猫背だと腰痛になる?姿勢不良と腰痛の関係
2019.03.22
情報に影響されやすい性格なので立ってブログを書くことにしています。
確かに心なしか体が楽な気がします。笑
ずっと立っているのは辛いですけど・・・座っていることの悪影響を考えたらいける!!!と思いましたが、なんでも極端にやるのはよくないのでほどほどにします。
近年スマートフォンの普及により、猫背が増えています。
前かがみになっている状態が続くことで背骨が本来持っている弯曲を失ってしまします。
本来の機能といっても個人差はあるので何とも言えませんが、全力で背中を丸めて体を動かすと動かしにくさを体感できるので試してみてください。
姿勢不良になると腰痛や各種痛みが誘発されるという話をよく聞きます。
今回は、姿勢不良の代表格『猫背』と腰痛の関係について紹介します。
1 猫背ってどんな状態なの?
猫背とは、背中が後ろに突出するように曲がり、首が前に出た状態、脊柱後弯症、円背のことを一般的には示しています。
一般的に脊柱は、頸椎‐前弯、胸椎‐後湾、腰椎‐前腕、といったようにサスペンションのようになっています。
背骨は横から見るとS字になっておりこれを生理的弯曲と呼んでいます。
この生理的弯曲を失ってしまった状態を猫背と呼んでいます。
猫背などの姿勢不良は、コアの機能の低下、骨盤のコントールがうまくできないなど運動不足が関わっているといわれています。
もちろん運動不足以外にも猫背になる原因はたくさんあります。
2 運動不足以外の猫背の原因
しっかり運動していても猫背の人はたくさんいます。
なので、絶対に運動不足だから猫背になるというわけではありません。
しかし、運動不足と猫背は大いに関係があります。
運動不足以外の猫背の原因を紹介します。
胸の筋肉が過剰に緊張することで肩が前にひっぱられてしまう
長時間のデスクワークなど、前かがみになる時間が長時間続くと胸の筋肉が短縮します。
大胸筋や小胸筋によって肩や肩甲骨の位置に異常をきたすことで猫背になります。
近年、スマートフォンの普及により1日に何時間もスマホをいじっている方が急増しています。
スマートフォン症候群という病気まで出ているぐらいです。
異常事態だと思います。
胸をしっかり開いた状態でスマートフォンやデスクワークをしている人は少ないと思います。
多くの方が前かがみになって首が前に出て、肩が前に出ている状態で作業しているのではないでしょうか。
その状態が何時間、何日、何年と続き、大胸筋や小胸筋が短縮してロックすることで猫背が完成します。
ちなみに30分同じ姿勢でいると筋肉が短縮した状態でロックするといわれています。
こまめに立ち上がってストレッチすることで予防することができます。
腹筋や大胸筋しか鍛えない人も猫背になるリスクあります!!!笑
3 背骨の可動域の低下によって猫背になる
背骨の動きが低下することで、背骨に付着している筋肉も硬くなってしまいます。
また、肋骨は背骨とくっついているため、結果として肩甲骨の動きにも悪影響を与えてしまいます。
日常生活で運動する機会が少なく、特に長時間にわたって同一姿勢を取ることが多い方は意識して背骨をいろいろな方向に動かす必要があります。
丸めたり、反ったり、捻ったり30分に1回はやることをおすすめします。
また、猫背になることでさらに背骨の可動域が低下するので悪循環です。
呼吸機能の低下、内臓機能の低下、コアの機能の低下などを招くので予防できることは日ごろからセルフケアしましょう。
4 猫背になりやすくなる生活習慣
◆ 椅子に座るとき浅く座る
◆1日中座ってデスクワークなのにセルフケアをしない
◆とにかくスマートフォンをいじるのが好き
【椅子に浅く座ると猫背になる?】
椅子に浅く座ることで骨盤が後ろの倒れてしまいます。
結果として背中が丸くなり猫背になります。
意識の高い方は、浅く座っても骨盤をしっかりたてて、背骨の弯曲を保ったままでいられますがなかなか難しいことです。
体幹の筋力がしっかりしている方は、浅く座っても骨盤を立てて座れますが、筋力が不足している場合は無理に骨盤を立てて痛みが発生することがあるので気をつけて下さい。
深く椅子に座って背もたれを利用することで骨盤を立てやすくなるので試してください。
【1日中デスクワークしているのにセルフケアをしない】
先ほど記載したように長時間デスクワークをしていると、大胸筋や小胸筋が30分ほどで短縮して硬くなります。
こまめにストレッチをしないと肩が前に出て、肩甲骨も前に出て猫背を完成させてしまいます。
30分に1回は厳しいかもしれませんが、時間が空けばすぐにストレッチをすることで猫背を予防できます。
【スマートフォンをいじる時間が長いと猫背になる】
気が付けばスマートフォンをいじっている方も多いのではないでしょうか。
胸を開いて顎を引いて、背骨の弯曲を保ったままいじっている方はほとんどいないと思います。
あたり一面でスマホをいじっている方をみかけます。
みんなうつむいて、首を前に出して背中が丸まっています。
いつ自分のその姿に気付いて、修正をかけられるかが勝負です。
スマートフォンをいじっているときの自分の姿勢を確認してみてください。
おそらく背中が丸まっていると思います。
5 猫背と腰痛ってどんな関係があるの?
ようやく猫背と腰痛の関係までたどり着きました。
猫背でも腰痛が全くない人もたくさんいます!!
猫背すべてが関係あるわけではありません。
しかし、猫背になると腰痛を発症するリスクは高まります。
腰痛以外にも肩こり、緊張性頭痛、基礎代謝低下など様々な悪影響を与えます。
また、猫背になることで呼吸の機能が低下します。
猫背のため横隔膜の動きが悪くなり、腹圧が高めにくくなります。
結果として腰骨(腰椎)に不安定感が生じ腰痛になることがあります。
また、猫背になることで背骨に付着している筋肉が硬くなり痛みが発生することも多々あります。
全てが関連しているわけではないですが、関係することも多いので猫背にならないように日ごろからのケアが大切です。
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