【腰痛】慢性腰痛からのぎっくり腰・・・早くゴルフを楽しみたい!

2024年01月23日

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院です。今回は、急性腰痛、いわゆるぎっくり腰に関する記事を実際の症例を合わせて記事を書かせていただきます。

今回、ぎっくり腰でお越しになった方は、慢性的び腰痛に悩まされており、年に1回はぎっくり腰になってしまい、体勢を変えることでさえ困難な状態になるそうです。

特にデスクワークで立ち上がる際に痛みや、安静にしている状態から体勢を変える際の腰の痛みがひどいとのことでした。

早速ですが、上記のようなぎっくり腰に対して、江東区大島のサモーナスポーツ整骨院がどのような評価をし、アプローチをするのか、スポーツ整体の効果も含めご紹介させていただきます。

ぎっくり腰の症状とお悩み|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

こちらの章では、問診から得た情報からぎっくり腰の症状と、腰の痛みによるお悩みに関してご説明させていただきます。『あ・・・私と同じような腰痛だ!』と思われる方は、早めに対処する必要があります。

  • 慢性的に腰痛に悩まされている
  • かなり昔にぎっくり腰になり、その後、慢性的に腰痛を感じるようになった
  • 年に1回は、ぎっくり腰になる
  • デスクワークで長時間立たない(最低でも1時間以上座ったまま。長い時は数時間)
  • 腰が痛くてゴルフができない
  • ゴルフをした後も腰が痛くなる
  • 健康診断で内臓指導が多いと指摘された
  • ダイエットをしたいけどリバウンドの経験があり不安

問診では、詳細の検査ではなく、どのような経緯で腰痛になったのかについて詳しくお話を伺います。また、腰の痛み以外にどのようなことでお悩みなのかをヒアリングすることで、自分が思いもよらなかった腰痛の原因が見つかることもあります。

特に、ぎっくり腰から慢性的な腰痛に移行するケースが多く、『腰痛の初発がどのような状態だったのか?その腰痛に対してどのような処置をしたのか?』が非常に大切な情報になります。

今も腰痛でお悩みで、これから整形外科や整骨院、整体院に行こうと考えている方は、医師や柔道整復師に、自身の腰痛に関して詳しく伝えることを意識してください。

検査と評価・・・腰痛の原因は何?|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

慢性的な腰痛とぎっくり腰には密接な関係があります。根本的に腰痛を改善するためには、骨盤や背骨、またそれらに付着する筋力や筋肉の機能、各関節の柔軟性などの状態を検査、評価する必要があります。

【立位評価】

  • 前屈(FFD:フィンガー フロア ディスタンス):指先が膝まで
    ⇨立位での前屈動作における、指先と床までの距離。理想的な状態では、膝を伸ばしたまま、指先が床に触れる。また、骨盤の後方シフトや股関節の柔軟性、背骨の可動性などを評価することができる。柔軟性だけでなく、大殿筋や中殿筋、ハムストリングスなどの筋力などの機能面も同時に評価する。今回のケースの場合は、腰の痛みもあるが関節の柔軟性、筋肉の機能に大きな問題が生じている。
  • 右足荷重での前屈動作で特に痛みがひどい
    ⇨右足を軸にして前屈をした際に腰の痛みが悪化する場合、右脚のハムストリングスの柔軟性低下だけでなく、右中殿筋などの骨盤や股関節を安定おさせるための筋肉にエラーが生じている可能性が高い。
  • 左足荷重での前屈動作では痛みがなく、可動域も問題がない
    ⇨左足の中殿筋の機能やハムストリングスの機能に問題は少ないと推測できる
  • 後方荷重、骨盤後傾、円背(猫背)が見られる

【理学検査・鑑別】

  • SLRテスト:陰性
  • ラセーグ:陰性
  • Kボンネット:陰性
  • hibbテスト:陰性
  • FNS:陰性
  • 知覚異常なし
  • 腱反射異常なし

上記のことから腰部椎間板ヘルニアの可能性は低いと判断。

【身体所見】

  • 圧痛:脊柱起立筋下部

【タイトネステスト】

  • 腸腰筋(トーマステスト)
  • 大腿直筋(尻上がりテスト)
  • ハムストリングス
  • 腓腹筋

下半身を中心とした柔軟性低下により腰に負担をかけている可能性が高いと判断できる。

【MMT(筋力検査)】

  • 右中殿筋
  • 右ハムストリングス
  • 右大殿筋
  • 右腸腰筋
  • コア(体幹)

股関節を伸展させるための筋肉や、骨盤や背骨をさせるための筋力低下が見られた。これらにより姿勢を支えることが困難になり腰に負担を抱えている可能性が高いと考えられる。

【骨盤の評価】

  • 右上前腸骨棘が下方に偏位(骨盤の歪みあり)
  • 右肩挙上位(骨盤の歪みにより背骨の位置にエラーが生じ、結果として肩甲骨のポジションに問題が生じている)

上記のような検査評価から、腰部椎間板ヘルニアなどにより腰痛が生じているのではなく、関節の柔軟性低下、筋力低下、骨盤や背骨の歪みによって腰に負担がかかり痛みを引き起こしていると判断し、スポーツ整体によって全身のアプローチをさせていただくことになりました。

次の章では、スポーツ整体によってどのようなアプローチをしたのか、ぎっくり腰の痛みのレベルがどの程度変化したのかについてご紹介させていただきます。

スポーツ整体の内容とその効果|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院におけるスポーツ整体は、決められた内容を行うのではなく、前の章でもご紹介した、評価や検査をもとにアプローチ内容を決めます。今回のぎっくり腰のケースでは以下のようなアプローチをスポーツ整体によって行いました。

  • 骨盤矯正
    ⇨骨盤や背骨の状態を整え、腰の負担を軽減するためのアプローチ
  • ハイボルト治療
    ⇨神経や筋肉の機能を正常な状態に戻したり、炎症を緩和させるためのアプローチ
  • コンプレッションストレッチ・スポーツマッサージ
    ⇨関節の柔軟性を高め、正常な可動域に戻すためのアプローチ
  • アスレティックリハビリテーション
    ⇨筋肉の機能を正常化し、腰への負担や姿勢を整えやすくするためのリハビリテーション

上記のアプローチにより、立位での前屈動作の可動域が改善。立位で膝を伸ばしたまま、床に指が届くようになる。また、前屈動作時の痛みが消失。ゴルフの動作をする際には若干の痛みが残存するもののほぼ消失。関節や筋肉の機能改善を今後行う必要があることをお伝えしました。

また、デスクワーク時には20〜30分に一度は立ち上がり、殿部のストレッチやコアの機能改善のためのエクササイズを行うように指導。座った姿勢は、立った姿勢と比較し1.5倍から2倍の負担が腰にかかるため、腰痛の場合、座っていることは推奨されないことが科学的に証明されている。

今後は、痛みの経過を確認し、コアの機能や動作改善を行うことをアドバイスさせていただきました。江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、スポーツ整体を行うだけでなく、痛みを繰り返さない身体づくりをするための、トレーニング指導までさせていただいております。(専用のトレーニング施設で行います。)

慢性腰痛やぎっくり腰でお悩みの方へ|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

身体の外側の筋肉=アウターマッスルが硬いことで痛みが出てしまう場合は、体幹部のインナーマッスルの機能が低下していて姿勢のベースが作られていないことが問題となっています!
姿勢を整えて正しく動かすためにもインナーマッスルの強化と動作を鍛えましょう!

執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹

院長 山田祐樹|江東区大島サモーナスポーツ整骨院|江東区大島駅徒歩1分|柔道整復師|鍼灸師江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。

江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!

江東区大島サモーナスポーツ整骨院 
院長 山田祐樹(整骨院勤務 7年以上)

保有国家資格:

柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

鍼灸師(https://www.harikyu.or.jp/

関連資格|江東区大島サモーナスポーツ整骨院