【シンスプリント】ランニングするとすねが痛い

2023年10月7日

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院です。当スポーツ整骨院は、腰痛や肩こりだけでなくスポーツにおける痛みに関しても得意としている整骨院です。特にスポーツにおける痛みは、痛いを改善しただけでは再発してしまいます。

スポーツにおける痛みを改善するために大切なことは、リハビリや筋力強化、動作改善で痛めない身体作りをすることです。

今回は、実際にランニング時のすねの痛み(シンスプリント)の症状でお困りの方に対する評価とアプローチ方法に関してご紹介させていただきます。

【すねの痛み】シンスプリントの症状|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

3ヶ月以上前からランニングをする際に脛に痛みが生じるようになった。すねの内側の骨の際を押すと痛みが強く出る。走ったあとは、歩くだけでも数日間痛みが続くこともある。江東区周辺の整形外科に行ってみたが、疲労骨折などの所見はなく、骨膜の炎症と安静にし4週の経過観察を指摘され、痛みがなくなったと思い、久しぶりに走ったら脛の痛みが再発してしまい来院。

ランニングで脛の痛み(シンスプリント)が再発する理由|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

シンスプリントは、ランニングでよく生じるスポーツ障害の一種です。脛の骨に付着する筋肉が何かしらの影響で硬くなり、付着している骨膜に炎症が生じ痛みが引き起こされます。

安静にすれば、炎症が治り痛みが軽減しますが『シンスプリントが生じる部分になぜ負担がかかるのか?』その原因を改善しない限りは、痛みを繰り返してしまいます。

逆を言えば、シンスプリントになってしまう根本的な問題を改善すれば、痛みを繰り返さない身体作りができる可能性が高いです。

シンスプリントを引き起こす可能性が高い原因は以下のとおりです。

  • 回内足
  • 扁平足
  • 足関節の背屈制限
  • 股関節の可動域低下
  • 中殿筋などの殿筋の筋力低下
  • 腸腰筋の機能不全
  • カーフのタイトネス
  • ランニングをする路面の環境
  • 合わないシューズ
  • オーバーユース(使いすぎ)

上記が代表的なシンスプリントの原因です。

シンスプリントによるお悩み|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

早く趣味のランニングをしたいのに、軽く走っただけなのに脛に痛みが生じてしまいかなりストレスを感じている。満足に走れない期間が続いているので運動不足や体力低下による筋力低下や健康状態にも不安がある。

痛みがあるからこそ患部外の筋トレ!|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

ランニングなどのスポーツを継続的に行っていた方が、痛みによって運動継続が困難になった場合、かなりのストレスを感じます。その際は、痛みを感じる動作以外の筋トレやストレッチをしっかり行うことで、運動を再開した際の痛みの改善やスポーツパフォーマンスアップが期待できます。

特に、シンスプリントのような身体の末端の痛みに関しては、身体の中心部の筋トレや関節の機能改善をしっかり行うことで末端に加わる負担を軽減することができます。

シンスプリントによる痛みで走ることができない場合、具体的にどの部位を鍛えたりストレッチをしたらいいのかをご紹介させていただきます。ただし、筋トレやストレッチの方法には個人差があるので割愛させていただきます。

いくら痛みがある部分以外の筋トレだからと言っても、関節の柔軟性や身体の機能には個人差があるので間違ったフォームや、やり方をしてしまうと痛みを悪化させたり、元々痛くなたっか部分に痛みを感じるようになるケースもあるので注意が必要です。

  • 体幹の筋力強化
  • 背骨の柔軟性改善
  • 縦方向、横方法、回旋動作の動きの構築
  • 足関節の柔軟性改善
  • 股関節の機能改善、柔軟性改善
  • 肩甲骨周囲の機能改善
  • 殿筋群やハムストリングスの筋力強化

当整骨院内でできる代表的な患部外で強化や改善が必要な項目です。実際のやり方は、お越しいただいた際に具体的にアドバイスさせていただいております。

お身体の状態|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

今回のシンスプリントの症状は、左の脛に痛みが生じていました。

  • 左足関節の顕著な背屈制限(可動域低下)
  • 筋力低下:中殿筋、ハムストリングス、腸腰筋
  • 左短下肢
  • タイトネス(+):左ハムストリングス、内転筋、殿筋
  • 左脚片脚立脚時のトレンデンブルグ減少
  • シングルレッグスクワットテスト 陽性
  • スティッフネス(硬さ):左大腿筋膜張筋、左ヒラメ筋、後脛骨筋

上記の検査から、痛みを庇って過ごしたこと、もしくは元々の身体のアンバランスから生じたものなのかの判断は難しいですが、全身のバランスが崩れていることがわかりました。

スポーツ整体によって、根本的な問題になっている可能性が高い部分から施術をさせていただきました。

一箇所痛くなるだけで全身のバランスが崩れる|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

スポーツだけでに限らず、私たちは全身の関節や筋肉の連鎖で動作を構築しています。少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、前屈みになって顔を洗う、椅子に座る、立ち上がる、歩くなど、日常的い何気なく行っている動作でさえ、全身の関節や筋肉が連動して動きを作っています。

なので、ランニングなど特に負担が大きい動作をする際は、さらに運動連鎖の重要性が高くなります。

そして、一度、一部分に痛みが生じるとその痛みを庇うために身体の各部分は、スムーズに動作を行うための昨日ではなく、痛みを庇うための『エラーの動作』を引き起こします。

この『エラーの動作』によって痛みが繰り返されたり、痛みが治りにくいなどの状態を作り出す可能性があります。

痛みがなくなれば『エラーの動作』がなくなると思っているかもしれませんが、このエラーの動作は、動きのパターンを脳に定着させ、あたかもエラの動作が自然な動作であると誤認識させてしまうリスクがあります。

そのため、基本的には痛めた直後からなるべくエラーの動作が生じないようにするための筋力強化やストレッチなどによる関節可動域の改善が重要になります。

なので、一箇所痛めると全身のバランスが崩れてしまうので、痛みで悩みたくない、スポーツを継続的に楽しみたいという方は、シンスプリントによる痛みだけでなく、様々な痛みを繰り返さないように早急な対処が必要になります。

シンスプリントに対する施術とその効果|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

スポーツ整体により全身のバランスを整えつつ、シンスプリントの痛みに対してアプローチ。

骨盤に付着する筋緊張により生じている骨盤の歪みを骨盤矯正で改善。その後、筋力低下の見られる筋肉に対してハイボルト治療。その結果、荷重時、歩行時の痛みが軽減。

その後、筋緊張が強かった大腿筋膜張筋、ヒラメ筋に対してハイボルト治療。結果として歩行時の痛みが解消。

大きな痛みが消失したのちに、股関節の動作改善、筋力低下の見られた筋肉に対して筋力強化の方法、動作改善の方法をアドバイス。

今後の治療方針としては、筋力低下の改善、シンスプリントによる痛みが持続的い消失したのちに、ジャンプ動作を構築。理由としては、ランニングは片脚でのジャンプ動作が繰り返されるため、実際にランニングを開始する前に、正確な片脚ジャンプの動作を構築する必要がある。

自宅や職場でもできるストレッチなどのセルフケアの方法もアドバイスさせていただき、経過観察。今後の痛みの程度やセルフケアの進捗状況にもよるが、動作チェックも含めまずは週2回来院していただき、4週間は経過観察させていただく。

シンスプリントでお悩みの方へ|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

シンスプリントの症状は痛みを取り除くだけで無く、痛みを引き起こしている、身体の使い方や、身体を支えられていない筋肉へのアプローチなどが大切です。

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、痛みを取るだけでは無く、根本的な原因に対してしっかりとアプローチさせていただくことができます。

江東区大島を中心に皆様に全力でスポーツを楽しんでいただける環境作りをさせていただきます!

執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹

院長 山田祐樹|江東区大島サモーナスポーツ整骨院江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。

江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!

江東区大島サモーナスポーツ整骨院 
院長 山田祐樹(整骨院勤務 7年以上)

保有国家資格:

柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

鍼灸師(https://www.harikyu.or.jp/