ぎっくり腰!万が一ぎっくり腰になってしまった場合の対処方法!
2020.09.17
ぎっくり腰の患者さんは数多く、サモーナスポーツ整骨院にご来院されます。
ぎっくり腰はいくらトレーニングをしていても、日ごろケアをしていても、不意に襲い掛かってきます。
運動不足の人がなりやすいか?というかとそうでもなく、とても健康的に過ごされている方もぎっくり腰になり、ご来院されることは多々あります。
歯がゆいですが防ぎようのない急性の腰痛です。
【目次】
1.ぎっくり腰になるタイミング
重いものを持った時?
無理な体制で動いたとき?
腰を勢いよく捻ったとき?
いかにも腰痛になりそうな動きをしたときは意外にも、ぎっくり腰にはなりません。
多くの場合は、不用意に身体を動かしたときに、腰が抜けた感覚になり立てなくなったり、何か違和感がひどくなりなど、それが徐々に悪化していき次第に立っていられなくなる場合と、大きくは2パターンぐらいに分けられます。
2.知っておきたい!ぎっくり腰のパターン
・急激に立てなくなるぎっくり腰
・徐々に立てなくなるぎっくり腰
ただ結論から言うと、どちらのぎっくり腰も発症するとかなり辛いです。
経験からいうと、ぎっくり腰になると安静にしてしまう方が多いのですが、多くの場合は『安静にすることで悪化します』
さらに、ぎっくり腰になり安静にしてしまうことで、腰痛が慢性化したり、痛みの解消が遅延したりと良いことはありません。
腰椎が骨折しない限りは、痛みを感じ回範囲で少しでも多く股関節を動かしたり、呼吸を意識して体幹の機能を活性化した方が予後は良好です。
2-1.ぎっくり腰になってしまった時の注意事項
・安静にしすぎない
・腰に痛みを感じない範囲で、股関節などをしっかり動かす
・呼吸で体幹を活性化する
・安静にしすぎると治りが遅くなるだけでなく、慢性化する
ついつい、ぎっくり腰になると安静にしすぎてしまう傾向があるので気を付けましょう!
無理のない範囲で動いた方が良いですよ。
あと、コルセットを巻きすぎると腰を安定させる筋肉がその日のうちから委縮(弱くなる)してしまうので要注意です。
3.ぎっくり腰は繰り返す?
明確なデータはエビデンスはありませんが、サモーナスポーツ整骨院にぎっくり腰で初めてご来院される方は、毎年もしくは数年単位でぎっくり腰を繰り返している方が多いです。
なので何かしら共通して、ぎっくり腰を引き起こしている原因があるのではないかと考えています。
しかし、エビデンスが取れるレベルでのデータはないのであくまでも考察レベルのお話になります。
4.ぎっくり腰になる人に共通していること
運動不足?
柔軟性の低下?
疲労?
いづれにしても答えは『NO』です。
意外にも柔軟性に関しては比較的高いどころか、柔軟性が高い人もいます。
もちろん柔軟性が低い人もいます。
正直難しいです。
しかし、よく動作を観察していると、前屈はやたら軟らかいのに、腰を反る動作が硬い。
また、その逆のパターンもあることが多いです。
柔軟性のアンバランスです。
特に反る動作に関しては、本人の自覚として『柔軟性が低下している』という認識が低く、可動域が出ていると思っている方が多いです。
反った際に、代償動作として膝が曲がっている方に関しては、骨盤や脊柱、体幹の機能に何かしら問題があり腰痛を引き起こしている可能性があります。
もちろん受賞した患部の処置も必要ですが、ぎっくり腰の場合、患部以外にアプローチをした方が治療成績はいいです。
受傷直後から患部にアプローチしすぎると悪化することが多々あります。
腰を揉んでほしい気持ちはわかりますが、悪化する可能性が高いので注意しましょう。
5.ぎっくり腰は予防できるの?
正直言ってぎっくり腰の予防は難しいです。
どんなに身体に気を付けていてもぎっくり腰になるときはなります。
逆もあります。
全く身体に気を使っていない方でも、ぎっくり腰を一度も経験したことがない方も多いです。
そもそもぎっくり腰の定義自体が曖昧なので難しいところですが・・・
しかし、ぎっくり腰で来院された方の多くに、インナーマッスルのトレーニングを推奨したところ、あくまでも患者様の感覚ですが、『ぎっくり腰になりそうになっても、ならなくなった』という言葉が出てくるようになりました。
ただし完全に予防できるというわけではないので、長期的にどのような変化が出てくるのかしっかりと観察していく必要があります。
6.ぎっくり腰のまとめ
ぎっくり腰は、不意になるものなので完全に防ぐことはできません。
しかし、防ぐことが出来る可能性は感じるので、これからも経過を報告させていただきます。
パーソナルトレーニングジムSAMONA
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