足首を捻挫してしまった!捻挫をした際の応急処置と注意すべきこと

2022年03月1日

江東区大島駅から徒歩1分にあるサモーナスポーツ整骨院です。今回は、野球、サッカー、バレーボールなどスポーツでよくある足首の捻挫の応急処置と、捻挫をしてしまった場合の注意事項に関してお話しさせていただきます。

捻挫をした場合の応急処置方法

捻挫をした際は、皆さんがご自身で簡単にできる応急処置方法としてはRICE処置が代表的です。足首の捻挫に対してRICE処置をするのかしないのかでは、その後の治り方に差が出る可能性が高いのでこちらの記事でしっかりと覚えましょう。

そして、大切なことは、RICE処置をしたからといって、たかが足首の捻挫と放置せずに必ず整骨院や整形外科に行きましょう。

RICEの『R』:安静

捻挫をしてしまった足首を無理に動かしたり、痛みを確認するような動作はしないでください。捻挫の症状を悪化させる可能性があります。思わぬ後遺症になる場合があります。

RICEの『I』:冷やす

足首を捻挫したらすぐに20分程度冷やしましょう。炎症を抑えることで痛みを緩和することができます。保冷剤を使わずに必ず氷で冷やしてください。保冷剤は凍傷のリスクがあります。

RICEの『C』:圧迫

捻挫した足首を伸縮包帯があれば軽く圧迫しながら冷やしましょう。痛みを引き起こす無駄な腫れを抑えることができます。きつく巻きすぎないように十分注意しましょう。

RICEの『E』:挙上

心臓より足首の位置を高くすることで、過剰な腫れを抑えることができます。

その他にも、スポーツ現場にトレーナーや医療系の専門の資格を保有している方がいたら、捻挫した方向に足首が動かないようにしっかりと固定してもらいましょう。

何度も繰り返しますが、たかが捻挫と放置せずに上記の処置をした上で必ず、整骨院や整形外科などの専門家のところに行くようにしてください。

整形外科でレントゲン検査をして、異常がないと言われても痛みがある場合は、必ず足首に問題が生じています。江東区大島駅エリアであれば、そのような状態の方は早急に当整骨院にご連絡ください。

触診、動作分析、足首の動きなどを分析し、必要があれば提携している整形外科をご紹介させていただきます。基本的には、軽度の捻挫であれば当整骨院で十分対応できますのでご安心ください。

足首の捻挫で特に注意すべきこと

足首の捻挫は、痛みが取れたからといって完治ではありません。足首の捻挫で特に注意することは『背屈制限』です。背屈制限とは、つま先を上に上げる方向への足首の動きのことです。少しわかりにくいかも・・・

アキレス腱を伸ばすときの足首の動きです!

この足首の背屈ができないとしゃがむ動作ができなくなります。足首の可動域に硬さを残すことで、思わぬ後遺症が残るかもしれません。

捻挫の後遺症

捻挫の後遺症で引き起こされる可能性が高いものをリストアップしてみました。

  • 膝の痛み
  • 股関節の痛み
  • 腰痛
  • 姿勢不良
  • 肩こり
  • 首こり
    など

え?と思う方も多いと思いますが、足首を含めた関節にはそれぞれ大切な機能があります。この機能が壊れると関節の理がが崩れて、全身に不調を引き起こします。

なので、ただの捻挫と放置せずに捻挫は完治させましょう!

サモーナスポーツ整骨院が考える足首の捻挫の完治

では、どこまで治療したら足首の捻挫は完治なのか?と考える方も多いと思いますのでこちらも簡単にピックアップします。

  1. 自発的な腫れや痛みがない
  2. 患部を押しても痛みがない
  3. 左右で足首の可動域が同じ
  4. 左右で足首周囲の筋力が同じ
  5. 左右の股関節周囲の柔軟性が同じ
  6. 左右の股関節を動かす筋力が同じ
  7. 体幹の不安定性がなくなる
    など

ざっくりピックアップするとこんな感じです。足首を捻挫して、当整骨院にお越しになる患者さんのほとんどが、2または3ぐらいて治療が終わっています。痛みや可動域が同じになった程度でスポーツに復帰すると、必ずといっていいほど再び足首を捻挫します。

サモーナスポーツ整骨院では、スポーツで再び痛めない身体作りを推奨しているので、捻挫によって崩れた左右のバランスが整うまでは、スポーツ復帰を推奨していません。

捻挫をした当日から足首以外のリハビリを始めることが大切

皆さんの捻挫はもっと早く良くなるということを知っていただきたいです。一般的には普及していませんが、スポーツの現場やアスリートたちの間では、捻挫をしたらすぐに足首以外のリハビリを始めます。

足首に負担をかけないようにするためには、股関節や体幹の筋力を強化する必要があるので、捻挫を受傷した当日から、足首の治療と同時進行で、股関節や体幹の筋力強化を行いなるべく左右バランスを整えます。

当然ですが、足首を捻挫して痛みを庇って動かせば左右のバランスが崩れます。崩れた状態で過ごすことでさらにバランスが崩れ、捻挫などの怪我をしやすい体になる可能性が高いです。

なので、痛めた当日からなるべく左右の差が出ないように捻挫をした足首以外の筋力強化をするのです。

少しでも早くスポーツ復帰したい、もう捻挫したくないなどお考えの方は、江東区大島駅から徒歩1分にあるサモーナスポーツ整骨院にご相談ください。