サモーナスポーツ整骨院スタッフ スポーツ整体×骨盤矯正で痛みの根本から改善へ!

野球肩に対するアプローチ

2022年10月6日

こんにちは!江東区大島サモーナスポイーツ整骨院です!今回は、野球肩に関して記事を書かせていただきました。

野球肩とは

野球肩とは、その名の通り野球などの投球動作を繰り返すことで生じるスポーツ障害です。

野球肩になる年齢層は幅広く、小学生・中学生・成人と繰り返し投球動作を行うことで、肩に過度なストレスが加わることで引き起こされます。

野球肩の状態によって、詳細の病名や状態も異なります。

なので、投球動作を行うスポーツで痛める肩の痛みの総称として野球肩と呼ばれています。

一定期間、休むことで痛みが解消することも多いですが、場合によっては手術になります。手術が適応になる野球肩は整骨院では対応で着ないので早めに整形外科に行くようにしてください。

安静にすることで痛みが解消した野球肩に関しても、肩に負担がかかる動作を分析し、その動作を修正しない限りは再び投球動作で痛めるリスクがあるので注意が必要です。

江東区大島サモーナスポーツ整骨院では、痛みに対するアプローチだけでなく、股関節や体幹に対するアプローチも行い、再発防止に関しても取り組んでます。

野球肩の原因|江東区大島サモーナスポーツ整骨院が解説!

野球肩になる一番の原因は、過度に投球動作を繰り返すことです。投球動作において特に肩に負担がかるのは、コッキング期〜ボールリリースです、

野球肩になる原因として使いすぎということを冒頭で記載しましたが、投球動作は、下半身、体幹、上半身と全身の運動連鎖で構築されるので、一概に使い過ぎだけが野球肩の原因になるとは言えません。

休めば痛みは解消する状態もありますが、再び野球を再開した際に痛みが出てくるのは、運動連鎖がスムーズにできていない可能性も否定できません。

下半身、体幹、肩甲骨周囲の柔軟性の低下や筋力低下、コンディショニング不足などが生じると、肩に無駄な負担がかかり痛みを引き起こすことが多いです。

  • 使いすぎ
  • 崩れた投球フォーム
  • 成長期の場合の骨や筋肉的な弱点
  • コンディション不足
  • 筋力不足
  • 関節可動域の低下

などが原因として考えられます。

野球肩の状態

野球肩になってしまった時の身体の状態としては

  • 肩を上げる際の痛み
  • 投球時、投球後の痛み
  • 関節可動域の低下
  • 筋力発揮能力の低下
  • 全力投球ができない
  • 球速が遅くなる
  • 遠投ができない

などの状態になることが多いです。

野球肩の分類

インピンジメント症候群

大人になってからの野球肩で一番多いと言われているのがインピンジメント症候群です。

投球動作におけるコッキング期からフォロースルー期にかけて、肩関節外転のポジションから肩関節内旋のポジションまで移行する際に上腕骨(腕の骨)頭と肩峰(肩甲骨のでっぱり)がぶつかり、その間にある筋肉(棘上筋)や肩峰の下の軟部組織(肩峰下滑液包)が挟まれることで痛みが引き起こされる状態です。

その他にも、肩を引き下げるような動きで痛みや引っかかる感じを訴えることも多いです。

インターナショナルインピンジメント PSI(後上方インピンジメント)

コッキング期において肩関節外転外旋の状態で肩のインナーマッスル(棘上筋・棘下筋)が後上方の軟骨(関節唇)とぶつかり、挟まれることで痛みが生じます。

広背筋、僧帽筋中部・下部、菱形筋など背中にある筋肉の硬さや、大胸筋、小胸筋、前鋸筋など身体の前側にある筋肉の柔軟性低下、関節包の硬さ、肩甲骨の安定性や可動性の低下などが原因として考えられる状態です。

上記の問題に対しアプローチすることで痛みは減りますが、先述したように運動連鎖の修正をしない限りは、投球動作を行うことで再び肩に負担がかかり、痛みが生じる可能性があります。

前上方インピンジメント ASI

投球動作のフォロースルー期、つまり肩関節が水平内転、内旋の状態で多く引き起こされると言われいています。肩のインナーマッスル(肩甲下筋)の腱が小結節(腕の骨の出っぱり)に挟み込まれ痛みがひきこされます。

上腕骨頭が前方に移動したり、肩関節の前側が緩くなったり、後方にある筋肉などの軟部組織が硬くなったり、広背筋、僧帽筋、菱形筋など背中の筋肉が硬くなったり、肩甲骨の機能が悪くなることで引き起こされる状態です。

前の章でも記載したように、根本的に解消す流のであれば、身体の機能を見直し、修正する必要があります。

リトルリーグショルダー(上腕骨骨端線離開)

成長期の子供たちの骨の端には、骨端線(成長軟骨)があります。この成長軟骨は大人になるにつれなくなり、骨の成長がストップします。

成長期の段階では、骨がまだ未完成なため投球動作を過度に繰り返すことで、腕の骨に負担がかかり痛みを引き起こすことがあります。

主な原因としては、肩関節を外転外旋のポジションつまり、コッキング期からフォロースルー期(内旋)に至るまで、捻りながら投球動作を行得ことで、捻りのストレスと腕を振り抜く際の肩かた手にかけての遠心力により、腕の骨に引っ張られるストレスが加わることで、骨端線(成長軟骨)に負担がかかり痛みが生じます。

※小学生や中学生の場合、オフの時期が少ない傾向にあり、球数制限や練習、試合後のセルフケアや整体院や整骨院での身体のケアが非常に大切です。

また、食事に関しても、米や麺類など炭水化物に偏りがちな傾向にあるので、運動量や年齢に応じたタンパク質の摂取もお身体を回復させるためには、重要な要素になります。

江東区大島サモーナスポーツ整骨院では、根本から身体を回復させるために施術やリハビリだけでなく、栄養指導まで行っております。

野球肩に対する施術|江東区大島サモーナスポーツ整骨院で行う施術・リハビリ

野球肩に対するアプローチは基本的には、安静を保ち肩の関節にストレスをかけないようにします。

数週間から数ヶ月の投球動作中止で痛みは軽減し元通りに投げられることが多いです。

しかし、ただ単に安静にしているだけでは、野球を再開し投球動作を行った際に再び野球肩による痛みを引き起こすリスクがあります。

なので、投球動作を休止している期間に局所の安静は維持しながらも、できる限りのことを実施することが重要です。

肩関節に負担をかけている筋肉の硬さを解消したり、肩甲骨の安定性や可動性を確保したり、股関節の柔軟性・筋力強化、体幹の安定性・筋力強化、投球動作のフォームチェックなど、全身のコンディションを整えておく必要があります。

早期に回復させるには、日常生活でも注意すべきことがあります・・・

  • 不良姿勢のままスマホの操作をする
  • 猫背でゲームや漫画を読む
  • 投球側の肩をしてにして寝る
  • ベンチプレスや懸垂など肩を挙げるようなトレーニング
  • 重りを持ったまま肩を回すなど、肩の関節に負担のかかることを禁止

早く回復して、早く復帰したいのであれば最低、上記のことは守るようにしてください。

痛みがなくなっても、スポーツをする上で全身のコンディションを整えていくことは非常に大切です。野球肩になってしまった方も、予防したい方も、江東区大島サモーナスポーツ整骨院にお気軽にご相談ください。

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