筋力低下と姿勢不良から引き起こされる身体の痛み

2023年04月7日

姿勢が悪くなる原因は、単に意識の問題だけではありません。姿勢不良は見た目が悪くなるだけでなく、身体の内面や筋肉や関節などにも負担がかかり、思わぬ痛みやトラブルを引き起こすリスクが高くなります。

正しい姿勢をとるために必要な骨盤や骨格の位置関係を整え、その正しい位置関係を支えるための筋力を強化することで、肩こりや腰痛、不定愁訴によって引き起こされる身体の痛み、不調などを改善できる場合があります。

無理矢理姿勢を正すことでむしろ痛みが出る場合は、背中が丸まっている状態、猫背の状態で関節や筋肉が固まってしまい、悪い状態が自然と脳が認識している可能性があります。姿勢を正すことで痛みが出るんだったら、猫背のままでいいんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、答えは『NO』です。

長期的な視点で考えると、現状は猫背のままが楽なのかもしれませんが、背中が丸まった状態だと神経が豊富に通っている背骨の形が変化し、神経を圧迫したり、周囲に分布する血管が圧迫されて血液の流れが悪くなったり、足や腕に痺れが出るリスクも高くなります。

姿勢を正すことで、痛みがあるのであれば、まずは猫背の状態で固まっている筋肉や関節の柔軟性をマッサージや整体など、専門家による施術によって改善する必要があります。

そして、関節や筋肉の柔軟性を高めた後、その状態を維持するための筋力強化を行い、日常的に姿勢を意識して生活することで、肩こりや腰痛などの問題を改善し、生活の質を高めることができます。

姿勢を整えることは、日常生活の質を高めるだけでなく、スポーツパフォーマンスの向上にも繋がります。

骨格や骨盤の位置関係が周囲の筋肉により正しい状態に保つことができれば、股関節の動きや柔軟性改善、体幹の機能向上に繋がり、怪我のリスクも下げられます。

このように、姿勢は身体に大きく関わっています。

背中が丸まって見た目が悪いだけでしょ?と考えてしまいがちですが、私たちの健康寿命にも関わっていきます。

人生100年時代、より長く自分の意思で思い通りに身体を動かすことあできるように、しっかり身体を整えていきましょう。

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