【踵の痛み】3ヶ月前からバスケットボールをしていると踵が痛い
2023年11月8日
江東区大島のサモーナスポーツ整骨院です!今回は、バスケットボールの際に踵に痛みが生じる方に対するアプローチとその効果に関して記事を書かせていただきます。
約3ヶ月前から踵に痛みがあり、日常生活で歩くだけでも踵に痛みが出る状態で非常に困っているとのことだったので、丁寧に検査、評価をさせていただき、スポーツ整体をさせていただきました。
踵の痛みの症状とお悩み|江東区大島サモーナスポーツ整骨院
週に1回バスケットボールをしているが、3ヶ月前から左踵の痛みがある。整形外科やその他の整骨院に行ってみたが痛みが軽減せずに困っている。日常生活においても歩行時に踵に違和感がある。ジャンプ動作をしない限りは痛みが悪化することはないが、早く痛みを解消したい。
踵の状態と全身の状態|江東区大島サモーナスポーツ整骨院
踵の痛みは、慢性化するとなかなか痛みが改善しないことが多いので、ジャンプの着地の動作や身体の使い方の部分も含めて検査させていただきました。特にジャンプの着地の際にかかる負担は大きいので、踵重心で着地していたり、股関節や膝関節、足関節などが連動し、クッションのように働いていない場合は、足の裏や踵にかかる負担がさらに増加する可能性があります。
- 動作痛:ジャンプの着地、歩行時
- 安静時痛:なし
- 圧痛:踵中心部よりやや下(足底腱膜付着部ではない)
- 筋力低下:大臀筋、中殿筋、ハムストリングス、腸腰筋
- 左短下肢(これにより足の裏に負担がかかっている可能性大)
- ランジテスト:KITO(ニーイントウアウト、ヒップヒンジができていない)
上記のような問題が見られました。特にスポーツをするにあたって、ランジ動作が正しくできていないことで、足底や踵に負担がかかる場合があります。今回の踵に痛みを有する方の場合も、ランジ(脚を大きく踏み込む動作)をした際に、トラブルが生じやすい動作パターンでした。
踵の痛みに対するアプローチとその結果|江東区大島サモーナスポーツ整骨院
左脚に短下肢の所見が見られ、骨盤の歪みが認められたため骨盤矯正を実施。その後、左右の荷重のバランスが整い両足でしっかり立っている感覚になる。さらに、骨盤矯正により整えた骨盤のポジションを維持するために、ハイボルト治療を実施(中殿筋、腸腰筋)。結果として、踵を押した痛みは残存するも、歩行時の痛みは消失。
さらに股関節の安定性や、立位でも荷重のバランスを整えるために、中殿筋や深層外旋六筋(股関節のインナーマッスル)などのリハビリを行い、ジャンプの着地の際の痛みが軽減。
今後は、ランジ動作をスムーズに行えるようにヒンジ動作や片脚でのスクワット動作、正しいジャンプ動作を獲得していただくたメニリハビリを進めていくことをお伝えしました。
スポーツでの踵の痛みでお悩みの方へ|江東区大島サモーナスポーツ整骨院
若いから大丈夫、慣れているスポーツだからケアしなくても大丈夫・・・なんてことはありません。バスケットボールなどのスポーツでは、日常生活を過ごす以上に身体に負担がかかっています。筋肉や関節を酷使している以上、必ずストレッチやスポーツマッサージなどのメンテナンスが必要です。
また、安静にしていればいずれ踵の痛みはなくなるかもしれませんが、正しい動作パターンを習得しないと再び踵に負担がかかり痛みが再発する可能性があります。
怪我をする前に適切なメンテナンスができていれば、踵を痛みだけでなく、様々な痛みを予防、改善することができます。江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、痛みの改善だけでなく、痛めない動作パターンの習得、スポーツのパフォーマンスアップまでサポートさせていただくことができます。
スポーツで関節や筋肉の痛みが悪化する前にお早めにご相談ください!
執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹
江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。
江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!
江東区大島サモーナスポーツ整骨院
院長 山田祐樹(整骨院勤務 7年以上)
保有国家資格: