【肉離れ|ハムストリング】太ももの裏側の肉離れ
2023年07月15日
【肉離れ|体操競技】体操競技における肉離れ
江東区大島にあるサモーナスポーツ整骨院です!
今回は、体操競技で着地した際にハムストリング(太ももの裏側にある筋肉)の肉離れをしてしまった方に対する施術とその効果に関して紹介させていただきます。
また、当スポーツ整骨院における肉離れに対して、どのような評価をしてアプローチをしているのかについても合わせてご紹介させていただきます。
【症状】
約3ヶ月前に体操競技でジャンプの着地の衝撃で、両側のハムスリングに『ドン!』と衝撃が走り痛みが生じた。
その後、力が入りにくく、歩行や階段昇降時にも痛みが生じ、満足に日常生活が送れなくなった。
受傷当日に整形外科に行き、肉離れの診断。数週間で治るでしょうと言われ、安静にしているも、ストレッチ時や軽くジャンプした体勢からの着地での痛みが抜けない。
【お悩み】
4月に肉離れの診断を受けてから痛みが抜けない。8月に競技会があるので早く完治させたい。
【お身体の状態】
日常生活上での大きな問題はないが、競技動作になると痛みが出現し、下半身で踏ん張れない。
ハムストリングのストレッチ時の痛みは特になく、ジャンプ着地での痛みが顕著に残っている。
ハムストリングの内側、やや上部に硬結(筋肉のしこり)のようなものがある。
大腿四頭筋に対しハムストリングの筋力が顕著に低下しており、前後の筋力バランスが崩れている。
【施術内容】
スポーツ整体により、骨盤や骨格、それに伴う筋肉のバランスを調節。
ハイボルトにより、深部の筋肉の硬さに対しアプローチ。
結果として、施術後のジャンプの着地動作時の痛みレベルが半減。
さらに、ハムストリングの筋肉の使い方を再学習するために、徒手で抵抗を加えハムストリングの筋肉の収縮を促した。
結果として、ジャンプの着地動作時の痛みが解消。
【なぜ痛みが解消したのか】
日常生活動作などでは、肉離れによる痛みが解消したとしても、正しくリハビリを行わないと損傷した部分に負担がかかり痛みが生じることが多くあります。
肉離れで損傷した筋肉は、基本的には筋力が低下し、痛みが解消しただけの状態では、スポーツ動作での衝撃に耐えることができません。
スポーツ動作では、遠心性収縮と呼ばれ、筋肉が引き延ばされながら縮む活動が強制されるため、日常生活でかかる負担よりも大きな負担が筋肉にかかります。
そのため、肉離れをした筋肉に対して適切な施術や筋力強化を行わないと痛みが生じます。
最悪の場合、再び肉離れになるリスクが高くなります。
【長引く肉離れの痛みには要注意】
筋肉が完全に断裂してしまう肉離れでは手術が必要になる場合がありますが、ほとんどの肉離れの場合は1ヶ月以内に痛みがなくなるはずです。
何ヶ月も痛みが引かない肉離れは、肉離れで損傷した筋肉の問題だけでなく、全身のバランスや体幹の機能にも問題がある可能性があります。
損傷した筋肉が修復されたとしても、その筋肉の『筋力』までは回復しません。
スポーツに復帰する基準としては、損傷する前以上の筋力まで強化できてからです。
そうすることで、肉離れのリスクを回避することができます。
江東区大島のサモーナスポーツ整骨院では、ただ単に痛みを解消するだけでなく、再初予防のためのアプローチまでさせていただいております。
お気軽にご相談ください!
執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹
江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。
江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!
江東区大島サモーナスポーツ整骨院
院長 山田祐樹
保有国家資格:柔道整復師、鍼灸師