。

Q. 前腕をマッサージすれば改善しますか?

患部の緊張を軽減することは大切ですが、前腕だけをマッサージしても改善しきれないことがあります。

首、肩甲骨、胸郭、体幹、股関節、ステップワークなどが関係している場合、全身の連動を整える必要があります。

Q. テニス復帰にはどのような流れが必要ですか?

まず痛みと炎症を落ち着かせることが大切です。

その後、前腕の柔軟性、グリップ力、肩甲骨機能、体幹回旋、股関節機能、ステップワークを段階的に改善していきます。

痛みが軽減したら、素振り、軽いラリー、短時間のプレー、通常練習というように、段階的に復帰することが理想です。

Q. グリップ力の低下は前腕の痛みに関係ありますか?

関係することがあります。

グリップ力が低下していると、ラケットを安定して保持しにくくなり、前腕に余計な力が入りやすくなります。

また、痛みによって握力が低下しているケースもあるため、痛みと筋力の両方を確認することが大切です。

Q. 体幹や股関節が前腕の痛みに関係するのはなぜですか?

テニスは、下半身から体幹、肩、腕へと力を伝えるスポーツです。

体幹や股関節がうまく使えないと、腕だけでラケットを振る動作になりやすく、前腕に負担が集中します。

そのため、前腕の痛みであっても、体幹や股関節の評価が重要です。

まとめ

今回は、1ヶ月前から右前腕伸筋群に痛みがあり、痛みが強くテニスができなかった50代男性の症例をご紹介しました。

来院時には、右前腕の痛みに加えて、前屈制限、体幹回旋の可動域制限、右腰下がり、ハムストリング・広背筋・大胸筋・腸腰筋の硬さ、右腸腰筋の機能低下、右グリップ力低下、エルボープッシュ低下が見られました。

施術では、骨盤矯正、ハイボルト、前腕骨間膜リリース、前腕ストレッチ、僧帽筋下部エクササイズを行いました。

その結果、チェアーテストでの痛みは10から2まで低下し、患部の腫脹にも変化が見られました。

今回の症例で重要だったのは、前腕の痛みを患部だけの問題として見なかったことです。

テニスで前腕に痛みが出る場合、首、肩甲骨、胸郭、骨盤、股関節、体幹、ステップワークなど、全身の連動が関係していることがあります。

痛みを一時的に軽くするだけでなく、なぜ前腕に負担がかかっていたのかを評価し、競技復帰に向けた身体づくりを行うことが大切です。

江東区大島駅周辺で、テニス中の前腕の痛み、テニス肘のような症状、スポーツ中の腕の痛みでお悩みの方は、大島駅前サモーナスポーツ整骨院へお気軽にご相談ください。

※症状の経過や改善には個人差があります。強い腫れ、しびれ、安静時痛、外傷後の強い痛み、骨折の疑いがある場合は、医療機関での検査をおすすめします。

この記事の執筆者:中澤 武士(なかざわ たけし)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)

  • NSCA-CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

  • NASM-PES(パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)

  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)

プロフィール:

スポーツ現場から医療分野まで幅広く携わる実践型トレーナー・施術者。

これまでに、大相撲の横綱をはじめとする幕内力士、新極真空手日本代表、プロボクサー、デフフットサル日本代表、競輪選手、実業団選手、市民ランナーなど多様な競技者をサポート。

施術による痛みの改善から競技復帰、さらにはパフォーマンス向上まで一貫したサポートを行うことを強みに、学生アスリートからトップ選手まで高い信頼を得ている。

現在は、江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」のエリアマネージャーとして、現場での施術・トレーニング指導に従事。スタッフ教育にも力を入れ、後進トレーナーの育成にも積極的に取り組んでいる。

区の行政事業における体操教室、トレーナー専門学校での学生教育、同業トレーナーへの指導、社内研修での講師など、教育・普及活動にも幅広く参加。

「根本改善・再発防止・パフォーマンス向上」を掲げ、身体の本質を見極める全身アプローチを信条に、多くの利用者が長く健康で動ける身体づくりをサポートしている。

この記事の監修者:鮫島 洋一(さめしま よういち)

保有資格:

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 鍼灸師(国家資格)
  • あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
  • JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
  • NASMフィットネスエデュケーター

プロフィール:

メディカルトレーナーとして、甲子園大会や世界陸上など国内外のスポーツ現場に帯同。トップアスリートから成長期の学生アスリートまで、競技復帰・再発防止・パフォーマンス向上を見据えた施術・指導を行っている。

スポーツ障害に対する専門的な視点と、根本改善を重視した全身アプローチで、多くの競技者のサポートに携わってきた。

現在は江東区エリアにて「サモーナスポーツ整骨院」「パーソナルトレーニングジム サモーナ」を運営し、地域の運動愛好家・学生アスリートからの信頼も厚い。また、トレーナー教育のための専門学校のコース長として教育の現場でも活躍している。