【腰痛】安静にしすぎている方は要注意!

2023年05月27日

腰痛は安静にしていた方がいい・・・という認識の方が多いので、正しい知識をつけて、慢性的な腰痛をできるだけ改善していただければい幸いです。

最近の腰痛に関する研究では、腰痛があっても可能な限り普段通り身体を動かすことがいいことや、腰痛の予防や再発防止のために適度な運動習慣があったほうがいいことがわかっています。

また、慢性的な腰痛や繰り返す腰痛には、ストレスなどの心理的な要因も関係しているということがわかってきました。

江東区大島にあるサモーナスポーツ整骨院では、腰痛に対してマッサージや整体をただ単に行うだけでなく、患者様に正しい知識をつけていただくと同時に、腰痛を改善するためにどのような『生活習慣』『運動習慣』が最善なのかについてもアドバイスさせていただいております。

約85%は心配のない腰痛

腰痛で病院を受診する約85%は検査をしても原因が特定しきれない『非特異的腰痛』です。このタイプの腰痛であれば、不安がらずに活動的な日常生活を送った方がいいとされています。

ほとんどの腰痛は安静にしすぎることで悪化する?

『腰痛』というのは病名ではなく、あくまでも腰や背中、臀部にかけての痛みや張りなどの不快感を表す症状の総称です。一度腰痛になると痛みを繰り返したり、慢性的に腰に痛みを感じることが多いです。

腰痛は、大きく2種類に分類されます。病院の検査で原因が明確に判断できる『特異的腰痛』と、検査をしても原因を特定することができない『非特異的腰痛』です。

原因が特定することができる腰痛の代表格として『腰椎椎間板ヘルニア』や『腰部脊柱管狭窄症』で、原因に対して的確な治療が必要です。

一方『非特異的腰痛』は、『姿勢不良』や『間違えた動作』から生じるものやストレスから生じるものが多く、腰痛で病院を受診する人の約85%は『非特異的腰痛』と言われています。

実際は、画像検査で異常があっても腰痛を感じない人、画像検査で異常が見られなくても腰痛で困っている人などが混在し、一概に画像検査だけで腰痛が生じた理由や、今後の腰痛に関する見通しを決定することは困難です。

なので、画像検査で異常が異常が見られたとしても、医師の判断で非特異的腰痛と判断された場合は、過剰に心配せず、急性期の痛みが強い時期を除いて、過度に安静にするよりも普段通りの生活を送ったり、可能な範囲で活動的な生活を行う方向に医学的にもアプローチ方法が変化しています。

非特異的腰痛の場合は、筋肉の硬さや関節の柔軟性の低下など全身のバランスに問題があることも多いので、その場合は、リハビリ施設や運動療法に特化しているスポーツ整骨院やスポーツ整体院に行くことも、腰痛改善のための手段として考えてもいいかもしれません。

緊急度の高い腰痛の分類

病院で治療を受けるべき緊急度が高い腰痛を信号機に例えてると・・・

赤信号の腰痛

重い病気が隠れている可能性がある腰痛。早急に医療機関を受診し検査をした方がいい。整骨院や整体院では対処できない。

黄色信号の腰痛

痛みに対する不安感や、ストレスが大きく影響している腰痛。過度に怖がらずに積極的に動くことが、ストレス解消や腰痛の改善に大きくつながります。腰痛を感じていてどうしても不安で、一人で動かすことができない場合や、どのように動かしたらいいのかわからない場合は、整骨院や整体院、腰痛の専門的と意識を有しているパーソナルトレーニングジムで、指導を受けてみましょう。

江東区大島サモーナスポーツ整骨院でも対応可能な腰痛>>

青信号の腰痛

問題となる病気がない『心配がない腰痛』。心配しすぎて身体を動かさずにあんしいにしていることで黄色信号の腰痛になり、腰痛が慢性化し長引くので要注意です。

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青信号・黄色信号の腰痛で安静にし続けることで腰痛の悪循環になる

腰痛になり、その痛みに対する恐怖心から腰を庇ったり、安静にし続けたりすることで、次第に腰の筋肉が硬く固まり、腰の動きが悪くなり痛みが悪化します。その結果、運動や日常生活における身体活動量が低下し、行動範囲が狭くなります。

腰痛により生活を楽しむことができず、うつ傾向になると、ますます腰痛が強まる場合がります。

腰への負担とストレスの軽減・解消が腰痛を改善する

従来、腰痛対して安静が勧められていた理由は、腰にかかる負担を軽減するためでした。悪い姿勢で長時間デスクワークをしていたり、不自然な身体の使い方で重い荷物を持ったりすることで、寝て安静にしている時と比較し何倍もの負担が腰にかかります。

腰痛に対して、悪い姿勢で長時間デスクワークをしたり、効率の悪い動作で重い荷物を持つことを避けることは、現在も腰痛改善のための最大のポイントです。

しかし、腰痛で悩んで病院に行っても『どのようにしたら、正しい姿勢で座れるのか』『どのようにしたら腰に負担がかからない動作で重い荷物を持てるのか』などの方法を具体的に教えてもらえないのが現実です。

『再び腰痛になるのが怖い・・・』と腰を大切に思うことで安静にしすぎてしまい身体を動かさなくなってしますと、腰痛が慢性化したり再発を繰り返すようになります。

腰に負担をかけてはいけない、腰痛になるのが怖い。という心理状態は、ストレスの一種になり、これにより腰痛の慢性化や腰痛の再発にも強く影響していると言われています。

とはいえ、それでも腰痛になっている方は、動かすことが怖いと思います。慢性的な腰痛や緩解や再発を繰り返す腰痛がある方は、正しい身体の動かし方を専門的な知識を有するパーソナルトレーナーに教えてもらうようにしましょう。

腰に負担をかけない身体の動かし方や、腰に負担を軽減するための筋力強化や関節の動かし方を習得することで、ストレスを軽減することもできます。

また、その動作をパーソナルトレーナーと一緒に習得することで、適度な運動習慣にもつながり、腰痛の改善だけでなく精神衛生面の改善にも効果が期待できます。

なので、腰痛があるからといって腰を大切に思いすぎる気持ちが、帰って腰痛を悪化させる場合もあるので、活動的な生活を送り、できる運動を自信を持って続けながら腰痛と向き合うようにしてください。

そして、日頃のストレスを溜めすぎずに発散することも腰痛改善のために大切な腰痛対策なので、腰痛に負けずに活動的でアクティブなライフスタイルを手に入れましょう!

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