【肩こり】五十肩?肩こり?私の症状はどっち?
2024年05月7日
江東区大島駅、住吉駅のサモーナスポーツ整骨院です。今回の記事では、五十肩と肩こりの違いについて、わかりやすく説明します。結論からお伝えすると、五十肩は『肩関節周囲炎』といって肩の関節の周りに何らかの影響で炎症が生じて、肩関節が凍って固まったかのように動かなくなる立派な怪我です。
一方、肩こりは、姿勢不良や疲れ、運動不足などの影響で、肩周囲の筋肉の血流が悪くなり、筋肉に対して栄養や酸素が運搬されにくくなり、筋肉が硬くなった状態です。
どちらの症状の方が辛いのか?は、個人の感覚の違いがあるので、一概に言えませんが、五十肩の場合は、肩こりと異なり『肩関節の動きが大幅に制限』されます。具体的には、洋服を脱いだり着たりする度に肩に激痛が生じたり、髪の毛を洗うのが困難だったり、背中に手を回すことが困難になります。
このように五十肩では、肩関節を動かすことが困難になるため、肩周囲の筋肉を動かすことが少なくなり、代償的に肩こりになるケースが少なくありません。
しかし、肩こりと五十肩には上記のように大きな違いがあるので、放置することで思わぬトラブルを抱えるケースがあるので早急に対象が必要です。
五十肩は、病院で痛み止めの注射をしたり、飲み薬や貼り薬などをもらって使用し、自然にかたが動くようになるまで経過観察を促される場合が多いです。
五十肩は一般的に肩に激痛が走って、その後動かなくなり、自然に動くようになるといった期間が3つあります。つまり、時間が経てば自然に良くなると言われることが多いです。
自然に痛みはなくなりますが、関節の可動域制限は自然には改善されません。
これまで、五十肩によって肩関節周囲を動かさずに過ごしたことで、肩関節周囲の筋肉の機能が低下し、正しい肩の動かし方ができなくなってしまいます。さらに、固まった筋肉によって肩関節の可動域が大幅に制限されているので、腕を上げにくくなったり、背中に手を回しにくくなったり、ボールが投げにくくなったりなどの障害を残す場合も多々あります。
なので、『私の肩の違和感は肩こり?五十肩?』と疑問に感じた場合は、必ず整形外科や整骨院などに行き専門家に判断してもらいましょう!