症例|脊柱管狭窄症|50代男性
2022年03月13日
東京都江東区大島駅から徒歩1分にあるサモーナスポーツ整骨院です。今回は、実際に当整骨院で施術、リハビリをした脊柱管狭窄症に関して、ご紹介させていただきます。
50代男性の脊柱管狭窄症の症状
腰痛や下半身の痺れなどの症状で整形外科に数ヶ月通院するも症状が軽減しないため、当整骨院にお越しになりました。
整形外科で受けていた治療は、患部を温めたり、マッサージをするなどの保存的な治療と痛み止めの薬や、血液の流れを良くする薬などを服用していた状態。
歩いていると徐々に足が痺れたり、痛くなったりし非常に困っていました。前かがみになり休むと症状が軽減し、再び歩けるようになるのですが、数十メートル歩くと再び症状が憎悪してしまう状況でした。
なぜ腰に負担がかかるのかがポイント
脊柱管狭窄症は、腰に負担がかかることで症状が悪化します。特に反る動きが危険です。しかし問題なのは腰ではなく、『なんで腰に負担がかかってしまうか?』です。
腰が悪いから腰に負担がかかるわけではなく、骨盤の傾きや、股関節の柔軟性、体幹の筋力低下などが関係し、結果として腰に負担がかかり症状が憎悪していることが多いです。
なので、一時的に薬などで痛みを緩和させたところで、土台である骨盤や体幹の筋力が安定していない限りは、根本的な問題解決にはなりません。さらには体重増加も、脊柱管狭窄症の症状を悪化させる要素になるので注意が必要です。
実際に脊柱管狭窄症の男性に行った施術
まずは、丁寧に問診を行い、その男性の日常生活や仕事環境などでなぜ腰に負担がかかっているのをしっかりと伺い、分析を行いました。
そこから、姿勢、動作パターン、骨格の歪み、骨盤の歪み、左右の筋力バランスなどを検査、評価し、当整骨院独自の技術、スポーツ整体で腰だけでなく、全身のバランスを整える施術をさせていただきました。
バキバキ音を鳴らす整体ではなく、骨盤に付着する筋肉に対し軽く刺激を与える、独自の整体なので痛みを感じることなく施術を受けることができます。
さらに、神経や問題を症状を引き起こしている深い筋肉や、神経に対してハイボルトという特殊な電気を用いてアプローチをし、大幅に症状が緩和しました。男性の主観的な痛みの軽減レベルは、1回の施術で7割減少でした。
しかし、そのままの状態では、施術を受けて整った状態を維持するための筋力がないので、施術と合わせてEMSを用いて、身体を支えるための筋肉を活性化させていただき、約3ヶ月で7km歩行しても、痛くならない身体作りをすることができました。
それ以上歩行するとまだ痛みが出てしまうようですが、これからさらにリハビリとスポーツ整体を組み合わせ、脊柱管狭窄症でも痛みを感じない身体づくりをサポートさせていただく予定です。
最後に
脊柱管狭窄症で、一生痛みと付き合わなくてはならないと思っている方、諦めないで一度当整骨院にご相談ください。意外なことが問題で、脊柱管狭窄症の症状を悪化させていることがあります。一生お付き合いするお身体ですので、痛みの快適な生活が送れるようサポートさせてください。