腰痛のタイプとタイプ別の症状を知って適切な腰痛治療を受けよう!

2023年11月14日

腰痛|椎間板ヘルニア|江東区大島サモーナスポーツ整骨院|江東区大島駅から徒歩1分

腰痛を引き起こす原因は、人によって様々です。医学的に原因が明確な腰痛もあれば、レントゲンやMRIなどの画像検査では原因が特定できない腰痛もあります。

腰痛の原因は、人によって様々ですし、腰痛の症状も腰痛の対応によって大きく異なります。そのため、腰痛を改善するためには専門家による適切な施術が必要です。整骨院で腰痛の施術を受けるべきなのか?整形外科に通院して経過を観察すべきなのか?そのような悩みに関しても腰痛のタイプや腰痛のタイプ別症状によって異なります。

江東区大島のサモーナスポーツ整骨院における腰痛治療では、患者様の腰の状態だけでなく、なぜ腰に負担がかかっているのか?まで的確に評価して、腰痛の状態、全身の状態、腰痛のタイプに合わせた施術を提供しております。

腰痛の原因って何?

数人に一人は腰痛で悩んでいると言われています。そして、多くの方が悩んでいる、腰痛の約80%が現在の医学では原因が明確に特定できない『原因不明の腰痛』として分類されています。

当整骨院と提携しているクリニックのドクターに伺っても『原因が明確な腰痛の方が少ない』とおしゃっていました。

実際にレントゲンやMRI検査など高度な画像診断を行っても、『これが腰痛の原因だ!』と原因を特定することができず、整形外科などの医療機関から安静を指示されたり、腰痛と上手に付き合いなさいという辛い指示を受ける小れがたくさんあります。

しかし、多くの腰痛には、画像では診断できないけど腰痛を引き起こすメカニズムが存在します。今回の記事では、腰痛を引き起こすメカニズムについてもご紹介させていただきます。

腰痛を発症させる代表的な要因・原因

こちらの章では、腰痛を発症させる代表的な要因や原因についてご紹介させていただきます。原因が明確な腰痛と原因が明確でない腰痛に関わる要因、原因についてもそれぞれご紹介させていただきます。

  • 急な動きによる筋肉や筋膜の損傷によって引き起こされる腰痛(ぎっくり腰、急性腰痛) *医学的に原因が特定できな腰痛として分類

  • 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによる器質的な原因によって引き起こされる腰痛 *ヘルニアの主訴は下肢の痛み・・・医学的に原因が特定できる腰痛として分類されているが、医師によって見解は様々

  • 腹筋や背筋、お尻の筋肉などの筋力低下によって引き起こされる腰痛 *医学的に原因が特定できない腰痛

  • 骨盤、股関節の可動域制限や運動機能障害によって引き起こされる腰痛 *医学的に原因が特定できな腰痛

  • 姿勢不良や関節のアライメント不良によって引き起こされる腰痛 *医学的に原因が特定できない腰痛
  • 筋肉や筋膜の異常な硬さによって引き起こされる腰痛(コリ、疲労、緊張、柔軟性低下) *医学的に原因が特定できない腰痛

  • 内科系や婦人科系などの内蔵機の疾患によって引き起こされる腰痛 *医学的に原因が特定できる腰痛

  • ストレスや心因性要因に伴う腰痛 *医学的に原因が特定できな腰痛

少し、みづらいかもしれませんが、医学的に原因が特定できる腰痛、医学的には原因が特定できない腰痛に関して要因、原因を分類したので参考にしてください。

タイプ別の腰痛の症状

この章では、タイプ別の腰痛の症状について説明します。あなたの腰痛の症状はどの腰痛に当てはまりますか?参考にしてていただけると幸いです。

前屈(前かがみ)における腰痛

前屈、つまり前屈みをした際に生じる腰痛としては、『椎間板性の腰痛』もしくは、筋肉や筋膜の硬さによって生じる『筋筋膜性の腰痛』があります。

前かがみの姿勢では、腰の関節にかかる圧力が増加します。もし、前かがみ姿勢で腰の中心付近に痛みを感じる場合は、『椎間板性の腰痛』の可能性があります。左や右といった腰痛を中心とした左右に痛みが生じる場合は、筋肉や筋膜の硬さによって引き起こされる『筋筋膜性腰痛』の可能性があります。

また、椎間関節や椎間板など腰の関節や内部の構造に炎症が生じている場合は、椅子に座っている姿勢において椎間板の上下から圧力が加わるため、立位よりも座っている姿勢の方が痛みが強く出ることがあります。

椎間板性の腰痛や筋筋膜性の腰痛は整骨院で改善できる腰痛です。

後屈(後ろに反る)動作でも腰痛

後屈動作による腰痛の代表的なものとしては、『椎間関節性の腰痛』『筋筋膜性の腰痛』として分類できます。

椎間関節は腰椎の後方にある関節です。なので、身体を後ろに反った際に上下の関節がぶつかり合い痛みを引き起こすことがあります。また状態を左右に捻った際にも痛みが生じる場合があります。

また、後屈した際に腰に痛みが生じる要因の一つとして、『身体の前側にある筋肉の硬さ』が挙げられます。身体の前側が硬いと、身体を後ろに反った際に前側の筋肉に引っ張られて、結果として腰に痛みを引き起こすことがあります。

同じ後屈の動作でも、高齢者の方に多くみられる『腰部脊柱管狭窄症』という背骨の内部で神経を圧迫してしまう病気においても、後屈動作や腰を捻る動作で腰痛が生じるので、丁寧な鑑別が必要です。

椎間板性の腰痛や筋筋膜性の腰痛は整骨院で改善できる腰痛です。

腰だけでなく背中まで重くなる腰痛

腰から背中にかけて重い痛みが広がる腰痛は『筋筋膜性の腰痛』可能性が高いです。

筋筋膜性の腰痛の原因は、腰周囲や背中の筋肉を酷使して筋肉が疲労し硬くなったり、運動し不足によって腹筋や背筋、お尻などの骨盤周囲の筋力が低下した際に背中や腰の筋肉を庇って、痛みが生じる場合などがあります。

このような腰痛の場合は、個人差はありますが『座っている時の方が腰痛が緩和する』というのが特徴的です。その理由としては、立っている時に本来であれば支えとなる、背筋、腹筋、お尻の筋肉などが正しく機能しないため、腰に負担がかかってしまうからです。

この場合は、漠然とマッサージや整体などを受けていても腰痛の症状が改善しにくいです。整骨院においてマッサージや整体を受けると同時に、弱った筋力を強化することで腰痛の改善が期待できます。

こちらの腰痛は、安静時に背中に強い痛みを感じる場合や、背中を上から下に痛みが移動する場合です。その場合、筋肉が原因ではなく心臓や血管、内臓などの疾患が原因で痛みが生じている可能性があるので注意が必要です。内科的な疾患によって腰痛が引き起こされている場合は、整骨院では絶対に治りません。早急に医療機関への受診をしてください。命に関わる場合があります。

腰というよりもお尻に痛みが広がる腰痛

お尻に痛みが広がる腰痛の原因はいくつかありますが、代表的なものの一つとして『仙腸関節由来の腰痛』が挙げられます。

仙腸関節は、骨盤の真ん中の骨『仙骨』と骨盤の左右に存在する『腸骨』から構成されている関節です。炎症や痛みが生じやすい関節の一つです。

仙腸関節性の腰痛は、立位で腰に負担がかかった際や片脚立ちした際に腰からお尻に痛みが生じたり、段差や階段などの振動でも痛みが出る場合があります。何より、腰からお尻に痛みが広がるのが特徴的な症状です。

もう一つは、梨状筋症候群と呼ばれる疾患があり、お尻の多くに存在する股関節を捻る際に使う筋肉や、その周りにある軟部組織が原因で、お尻の奥の方に痛みが生じたり、下半身への痺れや痛みなど『坐骨神経症状』が現れることもあります。

この他にも過剰な負担がかかり仙骨が疲労骨折したり、お尻周囲に存在する神経(上殿皮神経障害、中殿皮神経障害)など、治療の際には専門的な検査や鑑別が必要です。

腰痛治療には整骨院・接骨院がおすすめな理由

こちらの章では、腰痛治療には整骨院、接骨院がおすすめな理由をご説明させていただきます。

手技で治療して腰痛を改善!整骨院では、薬を使わずに痛みと運動機能の回復をすることができる!

整骨院のスタッフが保有している資格は柔道整復師という国家資格です。柔道整復師が用いる手技は柔道整復術といい、もともとケガなどの痛みに対し、患者様の自然治癒力を最大限に高めることを得意としています。

腰痛に対する治療も同様に手技療法や物理療法を最大限に生かし、筋肉や関節の状態を元の状態に回復させるための優れた技術を持っています。

手技療法や物理療法の方法は、整骨院によって異なりますが、薬を使わずに腰痛改善の効果があるのが最大の魅力です。

腰だけでなく、身体全体のバランスを診て腰痛の施術をする!腰痛にならないようにするために根本的改善を考えた治療を受けることができる

病院などの医療機関では、レントゲン検査、MRI検査といった優れた画像診断をもとに、腰痛の治療を行っています。優れた技術ではありますが、腰痛の場合、痛みのある腰しか検査することができません。

整骨院では、腰痛に対して『なぜ腰に痛みにが生じているのか?』を考えた上で、股関節や骨盤の動きなど、身体全体の状態を評価した上で治療を行います。

腰痛がなぜ生じているのかを根本的に考え、身体のどの部位に問題があり腰痛を引き起こしているのか理解しているからこそ、腰痛の根本的な原因を見つけることができます。また、腰の原因に対しても治療を受けることができるので腰痛が改善しやすのです。

なぜ腰痛になっているのか?患者様にわかりやすく説明!だから安心して治療が受けられる!

整骨院の先生は、腰痛を引き起こしている原因を股関節や骨盤の動き、関節の柔軟性、筋力などから評価し、『何が原因でどのように腰痛を引き起こしているのか』をわかりやすく患者様に説明してくれます。自分がなんで腰痛になってしまったのか、腰痛が長引いてしまっているのかを患者様も理解し、納得した上で治療を受けることができます。

整骨院にはそのような先生が多くいるからこそ、通院中に腰痛のことや、その他の身体の不調のことでも気軽に相談できるのが魅力です。

どのタイプの腰痛が整骨院で治せる?病院に行くべき腰痛の症状は?

結局、どの腰痛が整骨院で治すことができるのか?と疑問に感じる方も多いのでこちらの章では、整骨院で治した方がいい腰痛と、病院で治すべき腰痛に関して説明させていただきます。

実際に知らない方がほとんどですが『タイプ別の腰痛の症状』にある各腰痛は、皆さんの短にある接骨院や整骨院でも治療、回復が期待できる腰痛です。

  • ぎっくり腰などの急性腰痛
  • 腰やお尻に広がる腰痛
  • 筋肉のコリや硬さ、筋力低下によって生じる腰痛
  • 不良姿勢が原因で生じる腰痛
  • 股関節、骨盤の歪みによって生じる腰痛など

これらの腰痛のほとんどが『腰痛の約80%を占める原因不明の腰痛』です。お近くの整骨院や接骨院で十分対応できる腰痛なので、近所の整骨院の先生に気軽に相談してみてください。

次に、すぐにでも病院を受診すべき腰痛に関してご紹介します。代表的なものをピクアップさせていただくので参考にしてください。

こんな腰痛は早急に病院・整形外科で治療!その理由を説明!

原因が特定できる腰痛は、病院や整形外科で治療を!

急激な腰痛とそれに伴う下肢の痺れや痛み!腰部椎間板ヘルニアの疑い

ぎっくり腰のような急激な腰の痛みに伴い、下半身に痺れや痛みが生じた場合は早急に整形外科に行くようにしましょう。また、下肢の運動障害、排尿、排便の障害などがある場合も早急に整形外科を受診してください。

その理由としては、整骨院で対応できない症状のため、場合によっては下肢の障害や排尿や排便障害などの後遺症が残る可能性があるからです。

一般的に腰部椎間板ヘルニアは、早期に適切な治療を受けることで治る病気です。しかし、ごく稀に、上記のような症状を呈した腰部椎間板ヘルニアでは、治療を怠ったりすることで後遺症を残すリスクがあるので注意が必要です。

歩いていると腰痛と足に痺れが出る・・・腰部脊柱管狭窄症の疑い

腰を後ろに反った時や、歩いているうちに腰痛や下半身の痺れが悪化し、少し前屈みになると腰痛や痺れの症状が消失する症状が見られる場合は、腰部脊柱管狭窄症の疑いがあるので早めに病院や整形外科を受診してください。

腰部脊柱管狭窄症は高齢者に多く診られる疾患です。加齢に伴い、背骨の中の神経が通るトンネルが骨の変形や靱帯の変性などが原因で狭くなり、神経を圧迫することで痛みや痺れが生じます。

症状がひどい場合は、整骨院での対処が難しく、医師による投薬や理学療法、最悪の場合は手術が必要になることもあります。

安静にしているのに痛みが持続する腰痛、楽な姿勢のない腰痛・・・内科疾患や血管疾患の疑いあり!早急に病院に行きましょう!

安静にしても腰痛が軽減しない、腰痛が軽減する楽な姿勢がない腰痛、どんどん痛みが増強するなどの症状が見られる腰痛は、早急に病院で検査を受けてください!

その理由としては、内臓や血管の病気が元で腰痛が生じている可能性があるからです。命に関わる可能性があるので、早急に病院に行くようにしてください。

一般的な腰痛は、安静にしていれば徐々に痛みが緩和し、体勢を変える際に痛みが増強します。また、多くの場合、腰痛が軽減する楽な姿勢があります。しかし、内臓や血管などに病気がある場合は、楽な体勢もなく痛みがどんどん増強してきます。繰り返しになりますが、このような症状がある腰痛は、早急に病院に行き、医師による検査、治療が必要です。

整骨院の腰痛治療に健康保険は使えるの?

基本的には、健康保険を使った腰痛治療ができます。ただし、筋肉痛や疲労、コリ感といった症状には健康保険は使えません。

以下、整骨院で健康保険が使える腰痛の例をご紹介します。

  • ぎっくり腰など急な腰痛
  • 筋肉が引き伸ばされ腰が痛くなった
  • 腰を捻った後に腰が痛くなった
  • 前屈みになった際に腰痛になった
  • 寝起きで急に腰が痛くなったなど

上記のような腰痛の場合は、健康保険を使って腰痛の治療を受けることができます。長年の慢性腰痛、疲労性の腰痛などに関しては、保険適応外の治療にてご対応させていただくことができます。

健康保険の適応範囲がわからない・・・この腰痛の症状は保険が使えるのか?など腰痛以外の症状におきましても、健康保険を使って施術を受けられます。不明な点がございましたらお気軽にご相談ください!

執筆者:江東区大島サモーナスポーツ整骨院 院長 山田祐樹

院長 山田祐樹|江東区大島サモーナスポーツ整骨院江東区大島のサモーナスポーツ整骨院院長の山田です!当スポーツ整骨院では、痛みのある局所的な問題だけでなく、全身のバランスを整え、局所にかかる負担を軽減するアプローチから、怪我をしない身体作り、スポーツパフォーマンスアップまで包括的にサポートさせていただく事ができます。

江東区大島の地域の健康増進に貢献させていただきます!!

江東区大島サモーナスポーツ整骨院 
院長 山田祐樹(整骨院勤務 7年以上)

保有国家資格:

柔道整復師(https://www.zaijusei.com/index.html

鍼灸師(https://www.harikyu.or.jp/