【すねの痛み】シンスプリントに対する評価と施術

2023年09月15日

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院からシンスプリントに対する評価と施術方法、施術の効果をご紹介させていただきます。

シンスプリントはランニングやジョギングなど、走ったり、ジャンプを繰り返すスポーツで多く発生するスポーツ障害です。シンスプリントは、脛骨（けいこつ）と呼ばれるすねの骨の表面になる骨膜が炎症を起こして痛みが生じます。炎症が生じ痛みが出るすねの骨の部分には、後脛骨筋やヒラメ筋などの筋肉が付着しており、その筋肉に何かしらの原因で負担がかかり、堅くなってしまうことで、骨膜を引っ張り痛みが生じると言われています。

走ったり、ジャンプをした時にすねの内側に痛みが出る方は、もしかしたらシンスプリントかもしれません。

シンスプリントの症状と悩み｜江東区大島サモーナスポーツ整骨院

３週間前から両すねの内側に痛みが生じ、整形外科に行きシンスプリントの診断をうけ貼り薬をもらって使用するも痛みが軽減せず当スポーツ整骨院に来院。特に左側のすねの内側の痛みがひどく満足に練習できない。

お身体の状態｜江東区大島サモーナスポーツ整骨院

シンスプリントは局所的な問題がフォーカスされがちですが、なぜ局所的な部分に負担がかかり痛みが生じるのかを評価、分析することが重要です。

シンスプリントは、安静にしていても痛みは軽減しますが根本的な問題を抽出して、改善しない限りはスポーツをするたびにすねの内側に痛みが生じる可能性が高くなります。

足関節の背屈制限
スティッフネス（＋）：ヒラメ筋、後脛骨筋
扁平足、回内足
シュースの内側の異常な減り
タイトネス（＋）：股関節、足関節
ウィークネス（＋）：中臀筋、内側広筋、体幹
シングルスクワットテスト（＋）

多くの場合、練習量やトレーニング量に対してケアの時間が不足していたり、オーバートレーニングであったり、グラウンドの環境が悪いなどの要因も関係します。

なので、漠然と安静にているだけでは、シンスプリントによるすねの痛みは再発と寛解を繰り返すことになります。

最低限、上記に記載してあるような内容を把握した上でのアプローチをする必要があります。

施術内容とその効果｜江東区大島サモーナスポーツ整骨院

まずは、局所的な問題を改善するために、ヒラメ筋や後脛骨筋など痛みを引き起こしている原因となっている筋肉に対してハイボルト治療を実施した結果、ジャンプ動作や軽いステップ動作時の痛みが半減以下になる。

その後、体幹や股関節周囲の可動域制限や筋力低下に対して、ストレッチや筋力強化、リハビリを実施。その後、ジャンプ動作やステップ動作時の痛みが消失。

シンスプリントに対する今後の治療方針として、継続的に股関節周囲や体幹の筋力強化や可動域改善を行うと同時に、局所的なすねの問題に対して治療をさせていただくことをご提案。

このように、股関節周囲の問題を改善することによってもシンスプリントによる痛みは大幅に軽減することも多々あります。

シンスプリントやその他の痛みでお悩みの方へ｜江東区大島サモーナスポーツ整骨院

学生は練習量を自分で選べるような環境にない分、しっかりとスポーツの土台となる身体の機能を高めたり、ケアを定期的に行う必要があります。

すねや膝の痛みなど、局所的な痛みに対してフォーカスしがちですが、痛みがある部分以外の問題に対しても着目しないと痛みを繰り返す身体になってしまい、最悪の場合、最高のパフォーマンスでスポーツを行うことが困難になります。

逆を言えば、全身の筋力バランスや関節の柔軟性を高めておくことで、怪我や痛みを繰り返さずに、予防まででき、常に最高のパフォーマンスでスポーツをすることができます。

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、痛みの改善から痛みの予防まで徹底的にサポートすることができるので、全力でスポーツを楽しみたい方は、学生に問わず、お気軽にご相談ください。

執筆者：江東区大島サモーナスポーツ整骨院　院長　山田祐樹

院長　山田祐樹｜江東区大島サモーナスポーツ整骨院江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です！当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。