【膝が痛い】変形性膝関節症と体重のコントロール

2023年05月29日

膝の痛みや変形性膝関節症では体重の管理が大切

こんにちは!江東区大島にあるサモーナスポーツ整骨院です。

こちらの記事では、体重と膝の痛みの関係性について書かせていただいております。『階段の上り、下り』だけでなく『日常生活の歩行時』においても膝に痛みを感じて困っている方も多いのではないでしょうか?

実は、膝の痛みで困っている方は日本国内で2000万人以上いると言われているのです。

膝の痛みの原因として代表的な病気として『変形性膝関節症』というものがあります。そこで、今回の記事では、変形性膝関節症と体重のコントロールの関係性や、変形膝関節症の痛みを軽減するために『体重を減らす』ことが大切な要素である理由についてご紹介させていただきます。

体重の管理が変形性膝関節症の症状の緩和につながることやその方法についてご説明させていただきます。

『膝の痛みが気になる方』『最近体重が増えて膝が痛くなった方』はぜひ参考にしてください。

【膝の痛み】変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは、膝の関節の間になる軟骨が摩擦などですり減り、関節が変形し何かしらの影響で痛みが生じる病気です。歩行時や階段の上り下りなど、日常生活で繰り返される膝の曲げ伸ばしだけでも膝に痛みが生じます。膝を曲げ伸ばしする際には、膝の骨と骨の間にある軟骨が大きく影響します。

膝の軟骨がすり減り、骨同士が衝突を繰り返したり、擦れ合ったりすることで炎症反応が生じ痛みにつながります。

変形性膝関節症の痛みにつながる要素としては、以下のようなものがあります。

  • 肥満
  • 年齢
  • 遺伝

それぞれについて詳しくご説明させていただきます。

【膝の痛み】と肥満 肥満は避けるべき

肥満になると肥満細胞が増加します。当たり前かもしれませんが、結果として体重が増加します。

体重が増加すると膝にかかる負担が増加するということは医学的にも証明されています。通常歩行時でも膝には約3倍の負担がかかると言われています。

簡単に言うと

体重が10kg増加すれば、膝には30kg分の負担が増加し、関節に対するストレスが増えます。なので、体重が増加すればするほど変形性膝関節症になるリスクが高くなります。

また、すでに肥満になり変形性膝関節症になってしまった方でも、当然膝に対する負担を軽減する必要があります。その意味でも体重を管理することは、変形性膝関節症の痛みを緩和するために非常に大切な要素になります。

【膝の痛み】と加齢 筋肉量は重要

日常的に運動習慣がなかったり、活動的な生活を送っていなければ、加齢に伴い筋力が低下します。特に下半身、太ももの筋肉量が減少しやすいと言われています。

太ももの筋肉は膝関節にかかる負担を軽減するために役立っており、太ももの筋力が低下することで、膝の軟骨がすり減り、変形性膝関節の原因の一つとして考えられます。

筋力が衰えることで、膝を支える力がなくなり、膝の関節に直接的な負担が増加してしまいます。

【膝の痛み】と遺伝の関係

ご家族に変形性膝関節症の方がいる場合は、膝に痛みが生じる前に注意しておく必要があります。特に体重管理は体組成計があれば簡単にできますので、日常的に体重を管理するようにしましょう。

また、痛みが生じる前に関節を支える太ももの筋肉を日常的に強化しておくことで予防できる可能性もあります。

その他

上記でご紹介させていただいた3つの要素の他に、骨折や靭帯損傷がきっかけで変形性膝関節症を発症する場合があります。変形性膝関節症が悪化すると日常生活でさえ満足に送れなくなる場合があります。

膝の負担を軽減!!

変形性膝関節症の場合は、膝にかかる負担を少なくすることが大切です。日常的に簡単にできるものもあるので参考にしてください。

膝にかかる負担を避けるための工夫、日常生活動作
  • ダイエットや筋力強化を行う
  • 洋式トイレを使う
  • 正座や膝が深く曲がる動作を避ける
  • 膝を温める、サポーターなどで冷やさないようにする

膝の痛みが改善しない方や気になる方は、まず日常生活において膝の関節にかかる負担を減らすことを意識しましょう。床での生活や正座を日常的に行う場合は、常に関節にストレスが加わります。椅子に座ったり洋式のライフスタイルに切り替えることをお勧めします。

さらにカロリーを計算し、バランスの取れた食生活を行い体重を管理することで、体重の減少も期待でき膝関節にかかる負担を減らすことができます。

意識的に行うことで、症状の悪化を防止できたり、症状の緩和が期待できます。

膝が痛い場合はまず体重を落とすべき

体重を管理することや、体重を減らすことがいかに重要なことかをこれからご紹介させていただきます。

体重を減らすこと、ダイエットをすることは、最も膝にかかる負担を軽減できる手段です。食習慣の改善や正しい運動習慣の獲得により、筋力を強化することで様々なメリットがあります。

膝の痛みに対する運動の効果とメリット

サモーナスポーツ整骨院では、膝の痛み対してただ単に膝の痛みを軽減するためにスポーツ整体を行うのではなく、『筋力強化』を行い膝関節を支えるために必要な筋肉を鍛えさせていただいております。

いきなりスクワットなどの激しいトレーニングを行うのではなく、関節に負担がかからないように、痛みを感じないトレーニングからスタートし少しづつ使える筋肉や関節の可動域を確保していきます。

そして、運動を継続的に行うことで

  • 脂肪の増加を抑えることができる→ 体重増加の防止
  • 筋力が増加する→膝の関節を安定させる
  • 新陳代謝が促進する→全身が回復しやすくなる

当然、運動を行うからには、その効果を最大限に引き出すために必要な栄養素を必要な分だけ摂取しなくてはなりません。

そうすることで、膝の痛みを改善するために行っている運動の効果が格段に高くなります。

運動習慣や食事習慣を正し、適正体重までダイエットをし、体重を管理することで膝関節にかかる負担を減らすだけでなく、全身の健康状態の改善や膝の痛みの予防ができるので、標準体重より体重が重い方は積極的にダイエットを行い体重を落としましょう。

しかし、間違った方法で運動を行うことで膝関節にかかる負担が増加する可能性があるので注意が必要です。過度に膝の曲げ伸ばしを行ったり、ジャンプ動作が繰り返されるスポーツや走る動作は要注意です。膝に炎症が生じ痛みが悪化する可能性があります。

まずは体重の管理を行い、医学的な知識を有するパーソナルトレーナーのもとで、自分の身体に合った運動指導を受けるようにしましょう。

ご自身で運動を行う場合は、膝に痛みが生じない程度のウォーキングや水泳、ストレッチなどを行い少しでも活動量を増やしましょう。

そして、何より健康的にダイエットを行うには、食習慣の見直しも重要な要素になります。

運動ができない場合のダイエット方法

ダイエットを行い肥満を改善するためには、正しい方法でのトレーニングや運動習慣、食事習慣が効果的と言われています。

しかし、すでに膝に痛みが生じていて運動をすることができない方の場合は、食習慣の改善によるダイエット方法を試しましょう。

膝の痛みと肥満いついて、最後に

今回の記事では、江東区大島にあるサモーナスポーツ整骨院が変形性膝関節症の方や、膝に痛みを有する方に対して大切にしている考え方についてご説明させていただきました。

変形性膝関節症の予防や膝の痛みを防止するためには、体重の管理やダイエットが大切であると言うことをご説明させていただきました。

ご自身のライフスタイルの改善をすることで、変形性膝関節症の予防や膝の痛みを食い止めることにつながります!

人生100年時代!一生健康的な生活を送りましょう!!

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