スポーツで肘が痛くなった!
江東区大島サモーナスポーツ整骨院で出来る『肘の治療』
2020.09.22
テニス、ゴルフ、野球などいろんなスポーツでケガはつきものです。
しかし、スポーツのケガは、防ぐことが出来るケガ、防ぐことが出来ないケガがあります。
当然、突然誰かにタックルされたり、足を踏まれたりしたら防ぐことはできませんよね。
しかし、使い方の悪さによって生じるケガ、いわゆるスポーツ障害に関しては、身体の使い方によって痛みが発生するリスクは大幅に減少します。
今回は、その中でも当院に多くご来院されるテニス肘に関して、説明していきます。
テニス肘に関しては、使い過ぎで肘に負担がかかって痛みが出るといわれることが多いですが、使いすぎても痛くならない人もいます。
テニスで肘に痛みが出る人の多くが、全身の連動を使えずに、腕だけでボールを打ち返している人です。
では、なぜ腕だけでボールを打ち返すと肘に痛みが出るのでしょうか。
なぜ、テニスをしすぎても、肘が痛くなる人とならない人がいるのか?を今回は説明していきます。
1.テニス肘ってどんな症状?
名前の通り、テニスをしすぎて肘の外側にある外側上顆というでっぱり、もしくは外側上顆周囲に痛みが出るものをいいます。
必ずしも外側上顆だけに痛みが出るわけではないので要注意。
手の甲を上に向けて物をもと揚げたり、タオルをしぼったりする動作で、肘の外側から前腕にかけて痛みが広がります。
ほとんどの場合が動かしたときだけに痛みが生じ、安静にしていれば痛みを感じないことが多いです。
中年以降のテニス愛好家もしくはテニス初心者に多くみられる症状です。
通常、加齢や使い過ぎによる腱の変性によって起こります。しかし、明確に病態や原因はわかっていません。
主に、肘の外側にあるでっぱり外側上顆に付着している筋肉の障害で生じるといわれています。
2.テニス肘に関わる筋肉
・長橈側手根伸筋:手首を伸ばす働き
・短橈側手根伸筋:手首を伸ばす働き
・総指伸筋:指を伸ばす働き
ざっくり症状を説明しましたが、多くの場合は身体の使い方がうまくない方が発症すると言われています。
3・テニス肘の方に見られる特徴
先述したようにテニス肘になる方の多くは、身体の使い方に無理があるので、結果として『肘だけ』にストレスが加わりテニス肘を発症します。
ここでは、テニスが上手とか下手とかに関しては別の話です。
身体は前肢の連動で動いているので、その連動性がなくなった際は腕だけでラケットを振ることになります。
股関節、体幹、背骨、肩甲骨、肩関節といったように、様々な関節や働いた結果スウィング動作が完成します。
なので、股関節が硬かったり、猫背で背骨が動かしにくかったりすると、テニスの時に必要な運動連鎖が失われます。
なので、テニス肘と姿勢不良、猫背、股関節の硬さは密接に関わってきます。
4・テニス肘の治療
主に、付着している筋肉の緊張を緩和させたり、日常生活ではサポータしたり、なるべく痛めた部分を使わないようにすることです。
整形外科では、ステロイドの注射をすることもあります。
しかし、上記のことを徹底しても中々よくならないのがテニス肘です。
意外な部分が関係していることもあるので、しっかりと全身の動きや、過去の既往を確認したうえで治療をすることをお勧めします。
5・テニス肘に関わる意外な部分ってどこ?
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、中々よくならないテニス肘に関しては『首』に問題があることが多いです。
絶対とは言えませんが、腕の筋肉とか感覚を支配している神経は首から分岐しているので、首に何かしらの問題を抱えているとテニス肘の痛みが引きにくいことがあります。
多くの方が、首にアプローチをしただけで、テニス肘による肘の痛みが軽減しています。
6・テニス肘まとめ
テニス肘だけではなく、肘に痛みがあるからと言って、肘だけに問題があるわけではありません。
しっかりと全身のバランス、使い方を整えることで痛み改善、予防につながります!!
パーソナルトレーニングジムSAMONA
東京都江東区大島6-9-12 アプツ大島1階
YouTubeチャンネルで身体に関する動画を発信しています。
チャンネル登録お願いします!!必ず皆さんの生活に役立ちます。
facebook
-
twitter