原因不明の長年の肩の痛み|姿勢との関係
2023年06月16日
原因不明の肩の痛み
長年の肩の痛みや、レントゲン検査やMRI検査では『原因がよくわからない』肩の痛みでお悩みで当整骨院にお越しになる方が増えています。
そこで、今回の記事では『原因不明』と病院や他の整骨院や整体院で判断された『肩の痛み』に関して記事を書かせていただきました。
実際に肩の状態や全身のバランスを見させて頂かないと、適切な判断をすることは難しいですが、当整骨院で実際に行っている、動作チェックや検査などの結果を踏まえながら『原因不明』と判断されてしまった肩の痛みの『原因として考えられる状態』をいくつかご紹介させていただきます。
なお、こちらの記事では、実際に当整骨院において実際の患者様に、病院や他の整骨院や整体院でどのような検査やコンディションチェック、施術を受けたのかヒアリングをした結果に基づいて記事を書かせていただいております。
原因不明と言われる理由
レントゲン検査やMRIの検査、肩の痛みに対して、『肩にだけ』アプローチした結果、肩の痛みが改善または軽減しない場合は、肩以外に問題がある可能性があります。
肩関節は、正式には肩関節複合体と呼ばれ、非常に複雑な構造をしています。単純に一つの骨と骨の関係性における構造ではありません。
肩の動きにおける痛みは、スポーツ動作だけでなく、日常生活においても様々な関節や筋肉が関係し『肩の動き』を構成しています。
なので、肩の痛みがあるからといって、多くの方が認識している『肩関節(肩甲上腕関節)』だけに問題があるとは言えません。
ちなみに、姿勢が悪い原因というのはレントゲンやMRIではわかりませんよね。
【肩の痛みの原因】姿勢不良による肩の痛み
肩関節の動きには、背骨や肋骨、鎖骨や肩甲骨、上腕骨など様々な骨が関わっています。それに加え、先述した骨に付着する筋肉の硬さや、筋力なども密接に関係しています。
姿勢不良になり猫背のような状態で、背中が丸くなると背骨が正し動かなくなります。また、背骨と肋骨は繋がっており、その肋骨の上に肩甲骨が乗っているので背中が丸くなることで、肩甲骨の位置が外に開いてしまいます。
姿勢と肩の動かしやすを簡単に確認する方法として、『背中を猫背のように丸めた状態で万歳をしてみてください』おそらく、多くの方がますぐ上に手が上がらなはずです。
肩甲骨と鎖骨や腕の骨は関節を構成しているため、背骨の状態が悪くなるとその影響がダイレクトに肩の動きに関係してきます。
猫背のまま、投球したり、スマッシュしたり、スパイク打ったりしているasuアスリートはいません。
日常的に姿勢が悪いことで、持続的に肩関節に負担をかけて、肩の動作時の痛みが長引いている可能性は非常に高いです。
動作時の肩関節の痛みは、部分的なアプローチを改善しても治らない
運動学的、解剖学的な観点からも肩関節の動きは、肩甲骨、肋骨、脊柱、上腕骨、鎖骨など様々な骨とそれらの骨が構成している関節、付着している筋肉が関係しています。
特に腕を完全に万歳するまでの動作は、背骨の動きが大きく関係しています。猫背のように背中を丸めた状態では、完全に万歳ができないことでごご理解いただけるかと思います。
姿勢が悪い原因としては、運動不足や筋力低下、姿勢に関する意識の低さ、心理的要因、股関節の柔軟性低下などの要素が複合的に関係していると考えられます。
肩を動かした際の痛みを根本的に改善したいのであれば、江東区大島にあるサモーナスポーツ整骨院までお気軽にご相談ください。