【膝の痛み|変形性膝関節症】膝の痛みに対する評価とアプローチ方法

2023年11月3日

膝の痛み|変形性膝関節症|江東区大島サモーナスポーツ整骨院|江東区大島駅から徒歩1分

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院です!今回は、膝の痛み、変形性膝関節症に対する評価とそのアプローチ方法について記事を書かせていただきました。

今回は、半年以上まえに膝に痛みが生じ、整形外科に行った結果、変形性膝関節症の診断を受け、膝の注射や痛みどめ、貼り薬などをもらって使用するも痛みが一向に軽減しなかった方に対する評価とアプローチ、治療の結果などをご紹介させていただきます。

膝の痛み症状とお悩み|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

半年以上前に、歩いていた際に膝に痛みが生じ、徐々に腫れてきた。数日経過しても痛みが変化しないため、整形医外科に通院。加齢に伴う変形性膝関節症の診断をされ、関節への注射や痛み止めなど、リハビリなど行うも痛みの状態に変化がないため当整骨院に来院。

来院時に貼り薬による影響なのか膝関節周囲がかぶれてしまっていた。その部位に対しては、アプローチが困難なため、皮膚科への受診を打診。

膝関節以外へのアプローチで、なんとか痛みが取れないかとご相談されました。

膝関節にアプローチしなくても膝の痛みは改善するの?|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

膝関節の痛みに対して、膝関節以外に対してアプローチすることで必ず痛みが軽減するとはお約束できませんが、膝関節周囲には筋肉が多く付着しています。

膝の関節にかかわる筋肉の多くは、骨盤や大腿部、下腿部に付着しています。そして、膝関節周囲に付着する筋肉が硬くなったり、弱ったりすることで、膝関節の動きが悪くなり痛みを引き起こすことは多々あります。それら、筋肉の硬さや弱さを評価した上で、膝の関節の痛みに関わっていると判断できた場合、膝関節に直接的にアプローチをしなくても、膝の関節の痛みを改善できる場合があります。

これまで、当スポーツ整骨院に膝関節の痛みでお越しになった多くの方も、膝だけでなく、患部以外に対するアプローチで膝の痛みが軽減したというお声は多数いただいております。

先述したことを考えれば、膝に痛みがあり、これまで膝に対する治療しかしておらず、痛みが改善しない場合は、骨盤や大腿部、下腿ぶに対するアプローチを行うことで膝の痛みが改善する可能性は高いのでその際は、江東区大島のサモーナすぴオーツ整骨院までお気軽にご相談ください。

膝の痛みと全身の状態の評価|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

膝周囲のかぶれや腫脹がひどい場合は、膝に対して直接的にアプローチすることは得策ではありません。なので、今回の症例では、骨盤や大腿部、下腿から膝関節にかかわる筋肉や股関節、足関節の動きなど、全身のバランスも含め検査、評価させていただき施術をさせていただきました。

また、今回お越しいただいた方に関しては、冬季にスキーのインストラクターをされるとのことだったので、できるだけ早く痛みを改善したいということだったので、再発予防の観点も含め施術と合わせて、体幹部、股関節、足関節などのリハビリや動作改善を行い、膝に負担がかかりにくい身体の使い方をアドバイスさせていただくことになりました。

以下が膝と全身の評価です。

  • 安静時痛なし
  • 軽度歩行時痛あり
  • 膝の屈伸で膝が詰まる感じと痛みあり
  • 他動での屈曲により軽度疼痛
  • 腫脹、熱感あり
  • タイトネス+:ハムストリングス、大腿直筋
  • 可動域制限:股関節、足関節
  • 膝関節に対し各種ストレステスト:異常所見なし
  • 筋力低下:内側広筋、中殿筋、腸腰筋
  • スティッフネス(硬さ):縫工筋、大腿直筋、外側広筋、膝窩筋、大腿二頭筋短頭、下腿三頭筋
  • 回内足(扁平足)

上記のような問題が見られました。これらの問題に対し一つづつ丁寧にアプローチさせていただきました。

関節にはルールがある|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

関節のルールというと少しオーバーかもしれませんが、私たちの身体には『joint by joint theory』という関節の動きの決まりごとのようなものがあります。jointとは関節のことで、隣り合った関節同士が連動してスムーズに身体を動かしています。

一つの関節にトラブルが生じると、その隣に存在する関節にもトラブルが生じやすくなります。

今回のテーマである膝関節に関しては、本来『安定性の関節』という役割があります。先述した全身の評価の中で、股関節と足関節の可動域制限が認められましたが、ヒアリングをすると、『昔から股関節と足首が硬かった・・・』ということが判明しました。

本来、股関節と足関節は『可動性の関節』としての役割があります。長い間、股関節と足関節が硬かったことにより、持続的に膝関節に負担がかかり痛みが生じてしまった可能性が高くなります。

このように、安定性の関節と可動性の関節には、隣り合った関節が交互に可動性の関節、安定性の関節と役割があり、その役割が崩れることで機能的に身体を動かすことができなくなり痛みなどのトラブルを引き起こすリスクが高くなります。膝関節だけでなく、腰や肩、首など全身に対して同様のことが言えます。

施術内容とその結果|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

  • 安静時痛なし
  • 軽度歩行時痛あり
  • 膝の屈伸で膝が詰まる感じと痛みあり
  • 他動での屈曲により軽度疼痛
  • 腫脹、熱感あり
  • タイトネス+:ハムストリングス、大腿直筋
  • 可動域制限:股関節、足関節
  • 膝関節に対し各種ストレステスト:異常所見なし
  • 筋力低下:内側広筋、中殿筋、腸腰筋
  • スティッフネス(硬さ):縫工筋、大腿直筋、外側広筋、膝窩筋、大腿二頭筋短頭、下腿三頭筋
  • 回内足(扁平足)

上記の問題に対し、まずは動きの中枢と言っても過言ではない、骨盤、股関節からアプローチさせていただきました。股関節の可動域制限に対しては、コンプレッションストレッチ、筋膜リリースを行い、左右の股関節の柔軟性のバランスを整える。

その後、硬さの見られた筋肉に対し、硬さを改善するためにハイボルト治療、スポーツマッサージを実施。

膝の炎症に対しては、特殊な物理療法を行い消炎処置。

結果として、来院時にあった歩行時の膝の痛みは消失。深く屈伸する動作には痛みが残存するもその他の痛みも軽減。『かなりスムーズに歩ける様になった』というお言葉をいただきお帰りになりました。

多忙で定期的な来院が難しいとのことだったので、身体の使い方やセルフケアの方法をご指導させていただき、2週間後にフォローさせていただくことになりました。本来であれば、48〜72時間以内のアプローチが必要な症状です。

膝の痛みでお悩みの方へ|江東区大島サモーナスポーツ整骨院

膝の痛みだからといって膝にだけ問題があるわけではありません。また、変形性膝関節症による膝の痛みでも、痛みが改善するケースは多数あります。膝の痛み関しては、先述したように膝以外の関節や筋肉に問題がある場合や体重増加、筋力低下によっても痛みが引き起こされることもあります。

変形性膝関節症などによる膝の痛みでお悩みの方は、痛みが長年変わらないからといって諦めずに、江東区大島のサモーナスポーツ整骨院までお気軽にご相談ください!

執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹

院長 山田祐樹|江東区大島サモーナスポーツ整骨院江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。

江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!

江東区大島サモーナスポーツ整骨院 
院長 山田祐樹(整骨院勤務 7年以上)

保有国家資格:

柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

鍼灸師(https://www.harikyu.or.jp/