【股関節の痛み】バレーボール中や自転車を漕ぐ時に股関節が痛い・・・・

2023年12月5日

股関節の痛み|スポーツでの怪我|スポーツ整体|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

スポーツで関節に痛みが生じたことはありませんか?病院に行っても変形ですね・・・老化ですね・・・などの曖昧な回答しかもらえず、股関節の痛みが長引くことも少なくありません。

江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院では、そのような股関節の痛みに対して、骨格、神経、筋肉(筋力)など様々な視点から評価、検査を行いアプローチをさせていただいております。

今回は、実際の症例も併せてご紹介させて頂きますので、股関節に痛みがある方、股関節の痛みが長引いてしまっている方は参考にしてください。

スポーツにおける股関節の痛みの症状とお悩み|江東区大島、住吉駅サモーナスポーツ整骨院

約半年前からバレーボールをすると股関節に痛みが出るようになった。股関節の痛みがひどい時には、自転車を漕ぐことも困難になってしまう。主な移動手段が自転車のため、日常生活においても非常に困っている。

整形外科に行きレントゲン検査やMRIなどの画像検査を受けるもこれといった異常が見られなかったとのこと。医師からは『老化現象ですね・・・』と言われた。老化現象で画像検査でも異常がなかったのになぜ痛みが出るのか疑問と不安を感じながらご来院されました。

お身体の状態|江東区大島、住吉駅サモーナスポーツ整骨院

『股関節の痛み=骨盤と大腿骨骨頭』からなされている解剖学的な股関節として認識されている方は少ないです。実際は、股関節周囲の筋肉の硬さによる痛みであるケースが多いです。

実際に骨盤の骨と太ももの骨から構成されている『股関節』に痛みが生じている場合は、レントゲンやMRIなどの画像検査で原因が明確になります。しかし、それらの画像検査で原因が明確でない『股関節周囲』の痛みは、画像検査でも痛みの原因が判明しない場合があります。

そのため、画像検査で明らかにならない股関節周囲の痛みは、タイトネステスト(関節の柔軟性の検査)やMMT(筋力の検査)などを確認し、どの筋肉や動きに問題があるのかを確認しなくてはなりません。

以下が、実際に当スポーツ整骨院で実施した検査とその結果ですので参考にしください。

  • トーマステスト:陽性(腸腰筋の検査)
  • パトリックテスト:陰性
  • オーバーテスト:陽性(大腿筋膜張筋の硬さ)
  • 立位での姿勢評価:前方荷重に伴う反り腰
  • 動作評価:立位のまま左回旋動作時に左股関節の痛み
  • トレンデンブルグ:左陽性(左脚での片脚荷重が上手くできない)
  • ランジテスト:左ニーイントウアウト(左足を大きく前に踏み出した際に膝が内側に、つま先が外に向く)
  • タイトネステスト陽性:左ハムストリング、左大腿直筋、左殿筋群
  • 筋力低下:左腸腰筋、左中殿筋、左股関節外旋筋群、左ハムストリング
  • 左股関節内旋時の股関節周囲の筋肉のつまり感

検査を実施した結果、股関節を安定させるための筋力低下が判明。また、筋力低下を補うために本来、足を踏込む際に本来使わなくてもいい筋肉が過剰に働き股関節周囲に痛みを引き起こしている可能性が高いことがわかりました。

また、全身の問題では、立位で立っている際に足底のつま先側に荷重がかかっているため、代償的に反り腰になっていました。この状態だと体幹の筋肉や股関節周囲の筋肉が正しく機能せず、痛みを引き起こしてしまうことが多いです。

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、上記のような問題に対して根本的に改善するためのアプローチをさせていただいております。

筋肉の硬さを改善するだけでも股関節周囲の痛みや違和感は改善しますが、正しい動作を獲得しない限りは、再び痛みの原因となる筋肉に負担がかかり満足にバレーボールができなくなってしまいます。

スポーツでの股関節周囲の痛みは、動作を改善し、適切に柔軟性や筋力を向上して初めて根本的に改善できます。

また、痛みを改善した後も日常的なセルフケア、スポーツ後の念入りなケアを知ることが再発防止に非常に大切です。

次の章では、先述した問題に対してアプローチした結果をご紹介させていただきます。

股関節周囲の痛みに対するアプローチ方法とその結果|江東区大島駅、住吉駅サモーナスポーツ整骨院

左右の関節柔軟性や筋力低下に伴い、骨盤に歪みが生じていたためその状態を整えるために骨盤矯正を実施(バキバキする強制ではなく、骨盤周囲に付着している筋肉にアプローチし、骨盤の位置関係を整えるソフトな矯正)。結果として、股関節の多動的な動きでの左右差が消失し、立位での回旋動作時の股関節周囲の痛みが消失。

その後、股関節を深く屈曲したり、腿上げのような動作をする際の痛みが残存していたため、腸腰筋、中殿筋に対してハイボルト治療を実施。結果として、股関節を深く曲げる際の痛みも消失。ただ、違和感が残存したため、タイトネステストで硬さが見られた筋肉に対してコンプレッションストレッチ、リリースを行い違和感も消失。

初回の施術で股関節周囲の痛みは違和感は消失したが、根本的に改善するためには、柔軟性改善や動作改善、筋力強化が必要なので長期的な視点でサポートさせていただくことになりました。

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、スポーツでの怪我や痛みに対して痛みを改善するだけでなく、リハビリなどの機能改善、筋力強化、パフォーマンスアップまで幅広くアプローチさせていただいております。全力でスポーツを楽しめる身体づくりをしたい方はお気軽にご相談ください。

執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹

院長 山田祐樹|江東区大島サモーナスポーツ整骨院江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。

江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!

江東区大島サモーナスポーツ整骨院 
院長 山田祐樹(整骨院勤務 7年以上)

保有国家資格:

柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

鍼灸師(https://www.harikyu.or.jp/